室生寺の奥、上田口旧伊勢本街道脇に有る不動明王磨崖仏。
この前の道、県道28号線を駆け抜ける度、気になっていた御堂が有り、期待半分訪ねて来た。
ここは室生寺から東吉野村方面へ県道28号線で約10分、旧伊勢本街道「上田口」より黒岩への入口に当たる。
本来は伊勢本街道脇、斜面よりに突き出した岩塊に刻まれたものでしょうが・・・・現在小さいながら立派な覆堂が懸けられ安置された状態になって居り、その背後には立派な大杉が聳えて居ます。
不動明王磨崖仏は四角い岩塊の表面に、像高約1mのレリーフ調線彫り、右手に利剣、左手に索条、眉毛を釣り上げた忿怒相にはなっていますが、いかにも写実さの足りない単純なものに成っています。
下部は殆ど見えませんが立像のようで、弘法大師の作とも伝えられて居ますが、全く信用するに足りなさそうな像容です。
しかし付近の景観には捨てがたいものが有ります。
撮影2012.4.29
でも磨崖には違いなかったけどね。
いよいよ春・・・たいちゃんはちょっと出づらいですね
>駆け抜ける度、気になっていた御堂が有り・・・
こう言うのって、しょっちゅう有りますよね~
めんどくさがらずに一度は覘いてみないとダメですね。