桜井市の三輪大社の南東側すぐ近くにある薬師堂と呼ばれるあたりの古社です。
境内には、薬師堂と呼ばれる仏堂が在って薬師如来と十二神将が祭られているという。
小さい境内の小さな拝殿左前にある巨大な老ケヤキの幹から境内右端の大ケヤキの幹までに、この勧請縄が掛けられている。
拝殿前、中央部分の縄の上に三本の御幣が掲げられ、その下方の小縄には松の小枝が縛られている。
途中、若い小さな木を跨ぎ、右端の大ケヤキの老木の間にも同じように3対の御幣と小縄がつけられている。
古びた小さな社に、巨大な2本の老ケヤキ、それをつなぐ見事な勧請縄、小さな境内の絵になる風情です。
このあたり何があっても不思議な気のしないところです。
撮影2008.1.26