奈良橿原橿原神宮前から三重県松阪へと延びる国道165号線を初背方面向かって車を走らせていると、道路の左手の神社に勧請縄が掛けられているのが目にとまった。
ここは桜井市脇本、わき道を左折すると朝倉小学校脇に出てそれをまた左折、神社の脇の空き地に車を置いて先ほど見た縄の前に出る。
この神社の前の通りは伊勢街道、神社は脇本の春日神社で、近くの田圃から「脇本東遺跡」が出土し、5世紀後半~6世紀初頭の宮殿跡、第21代雄略天皇「泊瀬朝倉宮跡」と推定される由緒ある土地のようです。
伊勢街道にを前にして立つ、境内入り口の二本の杉の木の間にこの勧請縄が掛けられている。
縄の正面中央に藁胴を作りその上に3本の御幣をつけた篠竹を刺し、両脇に松の小枝と御幣をつけた
下げ飾りが2個づつ、その脇が藁筒、そしてまた2個づつの下げ飾り。
造形的にはかなり整った勧請縄のように感じがします。
なにやら洗練されすぎてるという感じもしますが??。
撮影2008.1.26