Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

2015年度暖房費をチェック

2016-06-30 | 歴史・時事
フランスのヴァルス首相は、英国離脱を受けてTTIP交渉は中止すると語った。「EUの利益に配慮しないものは提携されない」と、現在進行中で年末までに終えられるべき交渉は誤った方向に進んでおり、締結されることはないとした。EUはハードに貫くという教訓らしい。これで先進国では、合衆国もヒラリー大統領誕生以外には成立不可で、これを推し進めようとしているのは日本の傀儡政治家と官僚組織のみになったようである。

日本の選挙に合わせてネットにあった政党との相性テストを試してみた。記憶では前回はみんなの党であったが、今回は90%の同意で日本共産党だった。個人的にはなんら思想信条に変わりは無い筈で、自由主義者に違いない。それでもこの結果には驚くと同時に、如何に日本の政界がおかしな公約をしているかということになるのだろう ― 如何に二大政党制とかいうようなものには到底遠いかが分かる。

昨年度の光熱費をチェックした。暖房代は引き続き縮小しているが、ここニ三年は微減である。つまり冬籠り体制をとるようになって、半分に減少して以降の傾向は変わらない。今年の冬は暖かったので、その分このままいけば今年の暮れまでは暖房費は下げれる可能性がある。バスのヒーターを使わないことにした効果はそれほど出ていないのは何故だろうか?それでもお湯の消費量は引き続き落ちていっている。風呂桶にお湯を張る消費が大きいかもしれないが、蛇口やシャワーなどの温度を上げ過ぎないことも重要かもしれない。今後はもう少し温度を下げるように工夫してみよう。

そして今年増えていて驚かされたのが水の使用量である。理由は分からないが、シャワーを流しながら温度の調整などをする無駄が多かったかもしれない。もしかすると、お湯を節約するために水を合わせる量を増やしたからだろうか。そういう意味では交換したシャワーのノズルの圧力が強くなったので、湯水とももう少し元栓でヴァルヴを閉めて置いた方が無駄が出ないかもしれない。しかし最大の問題は便器を流した時に、シャワーのお湯の温度が上がるので、水をより多く供給しつつ、お湯をもう少し絞るべきだろうか。なんといってもお湯は水よりも明らかに高価である。

そうすることで、他で水を使っていてもそれほど熱くないシャワーを出せて、水を止めるとシャワーが温くなるようになる。そこで必要ならばお湯の混ぜ方を手元で増やせば最も倹約が出来るだろうか。要するにシャワーに関しては水の圧力がお湯の圧力に負けそうになることがあって、もとで絞り過ぎていたのかもしれない。

兎に角、無駄に湯水を使わないことが肝心である。台所仕事しながら皿洗い機導入を考えることが最近もあった。特に最近洗いものが増えている訳ではないのだが、なぜか水を使い過ぎている感じがする。この間に洗い場に壊れた水切り器をバケツ代わりに使っているのだが、あまり効果を出しているような気がしない。皿は洗わなくても野菜の泥落としなどにはどうしても豊富な水が必要だ。それでも最近は以前ほどには洗い残しの洗剤の水流しにあまり拘らないように努力している。勿論洗剤があまりに残り過ぎるようになれば、健康に悪い。

健康が一番である。歯の調子はどんどん良くなったが、引き続き服用しようと思っていた抗生物質が手元にはもう残っていなかった。もう一種類も最初の投与の半量しかない。これは駄目だと思ったが、今のところはぶり返してはいない。このまま回復してくれれば、それでいうことが無い。



参照:
ネット相性診断を試す 2014-12-08 | 生活
公約相性度試験で遊ぶ  2009-08-23 | 歴史・時事
初めて暖房をいれる北半球 2016-04-28 | 雑感
窓拭き終わり暖かくなった 2015-10-29 | 生活
スキャンダラスでないお話し 2015-10-15 | マスメディア批評
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石鹸を長持ちさせる方法

2016-06-29 | テクニック
沢沿いに走った節に再び水が流れていた。都合片道三回ほど流れを渡らなければいけなかった。先週は一度乾いていたので、その後の天候を想い返す。俄雨は確かにあったのだが、それほどの雨量があったのかどうか疑問である。考えられるのは既に飽和状態になっているということだろうか。そのこと自体は植生にとっても決して悪いことではない。

マニキュア落としを発注した。マニキュアはしていないが、汚れ落としは頻繁に使っている。今まではブラウンの髭剃りのクリーナー液を使っていたのだが、壊れたクリーナーの残り液体で、残量も少なくなり、中の汚れが凝縮してき出していた。その辺りのリモコンの清掃ぐらいならば構わないが、流石にこれを使って精密機器類を清掃するには使えないと感じるようになった。そこでアルコール系のものを探してみた。

理想的にはピュアーなエチルアルコールが何かと役になって、人畜無害なのでよいのだが、流石に価格が張り過ぎる。そこでベンジン系とか色々とネットで探し行き当たったのが、イソプロパノールである。これならば製品の清掃には印字が落ちるなどして強過ぎるかもしれないが、金属部のグリース落としにはとてもよさそうである。

もう一度グリースを落として、そこに新たに塗るグリースも探した。現在使っているものは若干粘度が高めでスピンドルなど回転部分には少し厳しそうであり、先日購入した普通の機械油では足りないので、その中間らしき高速回転部に都合のよいグリースを見つけた。クラス2で液体と固いグリースとの中間ぐらいになるが高速回転向きであるから分速33.3回転ぐらいには丁度ではないのだろうか?

レコードプレーヤーの最大の問題点は気温が高くモーターが温まり過ぎると回転機構からの雑音が増えて、SN比を悪くしてしまうことである。そのように若干モーターへの負荷が掛かり過ぎるのは回転させるターンテーブルの回転が少しばかり必要以上にトルクが掛かっているのではないかと感じたからである。グリースを塗り替えてみないと分からないが、軟膏状とあるので少なくとも今まで使っているものよりは粘度が低いと思っている。色も少し黄色味が掛かった程度で比較的透明らしい。

それで思い出したのが先日シャワーセットに設置した石鹸置きの効用である。シャワーの水吹き出し口がついているバーの下にあるので水に晒されて直ぐに溶けてしまうような心配をしていた。それがどうだろう以前頭上にステンレスの網においておいた時よりも長持ちするようになっている感じだ。今までの経験からは水に溶けて直ぐに消耗してしまうので石鹸箱などに入れて置いた筈だ。それが逆の結果になっている。鹸化の特性からあまり乾いてしまうと今度は水で濡らしてやらないと使い始められずそこで消耗してしまうことも多い。それに比較すると、勿論上手に水を流すような受け皿にはなっているのだが、石鹸の下面がそこに触れているところは湿って適当に準備万端整っているのである。丁度肌が石鹸の使い過ぎで洗われて荒れた感じになっているのとは違い適当に湿っているのだ。どうもこれが効率を良くしているらしい。なるほど皿のところには幾らかは白く石鹸が残るのだがくっついてしまって困るようなことにはならない。どうもこれが良いらしい。現在使用している石鹸は堅めのものなので価格は高めでも溶けにくく薬用になっているのがよいのだ。通常の安い石鹸でも恐らくくっついてしまうことはないように思う。



