愛しきものたち

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四條畷市 新池の阿弥陀三体笠塔婆/他

2013年09月23日 | 石仏:大阪

今までに見たことも無いような珍らしい笠塔婆が四條畷、新池そばの辻に置かれて居る。

新池は、寝屋川市との境界に近い新興住宅街に囲まれた農業溜池、その脇に有る工場のブロック塀にもたれる様にして祀られて居る。

この石仏は近くの小川改修工事の際、川底から見つかり、この場所に置かれた様です。

ちょっと上から覗けばキノコお化けか?寸足らずのペンシルロケット・・・・。

総高約70cm、幅約30cm、角柱部の三面に蓮座に座する定印の阿弥陀如来。

殆ど同形、同寸法、風化摩耗もかなり進んで居ますが室町期の造立か??

塀側の一面は隙間が狭くて覗く事さえ出来ません。

隣には阿弥陀と地蔵の双仏石。

少し離れた新池堤下には「讃良(さら)石仏」と呼ばれる阿弥陀坐像石仏。

昭和40年代後半、讃良川、新池改修の際に出土、工事の際に上部が欠損した様です。 

因に左手の石仏は最近造られた現代石仏。

撮影2012.2.12