いよいよ南山でも一番石仏が集中しているという三稜谷に沿って登る南山登山の始まりです。
この日は前日にホテルで手配して貰った登山案内も兼ねた個人タクシーを一日借りきりました。
とにかく一日込々の120000ウオン、日本円では10000円強、それが安いか高いかは解らないけれど、広くて谷筋の多い南山、ハングルの解らない夫婦2人では覚束無いと思った。
お互い片言の日本語と片言のハングル、行き違いも少しは有ったけどまあこんなもんだと・・・、次回は少しハングル勉強しようかな???。
,南山三稜谷の登山道始まり辺りは素晴らしい松林が広がり、土曜日で天気も良いせいか、ハイカーも多く見かけた。
最初に出会った三陵谷如来石仏坐像です。
1964年8月に東国大学の学生たちにより、現在地約30m南側の地中で仏頭がない状態で発見されたと云うことで、まだ探せば仏頭が出てくるかも??
次に出会った磨崖観音石仏、このまま日本で出逢っても何の違和感もないほど・・。
口元には少々紅が残っている様にも・・・。
ここまではらくらくハイキング。
小さな山の様に見える大岩の表面二箇所にそれぞれ三尊仏が線刻されていて圧巻の大きさ。
前方の岩には中尊の如来と立ち姿の二体の菩薩。
奥の岩には坐像の三尊仏,あわせて線刻六尊仏と呼ばれているようです。
ここまで歩き始めて約45分、登り約半分。
次に見えたのはこの石仏坐像、殆丸彫りに近く、大きな光背を背負った如来型石仏で
統一新羅時代の8世紀後半から9世紀前半に作られたものだと考えられています。
ここまで前半としてUP.続きは又後ほど。
撮影2010.10.17