参照:
シャワーの喜びに濡れる 2016-06-09 | 生活
己を映す馬鹿の鏡 2016-06-12 | 雑感
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ユーロ圏拡大にアクセル

2016-06-28 | 生活
週明けの早朝の森は清々しかった。気温摂氏18度快晴、空気が軽く、走るのにも理想的だった。残念ながら記録的なスピードは出ないが、なによりも体調が回復して喜ばしい。就寝前の抗生物質を飲み忘れたが、今のところ悪い影響は出ていない。違和感も殆どなくなってきているが、左頭頂部を叩くと左顎の冠の被った歯茎のところに響く。これが直ならなければ脳腫瘍になりそうで怖い。しかし流石に医薬品はよく効く。炎症域が可成り拡大していたことを思い知って、歯医者に行っていたらかなり大変なことになっていたような気がする。少なくとも半年前に続いて再度のレントゲンをかけるので被曝する。こうした被曝が更なる危険性を呼び起こすことにほかならず、よく言われるように親知らずの抜歯などが癌を発生されることもあるのだ。実際に今回の炎症も抜歯とそれほど無関係でないのは確かで、その辺りの虫歯治療の尾も引いている。反対側の右側ばかり使っていたので、パンを噛むときにガックと来た。否応なしに左側を使うことになる。

英国離脱を受けて、ユーロ拡大のスピードを上げるとユンカー筋が語っている。加盟27ヵ国中19国しか加盟が済んでいないが、英国以外にもデンマークとスェーデンが条件を満たしているのにも拘らず同一貨幣になっていない。英国の離脱で統一を速めるという。その他のポーランド、チェコ、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、クロアチアに関しては経済条件を満たしていないとされる。ポーランド、チェコなどはもう一息だと思うがどれぐらいかかるのだろうか?

一方投資家ソロスは、今後の展開に警告をしているが、リーマンショックぐらいには混乱する可能性はあるだろう。独株指数DAXは丁度調整局面に入っているようだが、比較的落ち着いた推移をしている。銀行関連ではヴェツラーなど非上場の大手銀行が今回の離脱で大きな影響を受けると言われている。

ロンドンの保守党はシナの人権問題に言及し出したが、そもそも離脱自体が香港の実業筋などに失望感が大きいようだが、これは独自の対中共政策となるのだろうか?恐らく、大筋では独中関係の拡大は予想されるものの英中関係の拡大とはならないだろう。先日のメルケルの訪中団においても特にBASFをはじめとする大きな投資環境の問題が苦情されたが、そもそもおかしな期待をしていたからであって、中共の政権下での事業には必ず限界があることは初めから分かっている。それ故に現実的対応をとったメルケル首相が示すように独中の関係は経済的な必要によって制御される。兎に角、シナにとっては、今後は尚更投資先は英国ではなくてEUであり、高く保たれるポンドのもとでは英国からのシナへの輸出では全く国際競争力が無くなる。

労働党のジェレミー・コービン党首の党内基盤は崩壊したようだ。党としてEU残留を押し出せなかった責任は大きい。予想される英国内の混乱の責任を取るのは当然であろう。そもそも政治的発言が典型的な左派ポピュリズムであったから、こうした政治家に何かを期待する方が間違っている。こうしたところに病んでいる英国の社会と政治を見る。

早朝から週明けを始めたので時間的に余裕が生まれて気持ちが良い。それにしても空気が軽いと体が軽やかになって快適である。真夏は南ドイツよりもイングランドの方が快適であるが、今年のように暑くならないならば、乾燥している分圧倒的に過ごしやすい。



参照:
ジョーンズの後の祭りの金曜日 2016-06-26 | 暦
英国EU離脱を観察する 2016-06-25 | 歴史・時事
英国のEU離脱を見据える 2016-06-17 | 歴史・時事 
英国離脱後の構造脱却 2016-06-20 | 歴史・時事
離脱後を計るバンクの反応 2016-06-18 | 歴史・時事
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とてもあつい選挙フェス

2016-06-27 | 雑感
前日から三四錠ほど飲んだ痛み止めが効いた。副作用は便秘だったかもしれない。明らかな全身症状なので先ずは服用を止めた。抗生物質ならばある程度続けなければいけないのかもしれないが、これまでそれほど続けて飲んだ記憶も無い。痛み止めは感覚的に状況が分からなくなって逆に不安なので止めて、代わりに前々日の抗生物質を就寝前に再び投与した。

違和感は顎の付け根などになんとなく残っているのだが、懸案の冠の被っている歯がしっかりとしてきた。痛み止めが切れた頃なので、朝のランニングのあとが恐ろしかった。駐車場には誰も居なかった。この週は夏至・ヨハネ祭と夏の頂点だった。そして木曜日、金曜日が暑さのピークで、軒並み摂氏30度超えて、夜中も窓を開け放った。今年二度目か?バーゼルへと向かうアウトバーンでも20時までは最高速度が80Kmに規制されて、路面割れに備えられた。

それでも金曜日の夜半には降雨があり予想通り気温は急降下した。これで月曜日のジーベンシュレーファーの天気がこの夏の天気を予想すると言われている。比較的乾燥して、涼しい夏となりそうで何よりも嬉しい。仕事が捗り、アウトドーアでも活動できる。

パン屋から駐車場に向かうと誰も居なかった。これほど清々しい朝だが少し早めに出たのが良かったのだろうか。準備運動をしているうちにライヴァルの婆さんがやってきた。先方が準備しているうちに走り出した。今週はブリクセットなどもあって余分には走れていないので、締めは峠登りである。直ぐに通じが無く体が重いことに気がついたが、歯痛が無いので走り易い。そして便意を感じながらも20分30秒ととても中庸なタイムで峠に着く。下りは腹具合を考えながらの走りとなる。森の中で鈍い音がするのでイノシシだと思った。バムビとは異なり無粋な足音は鈍く響く。そしてそれらしき獣臭が周りに漂っていた。ゆっくりと降りてきて汗を拭って帰宅する。歯痛も無く、コーヒーもたっぷり楽しめた。これで週明けも好転するようならば投与を止めて歯をもう少し使っていこう。

窓を閉め切ってぐっすりと就寝した。前夜は夜中に雷雨で窓を閉め、バルコンの日除けをなどを片付けていたので熟睡は叶わなかった。そして、あまりさえない土曜日を過ごしたのだった。

