Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ナイトガウンも必要に

2020-09-28 | 生活
ベルリンからのデジタルコンサートホールを聴いた。聴いたというのは、アーカイヴになったものは生放送よりもオーディオ品質が上がると知ったからだ。320kBit/sが出ているのはアーカイヴだけで画像も4Kとなっている。しかし生は256kBit/sしか出ていない。確かにアーカイヴになって音質はよくなった。

先日のベルリンのムジークフェストでのアルバンベルクの「ある天使の為に」の演奏があまりに良かったので何回か鳴らしている。初日のラディオ放送も悪くはなかったのだが、こうして三日目の演奏がアーカイヴになると圧巻だ。

この演奏が他所で聴けそうにもないので出かけなかったのは残念に思っている。元々のプログラムもスークの曲が組み合わされていて、コロナ禍が無ければ旅行を計画していたかもしれない。来年以降もベルリンに出かけるとしたらこの期間中になるだろうかと考える。そう言えば最初の訪問も86年のその時だった。

兎に角いい音で聴かされるとこれは我慢出来ない。今回これらの生中継のアーカイヴからSACD化*されたキリル・ペトレンコ指揮のボックスが出る。予想通り五枚組で、ブルーレイが二枚ついている。一枚はオーディオで一枚は映像だ。24 bit/96kHzオーディオだが、サイトからハイレゾ24bit/192kHz を落とせるのは、前回の「悲愴」の場合と同じである。これは矢張り価値がある。

内容自体は、ベートヴェンの七番交響曲の2018年のオープニングコンサート、九番の2019年の就任披露演奏会、チャイコフスキー五番の2019年3月の定期演奏会、六番は2017年3月の定期の既出、フランツシュミットの四番の2018年4月13日定期、ルディシュテファンの2012年12月の定期からの演奏である。

装丁もローゼマリー・トロッケル関与で興味深い。価格は予想通り69ユーロで、こうしたライヴ演奏と録音にしては安くはないのだが、10ユーロ相当のDCHの一週間券付いて来るので、実質的には59ユーロと送料になり、悪くはない。コロナ禍で発送が遅れるとあるが、在庫があるうちは発注すれば来週中には着くだろうか。

陽が射し込まないと室内でも寒い。上に羽織っているが一気に長袖となりそうだ。月曜日の早朝は摂氏4度まで下がる。長袖のパジャマは先週から着ている。ナイトガウンも必要になって来た。

隣の棟の爺さんが死んでからその辺りにハトが寄るようになった。人気が無いのを察するのだろう。こちらもツガイの様子を見ながら放置しておいたから寄るようになってしまった。風よけが出来ていいのだろう。しかしハト被害が起きそうなので、気が付いたら小まめに追い払うようにしている。それでもツガイそうなのだけは戻ってきたがる。これで冬場は他所に行ってくれると助かる。


訂正:SACDと思っていたのはあまりに良過ぎるハイレゾマスターCDだった。


参照:
テーブル予約をする 2020-06-18 | 生活
本物の一期一会の記録 2019-05-13 | マスメディア批評


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 千人収容の夢物語 | トップ | 天使が下りてくる歌劇 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