Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

四月の終りから五月へと

2007-05-04 | 
先日、夜中に電話が鳴った。夢の中で、夜中の二時三時だと思われた。暫らくして鳴り止んだ。深い眠りに居たので、そのまま続いて再び深い眠りへと戻って行った。

尋ねても、思い当たる節も無かった。一般的に真夜中の電話は良い知らせとは思わない。本日、近所の一人暮らしの老人に会った。心臓発作に見舞われて、夜中に病院へと車を走らせたという。

あの夜中の電話の主だった様子だ。数年前までは自転車で走り回っていたが、流石に最近は年を取った様子で、気にはかけていたのだが、終にやって来たかという感がある。

明日より三週間は、養生にサナトリウムへ入るという。聞く様子からそれほど酷くはなさそうであるが、流石に顔色は良くなかった。心臓をやられると誰でも最も死を意識させられるようである。

駆けつけている妹さんに紹介された。どうしても一人暮らしの心細さがあるのだろう。

メーデーには、いつもの様にが立てられた。90キログラムの丸太を町の裏道から運んで来て、11時の教会の鐘が鳴り止んでから、掛け声もアナウンスも無しに、それを一気に立てた。これは、生命力を意味するのだ。

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2 コメント

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ごぶさたしています (夢のもつれ)
2007-05-03 18:17:57
労働組合の木を立てるのかなって思いましたが、黒い森(かな?)に伝わるものだったんですね。

すべてが花開き、におうドイツの春を思い出します。
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労働組合の木 (pfaelzerwein)
2007-05-04 00:46:14
どんな木でしょうね。七夕みたいに要求が書いてあるのでしょうか?

前回調べた時の記憶ではバイリッシュの方の伝統があるようです。

今年の春は激しい春ですが。
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