ネットでは、参議院選挙東京選挙区の三宅洋平候補が話題になっている。いつものBLOGの関係先だけでもボランティア参加とかリンクとかが張られているので、十分な話題性はあるのだろう。但し組織が無いことから60万票といわれる当選ラインに至るかどうかは分からないとされている。前回の落選時に全国区で18万票を獲得したということだから三倍以上は当選に必要になる。それでも前回とは違ってより広範な支持層を掘り出すことはその選挙フェスの動画を見ても明らかで、ターゲットがしっかり定められている。世代は異なっても小林教授のグループも三宅陣営も働きかけるのは棄権をするような層にである。双方とも知名度、浸透度で足りないが、三宅陣営の場合はボランティアがとても動いていて、話題性を話題とすることで選挙期間中により加速度的に浸透していく可能性はあるだろう。そもそもターゲットはTVではなくネットで情報を得る層ではないだろうか。

恐らく今後支援の山本太郎だけでなく各界の有名人が応援に入ってくるようなことになるのだろうか?ネットの演説動画でも候補者自身のタレント性に関してはピカイチで、そこにさらに話題性が加われば、浸透性も十分に上昇するかもしれない。



参照:
20160625 一色紗英が応援!三宅洋平 選挙フェスDay4 渋谷ハチ公前〜トーク後半、 
三宅洋平 選挙フェス 新橋駅SL広場
三宅洋平 選挙フェス JR高円寺駅北口 (Lignponto)
マラドーナに例えて、東京選挙区で「三宅洋平の6人抜き」を! (猫のひとりごと)
山本太郎よりも厄介な天皇 2013-11-06 | マスメディア批評
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ジョーンズの後の祭りの金曜日

2016-06-26 | 
英国をみて感じることは国民投票の怖さである。なるほど民主的な決断であるのは間違いないが、今回の結果の地理的、年代的、社会階層的な差異の激しさは有権者間での大きな乖離を生まないかという危惧がある。スコットランドや北アイルランド、ロンドンシティーなどが独立しようという声を出すのは痛く分かる。最初の二つは現実的だろうが、ロンドンシティーなどが独自の立場をとることなどはどう考えても不可能である。それと同様に不可能と思わせるのが、労働党の離脱派の言い分で、大英帝国の名残りの社会のもとでの労働階級の底上げの限界を感じるからである。勿論英国の独自の政策とやらに注目したいが、そこには社会的な不安定・安定要因が横たわっているので微妙である。

新聞には24日金曜日のヨハネ祭に株価を下げた銀行のリストが載っている。バンクオブアイルランドやソシエテジェネラル、エルガシアスなど外国の銀行が自らの四分の一ほどの市場価値を失っている。バークレーが18%なのでそれに比較して30%以上は大きい。ダウジョンーズやDAX以上にNIKKEIが8%以上急落しているのにはそれぞれの国の企業の活動条件があるのかもしれない。

ソロスは「ブラックフライデー」を予測したとして動いたらしいが、少なくともここまではそれほどの兆候は無かった。週明けの市場の動向が注視されるところである。一時的には協調介入などへの言及でバランスがとられるのだろうが、最終的にはまだまだ本波がまだ訪れていないとするのが本道だろう。金曜日の午後には日本円も売られるなどの利益確保が見られたようであるが、当分はリスク回避への動きは避けられないのではなかろうか?やはり政治的な力で今後の展望をロンドンの政府が早く示さない限り不安要素は収まりそうにない。

離脱によってWTOとの交渉から始めなければいけない英国政府は多難で、方々でカナダモデルが囁かれるようになっているが、そこに離脱支持者たちの本望があるのかどうか。そもそも英国は輸出よりも輸入が多いということで、財力が許す限り消費し続けることは可能だろう。

日本も「自由民主主義社会」脱退への参議院選が始まったようである。所謂改憲勢力というのが参議院で非改選議員と合わせて三分の二以上の議席を獲得することで、新憲法への提議がされて、国民投票まで一挙に押し進むとされている。そして大阪のやくざ集団が囁く様な「最終的な決断」は充分な議論のもとではなされないのは明らかだ。日本よりも遥かに古い民主主義の大国英国での今回の経過や結果を見てもそれはよく分かる。国を二分するような結果になって、崩壊状態になれば、新たに発議される緊急事態条項のもとで非常事態宣言されれば無血クーデタが合法的に完成することになる。

英国においても当分大きな混乱は続くかもしれないが、議員殺害の様なテロ行為が今後とも続かなければ、それほど政治社会状況が悪化するとは思わない。しかし日本においては、共同体からの脱退ではなく、我々の価値観からの逸脱ということになりそうでとても恐ろしい。

二者択一となるとその結果の差の大小はあっても社会を二分化することには他ならない。物事によっては代議員制が優れていると感じる反面、今回の様な有権者層間での差異が顕著に表れない限りにおいては、国民投票にも一理あるのも事実だろう。



参照:
英国EU離脱を観察する 2016-06-25 | 歴史・時事
英国のEU離脱を見据える 2016-06-17 | 歴史・時事 
英国離脱後の構造脱却 2016-06-20 | 歴史・時事
離脱後を計るバンクの反応 2016-06-18 | 歴史・時事
ヨハネの日のそわそわ感 2016-05-11 | 音
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英国EU離脱を観察する

2016-06-25 | 歴史・時事
夜中三時過ぎからBBCを観ていた。朝五時前まではEU残留が僅か乍らでも優位だったが、情勢は変わってきた。なるほどロンドン周辺の出方も少しおかしかった。スコットランドと北アイルランドでバランスを取っていると言っても大きな都市周辺でも離脱が優位に立つと情勢は決まった。

開票結果が出るたびに訪れたことのある街の風景やその町の人々の顔を浮かべて、あの人ならどちらに入れただろうかと考える。大体の印象は今回の結果の数字と同じ感じである。その人々がどのような言い訳をするかもなんとなく想像出来る。

良き古き英国を堪能する旅行者にとってとそのような生活の彼らとの意識の差はそれほどないのだろう。そうしたものを護るためには離脱しかないと思ったのかもしれない。昨日のラディオでもボーンマスのクッションを作る会社の女性オーナーが「手作りで良いものを作っていく」とか話していた。結構なことである。そうした経済が今後も健在であれば素晴らしいと思う。しかし、工賃とか原料費とかを考えると、EU化が進むうちにそうした経済は崩壊することは間違いない。それでも離脱することでより長く生きながらえるかどうかはとても疑問である。それでも多くの英国人はそれを信じているのかもしれない。

まだこちらの方は理解可能だが、ジェレミー・コービンなど左翼ポピュリストらには呆れ果てる。一体連中はなにをしようというのだろう?ああした経済感覚がオピニオンとなるようでは英国人の知的水準を疑わざるえを得ない。なにも金融関係だけでなくて多くの失業者が出るというのが脅迫だと言われていたが、それを承知の決断ということである。まさしくポピュリズムが席巻したとしか思われない。ジェレミー・コービンは、結果を受けて外為を含めた対処への予算を求めるが、10月の新首相誕生までに大きな決断が可能な筈がない。サマーホリデーである!

