パン屋親方からお誘いがあった。日曜日の午後は気温が急上昇するので、ハイデルベルクの石切り場が登り時だということだった。まだ行ったことが無いので準備をして、パン屋から帰って来て、朝食をしている時に電話があった。予想に反して霧が晴れないので濡れていて、条件が良くないので延期ということになった。コーヒーを飲んで髭を剃りだしていたが、まだ食事も始めていなかったので、コーヒーの火を止めて、ゆで卵を取り出して、久しぶりに頂上攻めに出かけた。月末からは毎週走らなければいけないのだが、いつものコースは態々パン屋のところまで二度も出かける事になるので、このコースを選んだのだ。序に先日から気になっている下りの心拍数も測ることにした。
通常よりは時刻は遅いが視界が冴えないので人気も少ない。それでも駐車場には見かけない猟師のようなのがミリタリー車と服で来ていた。準備体操を入念にして走り始める。体幹を意識して、どれぐらい差異が出るかである。早めに起きているので体調は悪くはないが、気温摂氏五度でも空気が重く、Tシャツでなければ暑苦しい。それどころか霧雨のようなものが落ちて来る。これだけ湿っていると到底石切り場の条件は悪かったであろう。臍で走ることを意識すると身体の揺れも少なかったが、急坂は脚に堪える。足に意識が来たのも久しぶりだ。荷物を担いでこの夏も2000mを超える時ぐらいの感じに似ている。それだけ実践的なトレーニングでもあるということだろう。
最初の急坂のあともペースを変えずに走り通せて、緑のベンチ通過も比較的スムーズだったが、第一の合流点までが長めに感じられ、一番辛い第二の合流点までの間で心拍数の警告が何回か鳴った。それでもあまり上下に振れていない感じは事後にも確認した。要するにペースを守りながら道の状況に合わせれるようになっているのは体幹走りのお蔭だろう。頂上部も結構走れたが、最後の直下は心拍数も最高になった。
いよいよ下りだが、足元が悪いと心拍数が下がってもスピードが出ない。上りと変わらないスピードである。平坦になって林道へ出て加速する。そこからが今回の挑戦で、心拍数を上りと同様に上げたままに走り続けることである。走り易い下りでは流石に時速10kmを維持する。そして最後になぜかスパートとならなかったのが残念だ。
それでも59分9秒は往復の記録かもしれない。下りだけで22分10秒であるから、これも記録だ。昨年11月の24分の記録の時とは走り方が大分変わっている。下りのこれだけの短縮は今後の可能性を広げる。腰が浮かなくなってきている。だから上りの走りにも影響を与えて来るのではないかと考える。
林間の足場の悪い所での減速は、安全上も仕方がないのだが、バランスを崩さないで走れるようになって来ているので、上りと同じ心拍数を維持することを意識すればまだまだ伸び代が十二分にある。要するに心拍数で毎分160強の負荷を維持する走りの時間を積み重ねていくとスピードアップが可能ということである。湿気の為か下りて来て汗だくになっていた。坂の下から吹き上げて来るような風が気持ちよかった。冬のシーズンにこれで期待が膨らんだ。
参照:
処女雪の山を走り廻る 2015-11-23 | アウトドーア・環境
吹き清められた足元 2015-11-16 | アウトドーア・環境
通常よりは時刻は遅いが視界が冴えないので人気も少ない。それでも駐車場には見かけない猟師のようなのがミリタリー車と服で来ていた。準備体操を入念にして走り始める。体幹を意識して、どれぐらい差異が出るかである。早めに起きているので体調は悪くはないが、気温摂氏五度でも空気が重く、Tシャツでなければ暑苦しい。それどころか霧雨のようなものが落ちて来る。これだけ湿っていると到底石切り場の条件は悪かったであろう。臍で走ることを意識すると身体の揺れも少なかったが、急坂は脚に堪える。足に意識が来たのも久しぶりだ。荷物を担いでこの夏も2000mを超える時ぐらいの感じに似ている。それだけ実践的なトレーニングでもあるということだろう。
最初の急坂のあともペースを変えずに走り通せて、緑のベンチ通過も比較的スムーズだったが、第一の合流点までが長めに感じられ、一番辛い第二の合流点までの間で心拍数の警告が何回か鳴った。それでもあまり上下に振れていない感じは事後にも確認した。要するにペースを守りながら道の状況に合わせれるようになっているのは体幹走りのお蔭だろう。頂上部も結構走れたが、最後の直下は心拍数も最高になった。
いよいよ下りだが、足元が悪いと心拍数が下がってもスピードが出ない。上りと変わらないスピードである。平坦になって林道へ出て加速する。そこからが今回の挑戦で、心拍数を上りと同様に上げたままに走り続けることである。走り易い下りでは流石に時速10kmを維持する。そして最後になぜかスパートとならなかったのが残念だ。
それでも59分9秒は往復の記録かもしれない。下りだけで22分10秒であるから、これも記録だ。昨年11月の24分の記録の時とは走り方が大分変わっている。下りのこれだけの短縮は今後の可能性を広げる。腰が浮かなくなってきている。だから上りの走りにも影響を与えて来るのではないかと考える。
林間の足場の悪い所での減速は、安全上も仕方がないのだが、バランスを崩さないで走れるようになって来ているので、上りと同じ心拍数を維持することを意識すればまだまだ伸び代が十二分にある。要するに心拍数で毎分160強の負荷を維持する走りの時間を積み重ねていくとスピードアップが可能ということである。湿気の為か下りて来て汗だくになっていた。坂の下から吹き上げて来るような風が気持ちよかった。冬のシーズンにこれで期待が膨らんだ。
参照:
処女雪の山を走り廻る 2015-11-23 | アウトドーア・環境
吹き清められた足元 2015-11-16 | アウトドーア・環境