普段は鍵がしっかり掛る無住寺?地域の人たちがお守するお堂のため普段拝観するのは何かと面倒。
8月20日の土曜日、地蔵盆が真近の週末連休、石仏だから地蔵盆にはお祀りをするため、準備で人がいるんじゃないかと思いめぐらし立ち寄ってみた。
思いは見事に的中、おもわず寄り合っていた地域の人たちにグッドタイミングだったんですね、石仏さんを拝観させてくださいとお願いした。
勿論気安く拝観させてもらい、写真も真近まで近づき、供台も移動して撮影させて戴いた・・・・、感謝感謝。
琵琶湖東岸沿いを瀬田川から近江八幡、彦根方面に延びる湖岸道路、その風光明媚な快適道が湖岸緑地に道を挟んで対面する山田漁港、その背後に有る上山田集落の鎮守「若宮神社」に並んで薬師院という無住の民家かと思うような黄檗宗の寺がある。
本堂の簡素な須弥壇には本尊としてこの薬師石仏が祀られています。
やっぱり供台がどうしてもじゃまになります。
ちょっと失礼、供台を除けて正面から・・・・高さ約1m、幅90cmの舟形に造った花崗岩
像高65cmの薬師如来坐像が厚肉彫りで刻み出されています。
蓮華座は須弥壇で隠れてる部分も多いが大きく張りが有る・・・・
左手は膝の上で薬壷を持ち、右手は胸で大きく開く施無畏印・・・・、薬師の定形。
大らかでどこか人間くさい顔様、体躯の肉付きも豊満で大きく膝を組み、銘は認められないものの鎌倉期の像立。
詳しくはこの掲示板から・・・・・・(花崗岩の掲示板で見づらいのでかなり加工しました)
撮影2011.8.20
供台も移動できて、薬師さんの全体が良く判ります。
立派な薬師さんですね~。
貴重な物を見せて貰いました。有り難うございます。
前からみたいみたいと思っていたので数少ない
チャンスを生かせて・・・・。
近江もまだまだいろいろ有りそうですよ。
しかし資料が少なすぎ・・・。