イーストアングリアなどを見てもケムブリッジ周辺からロンドンへと通う層を除いては、ノーリッチしか残留多数となっていない。要するに一寸街を外れたところでは離脱が優位となっていて、都会と田舎では大分意識が違うことが分かる。その中で不思議に思っのがレークディストレクトの拠点でもあるケンデールなどで残留が完全勝利していることで、反対にリヴァープールなどの労働者は離脱だと思えば残留が優位となっていることである。そこで分からないのがバーミンガムの離脱優位である。この辺りは町の経済状況が分からないと想像つかない。

バイエルン出身の労働党のギゼラ・シュテュワートがBBC中継で民主主義に興奮していると語っていたが、彼女の選挙区がバーミンガムと知ってなるほどと思う。オピニオンリーダーによって国民投票の結果も変わってくるのかもしれない。

前日の新聞にスイスの政治学者が書いている。離脱派をポピュリストと呼びたがるが、実は現実派ではないかと言うことだ。見出ししか読んではいないが、EUのアイデア自体が理想主義であって、ユーロによって貧しい国が苦しんでいるというのは事実であろう。ユーログローバリズムとローカリズムということにもなるが、スコットランドや北アイルランドを見るとまた異なる視野が得られる。

既にシンフェインは今回の結果で再び難しくなることを表明していて、またまた北アイルランドが不安定になるのだろうか?同時にスコットランドはもう一度独立の国民投票となるのだろうか?



参照:
EU referendum results and maps: Full breakdown and find out how your area voted (The Telegraph)
なんとも云えぬむずむず感 2016-06-24 | 雑感
英国のEU離脱を見据える 2016-06-17 | 歴史・時事
英国離脱後の構造脱却 2016-06-20 | 歴史・時事
離脱後を計るバンクの反応 2016-06-18 | 歴史・時事
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なんとも云えぬむずむず感

2016-06-24 | 雑感
朝の車中のラディオは英国の国民投票について伝える。22時まで続くので、こちらの23時である。接戦であろうから、最終的には金曜日早朝のニュースを待たなければいけないということらしい。もしブリクセットとなれば得するのは合衆国ぐらいだろうか?それはトラムプ大統領でもクリントン大統領でも同じだろうか。それでもトラムプ大統領となると世界の政治地図は完全に変わりそうである。またEUに残留したとすると保守派の動き次第ではキャメローン首相の辞任など英国ではあとをひきそうである。政治的には不安定になるだろうが、経済的にはどうだろうか?ジェレミー・コービンなども左翼ポピュリストとしての素顔が暴かれてくるのではなかろうか?

離脱となるとドイツ企業ではBMWなどの英国に生産拠点を持っていたりする会社が既に株式市場では影響を受けているが、残留となったときはこうした企業はどうなるのだろう。外国為替市場でのポンドの問題があったり、そもそもユーロ圏でないだけに複雑である。場合によってはEUが一連の後始末で何らかの役割を果たすのではなかろうか?

そうこうしているうちに発注したケーブルが英国から届いた。送料込みで3.50ユーロの製品である。じっくり見ると結構丁寧な仕事をしていて、半田付け部分も綺麗にゴムが貼ってあって、特にステレオミニプラグなどの細かな部分は丈夫そうだ。但し50CMの表示が、どうのように引っ張ってもそれには至らない。しかし目的には敵っている。

カセットデッキに繋いで実際に音出ししてみると今までのミニプラグの印象とは大分違う。流石に金具も立派だが、ケーブル自体も充分過ぎる太さがあって、HiFi用途として、見た目だけでないのは間違いない。またこちらが使うミニプラグジャックもケーブルの長さ同様に比較的有利に働いている可能性がある。先日から使いだしたアナログのハイビットデジタル化の再生音とは大分異なるピュア―アナログの音である。比較試聴は改めてしてみたいが、明確なのはデジタル化のそれは細部を聞き分ける再生音になるということで、ピュア―アナログの方は全体の印象を云々する再生音であるということだろうか。なるほど制作録音の場合は前者のデジタル音の方に利があるが、こうしたエアーチェックと称する放送生録音のような録音の場合は後者のアナログの方が自然に感じ、またその時の印象が甦りやすい。

前夜は、炎症止めを飲んで落ち着いていたので、就寝前に徹底的に歯を掃除をして敢えて幾らかの物理的ストレスを掛けた。するとやはりむずむず感が戻って来て、起床後も続いた。痛みではなく冠をした治療痕のところのそれなので、これは冠が破れるか、外れるかしないと駄目かなとも感じた。

懸念していたランニング後の激痛も来なかった。炎症は薬で押さえられたのだろう。そしてコーヒーも問題なく飲めるようになり、食事に左側も使うようにした。むずむず感を抑えられないからであり、よくなった訳ではないが、これで歯科的問題に収斂されてきた。まるで歯が生えかけのリスかなんかになったような気持ちだ。自然に元通りになるとは思わないが、これで歯医者の予約を取り易くなるだろう。いずれにしても問題の歯を使うようになれば結論は早く出る。



参照:
激痛のはしらない一日 2016-06-23 | 生活
英国のEU離脱を見据える 2016-06-17 | 歴史・時事
PCオーディオの吟味 2016-06-22 | テクニック
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激痛のはしらない一日

2016-06-23 | 生活
モーニングコーヒーの一撃を避けた。朝一番の激痛は側頭部まで駈け上りその一日を決めてしまっていた。アールグレーのモーンニングティーにしてこれを逃れ、結局一日中激痛から免れた。但し歯茎の炎症で数本の歯が浮いた感じになっていることには変わりなかった。しかし症状が落ち着いているのでここで抗生物質を投与してみた。

昨今は医薬品についての細かな情報がそれも信頼可能な情報がネットで得られるようになった。自己責任である程度の投与の判断が出来るようになってきているのだ。勿論本格的な投与治療や継続的な投与は危険なので、ここぞというときのワンポイントでは使える。とは言いながらその辺りに転がっている古い錠剤なのでこれも結構危険なのである。

投与後数時間のうちに効果が表れてきた。先ずは、ここ暫くご無沙汰していた、夜中の尿意である。そして小水が匂った。どのような成分かは分からなかったが夕食の材料にはそれらしきものが無かったので薬品の影響と分かった。そして少し喉が渇いていた。副作用があるということは効果も何かがある筈だ。

