桜井市粟殿(おうどの)墓地に立つ石仏さん達。
山之辺の道始点、大和川(初瀬川)の畔りに建つ「仏教伝来の地」からほど近い、「極楽寺」脇の粟殿(おうどの)墓地入口左側に三体の石仏が並び立って居る。
反花座基台の上に立つ中型の来迎印を結ぶ阿弥陀如来立像・・・、人間臭い顔つきで桃山時代の天正年代銘を持つ。
こちら特徴のある切れ長、キツネ目を持つ阿弥陀如来立像。
光背上部は大きく欠落、やっぱり人差し指を大きく曲げての来迎印、天正二年の銘が見え此方も桃山期の造立。
ちょっと頭でっかち、駄々っ子の様な顔つきの定形地蔵菩薩立像・・・・、永禄銘が見え室町後期の造立。
他に色々有る様ですが、撮り忘れ、近くを通った時にでも、再度訪れたいと思って居ます。
撮影2012.1.13