橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

リニア・鉄道館

2012-02-15 | ツーリング

初めての車検ですので念のため1日休みを取りましたが、11:00前には無事終了。
あとはフリ~

せっかくのですから、平日でないと行けないところへ行くこととします。


それはリニア鉄道館です。

昨年3月に名古屋港金城埠頭にオープンして以来、大人気。それゆえ休日ではゆっくり見られそうもないのです。

隣接したタイムズ駐車場は普通車に停めます。
普通車1日700円 、大型車1日1,500円
で、二輪車は0円!             これはすてきです。

入場するとシンボル展示として過去・現在・未来の3両がお出迎えです。


過去の代表、C62蒸気機関車です。


現在の代表、300X、新幹線の試験車で1996(平成8)年に当時の電車世界最速となる443.0km/hを記録しました。


未来の車両、リニアモーターカーMLX01-1です。


ドアを真上にあげると何かいいことがあるのでしょうか。

リニアの側面はこんな感じになっています。


奥のメインホールには数々の車両がずらーり



新幹線コーナー


だんだん顔が長くなっていますね。

私たちの世代にとって新幹線と言えば、やはりこれ!0系です!



食堂車・ビュッフェは一度も利用することもないまま、廃止になってしまいました。


ドクターイエローこと新幹線電気軌道総合試験車、新幹線は安全に運行するために毎日点検を行っています。

在来線コーナー


クハ381、しなのとして運行されました。
振り子電車とも言われ、台車はそのまま車両のみがカーブになると倒れて高速でコーナリングできるように工夫されていました。
おかげで、揺れが大きく、スキーに出かけた際に酔った記憶があります。


モハ52、戦前は流線型デザインが世界的に流行しました。
見覚えのある形と思ったら、飯田線でずっと運行されていたのですね。


クモハ12、これも見覚えのあるような


クハ111、これは懐かしく思う人が結構いるでしょ


モハ1、大正時代に製作された木造電車


EF58、青く塗られた車両がブルートレインを牽引していましたね。


ED11、大正時代にアメリカから輸入された電気機関車
この当時の電気機関車は故障も多く、蒸気機関車の力を借りることも良くあったとか。


C57、貴婦人の愛称で知られる美しい蒸気機関車



ホジ6005、蒸気気動車です。
客車の前方にボイラーがあり、一両でも走行できます。
おもしろいことに、前面の扉を開けてボイラーを取り出すことも可能なのです。


国鉄バス第1号車、車体は木製でした。


超電磁リニアシアター
リニアモーターカーの室内を模した部屋に座りスクリーンを見て走行を体験します。
前面だけではなく、側面窓ガラスの風景も動き、振動もあるので実感がわきます。
500km/hから300km/hに速度を落とすとずいぶん遅く感じてしまいます。


巨大ジオラマ


何と東京から


大阪まで作られています(笑)


事故の様子を見つめる作業員まで・・・芸が細かいです。


立体交差、よく見ると踏切も閉じています。


トイレ
列車を意識したデザインです。とても綺麗でした。

館内にレストランはありませんが、デリカステーションで駅弁や軽食を購入できます。
新幹線開業時の駅弁なんて珍しいものもあり、迷ったあげくに選んだのが・・・


わ~バカバカ!名古屋メシなんかいつでも食べられるのに!


「やっぱ名古屋人はえびふりゃ~に弱いんだ」と思ったあなた!違います。
赤味噌に弱いんです。

写真は撮りませんでしたが、新幹線・在来線のシミュレーターがありました。
人気が高いので抽選で当たった人のみが体験できます(有料)。
ただし、「ただいま在来線シミュレーターに空きがあります。」なんて館内放送がありました。
平日のメリットですね。

また、映像シアターで新幹線の開発までの歴史と保守に関するビデオを見ました。
プロジェクトXのようで、おじさんにとってはおもしろかったです。

この施設のコンセプトは3つの柱があるように思えます。
1つは、超電磁リニアのPR
2つめは、新幹線技術PR
3つめは、JR(国鉄)の歴史です。

なんだかんだで、3時間ほど楽しむことができました。

コメント (24)
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