起床すると歯の浮いた感じが大分収まっていて、噛み合わせに違和感が無くなった。前日までは全体的に浮いていた感じなので好転している。暑くなりそうなので、先に汗を掻きにパン屋に向かった。森の中は摂氏18度まで上がっていて、不思議なことに地面が大分濡れていた。最後に沢沿い走ったのは日曜日だったので、足元が悪いことを予想してコースを変えようかとも思ったが、週間の計画を考えてその道を柔軟体操の後に走り出した。通常以上に辛く感じたのは薬の影響だろうか?足元はなんと驚くことに、ここ数週間の湧き水は完全に止まっていて、元凶の脇の谷からの合流点は元の覆水に戻っていた。

陽射しが当たると汗が噴き出すようになってきて、益々辛い。全くスピードが出ていないにも拘わらず厳しかったのだ。それでも上顎に違和感が殆どないのは嬉しい。そして注目のランニング後の激痛を待ち構えた。車を出すまでも余裕をもって血流が留まらないように願った。そもそも走ってみたのも、薬で押さえられているうちに、一度血圧を上げてみて様子を観察しようと思ったからである。幸い運動後の激痛は訪れなかった。

朝食のコーヒー再開も可能性としてはあったが、抗生物質をもう二三錠服用してみる判断をしたので、モーニングティーに蜂蜜とレモンとした。兎に角、痛み無しで二三日推移すれば炎症していた歯茎の方も確りして来る筈だ。それまでは食事も右側だけを使うことになるが、それで歯が元通りになれば、原因は細菌が傷から入って全体を炎症させていたことになるだろうか。

元凶である筈の歯間の出血が止まったことと細菌が入ったことの関係は分からないのだが、逆にこれで好転しないようならばやはりほかに原因があるとなる。先ずはどれぐらい回復するか様子見としよう。午後になるとコーヒーが飲みたくなってきて淹れた。何ともなかった。

先日のゲリュムペルに続けて、2013年のガンツホルンを開けた。蜂蜜香のある貴腐がついて健康度に問題のある年だったので、三本の一本を早めに開けた。味筋はとても似ていて、果実風味もよく似ているが、残糖が少なめなのですっきり感はある。それでも複雑さと健康さは10ユーロ以上安いゲリュンペルに完敗している。残念ながらこの年に関しては、ビュルクリン・ヴォルフ醸造所とレープホルツ醸造所の質の差が甚だしく出た。それでも独特の旨みがあるので、損したとまでは思わない。只瓶熟成も期待できないので割高過ぎる。



参照:
Coffee or Tea? 2016-06-21 | ワイン
歯が痛む日々の生活 2016-06-16 | 生活
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PCオーディオの吟味

2016-06-22 | テクニック
デジタルコンサートホールの動画について書いた。今度はベルリナーフィルハーモニカ―のハイレゾリューション録音オファーを聞いてみなければ片手落ちと思った。残念ながらそのようなサムプルはサイトには無かった。だから交換サイトにシューマンの交響曲全集が落ちていたのでそれをFLACで2GB以上落とした。

24Bit48kHz(それどころか96kHzも出ている)で録音していることは分かっているので、FLACのオリジナルがなにかは聞いてみれば直ぐに判断可能と思った。Foobar2000で開いてみるとそのまま再生可能となった。四曲の楽章を数楽章流した。直ぐにハイレゾリューションであることは確認できた。

周波数は30kHzまで十分に出ているようだが、20kHzまでも聞こえない年齢層でもその定位感や空気感は聞き取れる筈である。最もはっきりするのは音がのびのびと響くので喧しくは響かないで幾らでも音量を上げれることだろうか。要するに歪も少なく、スタディオモニター水準となる。

そして気がつくのは、低音の悪さであり、コントラバスを中心に向けられているマイクロフォンの設置の不味さである。要するに録音エンジニア―の能力の低さである。なるほど売り物にしているのだろうから拍手などは切られているのだが、その編集も放送録音以下である。レーベルの作られたライヴは録音・編集共に到底及びつかないのは仕方がない。しかし最低ラディオ放送のヴェテラン技師程度の録音はして欲しい。

よって、録音の物理的特性が良いだけに演奏の良さも悪さも手に取るようにあまりにも明白で、ある程度音楽を聞き慣れた耳にとっては繰り返しの試聴にはなかなか耐えられないかもしれない ― サイモン・ラトル卿に代わって弾き直させたいところが頻出する。但しオーディオファンの要求には十分に応えるのではなかろうか。最終的にはDL販売価格とその価値判断となるのだろう。市場的には殆ど意味をなさない。そしてブラームスが無くてシューマンだけが出ているのも、交響楽団の方が非正規にこれをサムプルとして認めているのかもしれない。

繰り返すがデーターは正真正銘のハイレゾリュ―ション録音である。交換サイトを探してもこれに準ずるような素材は殆どない。ここで手元にあるSACDと比較するとやはりハイレゾリューションの方がスタディオ水準に達している。なるほどSACDの方のコピー防止などの努力は分かるが、こうしてハイレゾリュ―ションが知られると現在のSACD規格では厳しいかもしれない。

一方、幾ら製作費が掛かっていないと言ってもこうした商品でもあるものが簡単にネットに転がっていることで分かるように、一度ネット販売してしまうとコピー防止どころかっ拡散を抑えるのは不可能である。やはりダウンロードできないぐらいのメディア形式を考えなければ真面な制作も市場も形成されないことは言うまでもない。

PCオーディオははじめたところなので、まだまだ結論は出せない。そして技術的にはまだまだ発展する可能性がある。それ以上に興味深いのはこれを享受する人々のライフスタイルやHiFiオーディオにおける音楽体験の可能性である。E-Musikの世界ではこの可能性が享受されない限り市場の形成は難しい。



参照:
音楽体験の機会を奪う動画 2016-06-19 | 音
精霊降臨のハイビット処理 2016-05-20 | 暦
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Coffee or Tea?

