Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

多少の揺れは想定内

2014-06-28 | 生活
二十年ぶりかで体重を量った。前回の計測値は忘れたが、あの当時は94KGに迫っていた。基礎体重は74KGであることは知っているので、そこからどれほど落ちているかが興味のあるところだった。

購入した体重計に乗ってみて驚いた。74KGであった。全く減少していなかった。なるほど小水後などにはそれ相当400Gほど減るが、最近のほっそりした顔や脂肪の落ち方から、60KG台を予想していたのである。その後、ボールダーリングして腹が減ってくるとなぜか72.5KGまでに落ちていた。しかし食事後にはそれ相当に74KGを超えていた。

要するに、脂肪は減ったが筋肉が増強されたために体重は一切減少していないということである。また、一っ走りして排泄後には72.3KGまで減少していたので、基礎体重の上下1.8KGほどの揺れがあるという調子である。

上下3KG以上の変動は運動の場合に可也大きな影響を与えるので、出来る限り体重を落として運動しているのは当然の帰結であり、感覚的に行っていたことが正しいことを示している。

自身の体重に興味を持ったのは、なによりもこの夏の寒さなのだが、その体重を見るからに全く痩せすぎということもない様である。兎に角、この夏は例年に無く寒い冷夏である。朝晩はなかなか摂氏20度を越えないので薄着をしているとどうしても震えてしまうのである。

夏至を過ぎた。これからは日一日一日陽が短くなっていく。通常ならば大気中の暖気がゆっくりと動いて、まだ一月ほどは暑さを増していくのであるが、既に今の時点で朝晩は冷え冷えとしており窓を閉め切って生活している按配なので、到底本格的な熱気は訪れないに違いない。とても過ごしやすい夏なのである。

葡萄の生育は、この後の気象によるところが大きいが、陽射しは十分にあるので、秋さえ乾いた日々が続けば、2004年や2001年並の素晴らしい年度になる可能性もある。

2013年産は、2001年に匹敵する素晴らしい年度となった。ザールなどの一部では健康な葡萄の収穫が困難で、収穫量を落とすばかりでなく限られたワインしか醸造できなかった。ファンフォルクセム醸造所においても、健康な葡萄が必要な辛口の醸造を一部断念して、貴腐化してしまった葡萄から甘口として出荷する。だからお試しパケットを発注した。そこに含まれているアルテレーベンを試せば、残り二種のグランクリュも十分に理解できるだろう。要するに下位のワインは購入を断念したのである。

同じように、2012年は健康的な貴腐の付いていない葡萄を収穫できたナーへのシェーンレーバ醸造所は、2013年は苦労して辛口を収穫したようである。どれほど健康な葡萄を収穫できたかは最終的に試してみなければ分らないが、収穫量の少ない中からグーツリースリングを発注した。こちらは、「殆どの辛口ワインは貴腐から護れた」と書いているように、その例年とても安定したグーツリースリングとともに可也期待出来る生産年となったようである。



参照:
シエスタの理想から遠のく 2014-06-23 | 生活
積極的に加速し続ける合理 2013-01-03 | アウトドーア・環境
弾けた太鼓腹の皮の行方 2009-06-05 | 生活

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