Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

オバマ候補が演説する所

2008-07-12 | 歴史・時事
オバマ候補がブランデンブルク門で演説をしたいと申し出た。それに対してのベルリンでの反応は様々であると書いてある。

メルケル首相の擁する首相府は、ワシントンへの配慮からまだ民主党の正式候補でないオバマへの扱いを検討していて、懐疑的としている。オバマ陣営は、ドイツ側の意向を重視したいしているらしいが、ヒラリーに勝利後の初の外遊での外交能力を示したいのは当然である。

SPDのシュタインマイヤー外相の率いる外務省は、オバマ候補の汎大西洋構想の中での訪問地としての重要度を配慮すべきと主張している。また地元ベルリン市長ヴォヴェライトは、受け入れ主体として首相府の意向をも無視したいばかりか、「メルケルは、洞爺湖でブッシュから忠告を受けて、自らを政治道具化しかねない」として首相府を非難した。

オバマ人気はその人権感覚や民主的政治姿勢からして、ドイツでのゴルバチョフ以上に人気が出る素地があり、今回もどのような形にしても成功は予想されるが、反面ケリー候補の本国で空洞化したフランスでの人気のように、ドイツのオバマ候補となる危険性も危惧される。

いずれにしても、早い内にワイン街道にやってきて、ハムバッハー城での演説を期待したいものである。

J・F・ケネディーは、Ich bin ein Berlinerと伝説的名言を残したが、オバマ氏は?



参照:
投資家の手に落ちる報道 [ マスメディア批評 ] / 2007-06-01
Change! Yes, we can! [ マスメディア批評 ] / 2008-01-27
希望へ誘うオバマ候補 [ 雑感 ] / 2008-01-15
賢明で理知的なもの?! [ 歴史・時事 ] / 2005-02-25
誤りの自覚と認識 [ マスメディア批評 ] / 2008-06-29
Kennedy - I am a Berliner - Ich Bin Ein Berliner (YouTube)
オバマ・イベント、新市民の選挙登録活動 (虹コンのサウダージ日記)
『政治』 ジャンルのランキング
コメント (2)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 腹筋を鍛える夕方の運動 | トップ | 外人への機会均等違反 »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
大転換のシンボル (ヘルメス)
2008-07-14 06:51:44
なるほど、それは初耳です。ブランデンブルク門は、ケネディーやレーガンの演説を思い起こします。しかし、ケネディーの演説は今見ても、すごいですね。まさに白黒テレビ時代のもっとも偉大な大統領だったと思います。

オバマの姉がドイツに留学していたと聞きました。通訳は姉が担当するんでしょうか?ハムバッハ城も民主化のシンボルですからね。オバマには伝説を築いてほしいです。

そうしてみると、ドイツは歴史的大転換の中心に位置してるんですね。
螺旋状の上昇を可能にする変革 (pfaelzerwein)
2008-07-14 14:54:31
オバマの姉がドイツに留学ですか、初耳です。

JFK、レーガンの時代と並んで、今のベルリンが直面している問題は多文化の統合だと思うのですが、同時にその基本となる人権・自由感覚は米国の後押しの中で連邦共和国の理念が到達した領域であり、EUの基本理念に重なっています。

ブッシュ政権が無視したのはまさにその点であったので、「見に来い」とは今度はホワイトハウスの住人に言わないといけない。

環大西洋の今後はその関係修復にあると同時に、螺旋状の上昇を可能にする変革の契機となるような政治でなければいけません。

それにしても民主党のマッケイン批判の鉾はなかなか鋭いですね。

コメントを投稿

歴史・時事」カテゴリの最新記事