2016-06-21 | ワイン
2013年産のリースリングが飲み頃を迎えようとしている。先日二年を前に開けたのがヴァッヘンハイマーゲリュムペルである。最後の数本を買い占めた覚えがあるのだが、こうして瓶熟成してくるとその価値を認める。

まだまだ酸は効いているのだが2013年の特徴としてのか細さが、最初はハーブ臭さとして楽しめた。そして今熟成してくると十分な果実風味として、マンゴか何かのトロピカルなものの味わいとして、その臭みが果実として熟成する。個人的にはもう少し糖が落ちている方が好きなのだが、こレだけの果実風味として開くには糖を落としてしまうと駄目なのだろう。但しもう少し落ちていればとろみが無くて、すっきりした仕上がりになるだろう。同時に先数年後に枯れ出すと好みになるのかもしれない。2013年産のPCクラスであるからで十年以上の熟成は考えないが、パイロットワインとして長く付き合っていこう。

先週も四回走れた。それ天候が不順でそれ以外に運動できるチャンスが無かったから仕方がない。アウトドーアで行うものとしては天候や気温にほとんど影響されないものとして歩く走るは最右翼だろう。

走るのはよいのだが、血流が良くなって、下りてきた後、車に乗って暫くすると歯髄が疼きはじめる。運転するのが難しくなって車を停車する必要があるぐらいの痛みとなる。上顎から頭に掛けて痛むので厳しいのだ。このようなことは続けてはいられない。その一方日曜日なども運動のあとの激痛が過ぎるのとなにも無かったように収まり、夕食後に若干違和感があったぐらいで、激痛は一日に一度になってきている。コントロール可能になってきている。就寝前のお茶は全く堪えなかった。そして起床時もすっきりしていて、コーヒーもしくは運動で激痛が始まる。

歯磨きをして詳しく観察すると、痛みの域は昨年問題になっていたレントゲンで炎症があった次の冠が被せてある方へと移って来ているような感じである。掃除をしてもあまり出血しなくなていたので不思議に思っていたが、どうも問題となっていた歯自体は確りしてきているような印象で、その隣の冠の方が痛みを放っていて、そしてその奥がぐらぐらしかけている。どうも今まま推移すると顎の蝶番方面に向かいそうで歯医者の領域ではなくなりそうだ。

朝のホットコーヒーで激痛に蹲り、痛み止めを飲もうかと思ったが、歯医者の予約のための電話への手も伸ばす前に殆ど痛みは無くなった。歯茎の調子などは明らかに前の方から調子が良くなってきているので、もう少し様子を見てみようと思う。炎症の場所が本当に前から後ろへと動いているとするならば、様子を見るのが一番である。それともこの際、朝のコ―ヒーを止めてお茶にしてみるというのも悪くはないかもしれない。



参照:
スレンダーながら多層的な23歳 2014-10-16 | ワイン
歯が痛む日々の生活 2016-06-16 | 生活
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英国離脱後の構造脱却

2016-06-20 | 歴史・時事
英国のEU離脱に関して、クラウス・フォン・ドナーニが一全面を費やして書いている。高名な指揮者クリストフの兄で、88歳になるSPDの元ハムブルク市長で、SPD政権で文化・教育大臣を務めた高名な西ドイツの元政治家である。同時にドゴール、アデナウワー時代の生き証人として実際の政治の裏側を印していてとても興味深い。蛇足乍ら、ドホナーニ一家は祖父のハンガリーの作曲家エルンストほか、政治畠においてもヒトラー暗殺計画で処刑された父親のハンスが最も著名人である。

ブリクジットを持しての政治的な見解が述べられている。要するに英国自体にとっては、EUやその前身のEEC時代にも経済的な関心が優先されて、そもそも欧州共同体などは目論んではおらず、最初から「ドゴール・アデナウワーの結婚」に横槍を入れようとしていたにすぎないという歴史的な背景を説く。

ドゴールの欧州の合衆国からの独立には独仏の基軸が欠かせないとする基本理念は、当然のことながら合衆国の欧州での覇権からすると同盟国英国と共に決して認めることは出来ない考え方であった。完全にそれに同意したアデナウワーにボン議会で反対した大西洋主義者もしくは親英国主義者によって1963年1月22日のエリゼ―条約は骨抜きにされて、NATOの中に組み入れられ、本来の経済を超える政治を含む独仏を軸とする欧州共同体化への道は破談になったとある。

ドナーニ氏が、自ら指揮官となった1979年のNATOの演習にて、ボンの防空壕で体験したのは、「合衆国は対ソヴィエト作戦として西ドイツに許可なく戦略核を設備されていた」ことである。アデナウワーが合衆国の安全保障補佐官のマックジョージ・バンディに、「将来の主導権争いは分からない」と溢すと、「主導権は、フランスでも英国でも、ドイツでもなく合衆国だ」と語ったと書き足す。

そもそも1918年以後英国は欧州として貢献したことはなく、チャーチルの1946年9月19日のチューリッヒ発言の「英国、コモンウェルズ、合衆国と、もし可能ならばソヴィエトが欧州の友人として、スポンサーとしてあるべきだ」とする立場によく表れているとする。つまり英国は独立した大国であるべきだというのが基本的な考え方である。

英国のバランスオブパワーの外交政策は、同盟国の合衆国の覇権が前提となっていて、同時にその英国の分割統治はもはや前世紀の遺物でしかなっていた。その一方で1961年に集まった六か国のEECにおける自主独立と自主防衛、独自外交政策の推進は、合衆国からも独立したドゴールの理想とした欧州共同体への考え方だった。

英国の立場自体も核政策に関するマクミラン政権また必ずしもチャーチルの思い描くようには一貫していた訳ではないが、ドゴールにとっては英国は合衆国の欧州におけるトロイの馬であり続けたことは間違いないとされる。

そこでドナーニ氏は、あの当時はフランス主導の「自主独立」には抵抗があったが、この機に及んでフランスにおいても同じような怪訝があるとしてもドイツ主導の英国離脱後の欧州の創造が必要だろうとする意見でこの記事は結ばれている。

日本でも脱合衆国支配が叫ばれている。本当の戦後レジームからの脱却にはこうした将来への構造の構築が必至ということであろう。



参照:
Sie wollten doch sowieso immer nur Großmacht sein, Klaus von Dohnanyi, FAZ vom 17.6.2016
離脱後を計るバンクの反応 2016-06-18 | 歴史・時事
英国のEU離脱を見据える 2016-06-17 | 歴史・時事
新社会市場主義経済構想 2009-02-11 | 歴史・時事
楽譜から響く管弦楽サウンド 2015-06-24 | 文化一般
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音楽体験の機会を奪う動画

2016-06-19 | 
HPC-BEと称する動画プレーヤーを使い始めた。WASAPIモードというウィンドーズのミキシングをバイパスするための設定が可能で、高音質再生が得られるプレーヤーである。USB-DACには欠かせない。勿論フーバー2000で開けない音声ファイル以外のものに使う。

予想外だったのはDVDを開くと本来のプログラムメニューが表れて、ドルビーサラウンドとPCMを選択することが出来たことだ。DVDは何枚か購入しているが、DVDプレ―ヤーというものを知らないのでPCで適当に開いてきていたから、今まで気がつかなかった音声の選択である。バイロイト音楽祭での1980年の録音だからデジタルのようだが、こうして改めて聞いてみる ― ノートブックの読み取りよりもDVDプレーヤーで読み取った方が良いのだろうが。このDVDの録音の特徴は、サムプリングレート48kHzを出していても現在のハイビット処理とは異なる16BitPCM録音がマスターに違いない。これに比較して2015年の生放送「指輪」の録音を流すと、明らかに後者ではハイレゾリューションエアーチェックを成功させていることを確信した。実際に現在のネット環境を計測してみると、下り2.64Mbit/sで20年前に使っていた有線のサテライトラディオ放送DSRの倍の速度である。計算上24Bit48kHz転送が全く問題ない。序にネット速度測定サイトの一つを紹介する。ここで測ると、ダウンロード速度、アップロード速度が其々2.96 Mb/s、0.38 Mb/sと出た。

ブーレーズ指揮の「世紀の指輪」の演奏は、確かに精緻な印象派風の響きも出していてとてもフランス風で美しいが、こうして良い条件で聴いても2013年からのペトレンコ指揮の響きのように革新的なことはなかったのが再確認された。我ながら遅ればせながら四部作全部を生録音成功したのは天晴だったと思った。

そこでベルリナーフィルハーモニカ―のコンサートホールの無料のものを流してみる。録音は48kHz24BitのPCM録音で、AACとして出されている。つまり、CD基準に至るかどうかは転送速度による。動画はネット環境によって水準を選べれるが、なかなか最高速での再生は難しい。印象からすると音声も最高速でないと十分にハイレゾリューション再生は敵わないようだ。「Sehr hoch」で2.5MBit/sとなっているから、それが限界でさらに上の最高速では実際に再生不可能だ。しかし画像に多くのキャパシティーがとられているのを忘れてはいけない。

紛らわしいのは、昨年のべ-ト―ヴェン全集のようにハイレゾリューション録音DLもネット販売しているので、あたかもネット動画で容易にCD以上の音声が得られると勘違いされていることではないか?基本的にはピュア―ブルーレイメディアかFLACかWAVをダウンロードしないことにはハイレゾリューションの録音は得られないことになっている。要するに最高速が出ても動画の音質は精々CD基準に届くかどうかの程度である。

技術的な問題だけでなくて制作上の問題とか動画には超えられない問題が存在する。そもそもこの程度の音響では音楽の本質的な響きは再生されない。なるほど音楽劇とかオペラとかの場合は映像は貴重であるが、それだけその種の音楽は充分な音楽体験とはならないということでもある。

この機会に現在のデジタル技術での音楽再生の可能性を探ってみた。簡単に結論すると、舞台上映音楽においてもたとえ劇場の隣近所の観客が落ち着かなくても、生の体験は最も容易に音楽体験に結びつくというものである。エンターティメントとしてこうした動画を販売していたりすると、やはりその市場のみどころか、音楽体験の機会やそこでの覚醒の可能性を奪うだけで、芸術音楽の振興には繋がらないということに過ぎない。



参照:
トスリンクケーブルの差? 2016-06-15 | テクニック
幾つあっても邪魔にならない 2016-06-07 | 生活
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離脱後を計るバンクの反応

2016-06-18 | 歴史・時事
英国EU離脱に関する経済面などを読む。経済的には、英国のEU内比重は18%の国民総生産、それ以外は圏外輸出、人口が其々12、13%とそれほどではない。国民投票を受けて、直ぐに二万人以上の英国人が役職を解かれそうだが、離脱準備のための議員や役員などは最後まで格下げされて残る。ブリュッセルでは準備が進んでいて、創設六か国協議が開かれて国民投票の判断を受けるということのようだ。その後の議会でのEU議員の離脱への採決などは否定されるかもしれないというが、離脱そのものはは変わらない。EU費分担額は4.9ビリオンユーロで、ドイツ、フランスに続いて第三の出資国となっているが、ドイツの三分の一にも及ばない。また職員の年金分担金などは払い戻される。国民総生産で英国が消えても、EUは合衆国の17.9に続いて13.4とまだシナの10.7よりも上回る。日本の4.1の三倍以上の規模で、人口では4億4400万の市場となり、合衆国と日本を合わせた規模に近い。

二年後の離脱後に十年ほど掛かる貿易交渉の行くへは幾つかのパターンが挙げられていて、ノルウェー級、スイス級などは難民の受け入れや従事者の受け入れなどがあるのでブリクシット支持者には受け入れられないのであり得ないとされて、トルコ級か、脅しとして使われたボツヴァナ級の扱いとなるという。ショイブレ大臣の言うように「Out is out」と厳しい交渉となることは間違いない。

いづれの場合もEU内への輸出は半減するとされている。日本並とするとすると話が分かりやすいかもしれない。但し国民総生産も2.9しかないので、英国の経済的な重要性は日本の半分以下である。人口6500万人だからそれぐらいだろう。勿論場合によってはスコットランド独立問題が再燃して、EUに独自加入するかもしれない。

なるほど連邦共和国の経済は、予想以上の経済成長で1.7%が予想されているが、英国の離脱は経済成長を今年で0.1%、来年には0.5%押し下げるとある。

新聞にはビッグベンの前のテームズを航行してアピールする小舟に、「LETS PUT THE GREAT BACK INTO BRITAIN, VOTE OUT AND BE GREAT AGAIN」の幟が立っている写真が載っている。まさしく女性政治家を殺害するような連中の頭の中はこのような妄想に溢れているのだろう。フーリガンの連中と同じである。世界中のどこにでも同じような有権者がいて、それらを上手く扇動するポピュリズムの政治家が導く構造は変わらない。

さて新聞には今後を物語る動向として市場の反応を示唆している。つまりポンドが売られ4%急落下して、ユーロから円へと流れるのは、国民投票決定以後ポンドの下落に始まる英国経済の不況・インフレへの道程と考えられる。それに対して、既に発表されたように合衆国の利上げも見送られて、スイスや日銀などが様子見とその時に備えて協調を準備しているという事実報道である。市場がどのように動くかは明白ではないが、ポンドから他の為替に向けて資金が流出することへの対応策である。

そのような準備が進む一方、欧州の金融はロンドンからフランクフルトへとの中心の移動も必然となっていて、一時は市場の合併交渉なども行われていたが、ここに来て一気に拠点が代わろうとしている。余談ながらバンクはその資金力から文化的にも賑やかであったが、英国の脱落でフランクフルトにそうした資金が集まってこればよいと思う。特に我々の会のように厳しい経済条件のところには大きな刺激剤になるに違いない。



参照:
英国のEU離脱を見据える 2016-06-17 | 歴史・時事
さらばフランクフルトマイン 2016-04-11 | 生活
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英国のEU離脱を見据える

2016-06-17 | 歴史・時事
英国のEU離脱が迫っている。恐らく国民投票は離脱が過半数となるだろう。その後のEUとの貿易交渉などには時間が掛かるかもしれないが、対日本などと同じように格下げされた形で協定は決着するのだろう。それでも先行きが見えてくることから、そもそもユーロ経済圏には組み込まれていなかったが、これでその将来性は縮小することになる。恐らく連邦共和国にとっては英国離脱はそれほど不利ではないだろうと思う。

なによりもフランスとの関係強化でEUを政治的に更に安定させることが可能となり、英国よりも重要な市場であるトルコや東欧へと更に単一市場拡大を目論める。なるほど英国の市場は成熟しており規模も大きいものではあったが、将来的な可能性を考えれば正しい移民政策無しには拡大などはありえなかったからである。なによりも政治的に纏わり易くなる。これが最大の利点だろう。

昨日偶々英国へと、アマゾンを通じて、安物の恐らくメードインチャイナのケーブルを発注した。ドイツで売っているものの半額の価格だ。なぜこれだけ価格が違うのかは分からないが、見た目や購入者の評価ではかなりよさそうなのである。購入して使ってみないと詳しくは語れないが、インド生産にしろ中華製にしろこうしたものがあるのは確かなようだ。しかし、ユーロで4ユーロもしないようなもので、なるほどこちらでは8ユーロを超えて、ここのところのインフレで10ユーロに達そうかとしている。こうした競争力しかないというのも英国の経済の可能性を語っているようで情けない。

兎に角、残り時間は一週間しかないので、こちらとしては情勢分析を進めてその日を迎えるしかないのだが、どう考えても英国人が得をすることはない。一種のアンチグローバリスムの流れと考えるが、シェフィールドやバーミンガムなどの産業は老朽化も進んでおり、実際の国際的な競争力を持ち得ない限りは、どのような政治的な舵取りをしても厳しい現実しかない。直ぐに影響を受けるのは、中産階級でリタイヤ後にスペインなどに移住しているような人たちと言われている。

昨晩、就寝前に熱いお茶を淹れて飲むと歯が痛み出した。そこで冷たい飲み物ではなく熱い飲み物が堪えるのが分かったので、ネットを調べると歯髄炎として書かれていた。冷たいもので痛まないのは虫歯菌などではない証拠だとあった。虫歯にはなっていないのはその通りで、昨年の食事中の怪我から悪くなっていて、親知らずを抜いたなどの影響が出ると同時にやはり歯茎も弱ってきていたということかもしれない?

少なくとも状況は分かってきた。ネットには自然治癒は無いとあって、それは分かっているのだが、歯医者に行けば抜歯するだけなので、痛みが酷くならないように炎症を抑えていく方法しかない。その中で鬱血などが痛みを導いているようだ。なるほど、思い当たることもあり、最近は逆に歯茎から出血することもなくなっていたのである。歯茎などを歯磨きでマッサージすると痛みが取れてくるのもこれに関係しているのだろう。炎症を抑えると同時に血行をよくして鬱血状況にならないようにすれば抜歯を逃れられるかもしれない。もう少し状況を見てみよう。



参照:
歯が痛む日々の生活 2016-06-16 | 生活
行ってみようよTTIP DEMO 2015-10-09 | マスメディア批評
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歯が痛む日々の生活

2016-06-16 | 生活
週初めはパン屋に行く前に一走りした。早くから予定があるので、早朝に出かけたので十分に明るかったからである。何よりも寝起きが良かった。問題の歯痛が全くなく、気持ちよく起床したのが大きい。そして習慣になりつつある準備体操をしてゆっくりと走り始めた。日曜日は往復しなかったのだが、通常通りに谷が広がったところに出て来ると、再び通常ではない水の流れを見つけた。どうも集中豪雨だけでなくて雨量が多いようだ。道の上を流れている。折り返し地点前の日曜日に入って登っていく谷の合流地点から流れ出ていた。平素は伏流化していて合流の定かでない場所である。日曜日に歩いて登った杣道でもそれほど湿り気を感じなかったので、ある期間の雨量が定量を超えていたのだろう。

車に戻って来て走り出すと歯痛が襲ってきた。暫く車を停めて痛みが去るのを待った。結局この日は夕食後にもう一度と二回の激痛があり、三回目は床に入って日付けが変わってからだった。懸案の左上顎奥歯を触ってみると若干ぐらぐらしていた。激痛に襲われない限り、痛みに気がつかなければ頭痛性の不快感も全く無くなるのだが、激痛となると仕事にならない。どこかで目星をつけなければいけないだろう。

昨年の九月に焼き豚の軟骨で歯が外れそうになって、歯医者に行ってレントゲンを撮って炎症を確認、その時点で沁みるなどの問題が殆どなかったので隣との歯の間にブルッジ状にセメントを埋めてもらっていた。どうも先日入念に掃除をすると、そのブルッジが薄くなったが殆どなくなって仕舞っているようで、噛むなどして物理的負担を掛けると歯根辺りに炎症を起こすようになったようである。後先は分からないが、年末年始頃に出血なども少なくなかったことを考えれば、完治していた訳ではなかったが、歯が使えて炎症も収まっていたことは事実だろう。

痛み出したのは、フランキッシュユラへの遠征が無くなりミュンヘン往復の前の試飲会のあとからだから、若干疲れが溜まって来ていたこともあり、炎症が激しくなって、歯自体もあまりしっかりしないようになって来たのだ。感じからすると適当に問題の歯を使うことで、歯根の方へと適当な刺激を与えることが出来れば炎症が若干改善する傾向にあるようだ。問題は食事などで激しく使って、軟骨の時のような感じになれば万事休すとなってしまう。炎症に良いものとしてサルバイ茶や植物油などが勧められたが、民間療法で効くものがあればそれでも助かる。今回は虫歯ではないので塩水による嗽は殆ど効かない。

MPC-BEx64と聞き慣れないソフトをダウンロードした。就寝前に、オペラVIDEOをDACを使って鳴らしてみようと思ったからである。通常の音楽再生にはWASAPIを使えるフーバー2000を使い始めているが、映像は長くVLCメディアプレーヤーを愛用しているのでそれ以外のものはあまり考えていなかった。それでもWASAPIモードで再生できるものがある筈だと探すとこれに行き当たった。簡単にインストール出来て、音声出力をフーバーと同じようにアウディオレンダーとして設定可能である。これも色々と聞いて行かないと判断出来ないが、今後はこのプレーヤーを使うことも増えそうである。

接続ケーブルやソフトなどUSB-DACを使い熟すにはある程度の期間が必要だということである。それらは通常のコムピュターの仕事でもあまり馴染みのないソフトであり、オーディオ関連としてもデジタル故にあまり留意されるものではないハードだったりするということである。



参照:
一晩ゆっくりと眠れれば 2013-04-08 | 生活
これからの予定に備えて 2016-01-28 | 生活
コールマンならずクールマン 2016-06-14 | アウトドーア・環境
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