美濃金山城から足を伸ばして、小倉山城にも寄ってみました。
1605(慶長10)年、飛騨高山藩主であった金森長近は、養子の可重に高山城を譲り隠居しました。
小倉山城は、長近の隠居城として築城された城で、別名「小倉居館」とも呼ばれていました。
その後、可重より長近の実子長光に2万石が分知され美濃国に上有知藩が成立しましたが、長光は嗣子無く没し1611(慶長16)年改易、廃藩となり、小倉山城も廃城になりました。
現在は、小倉公園として整備されているようです。
小倉公園
所在地: 岐阜県美濃市1571-3
広い駐車場が用意されていました。
さっそく、石垣出現!
しかし、これは近年作られたものみたいですね。
土塀もまだ新しいです。
立派な櫓を発見
しかし、裏に回ってみると、
「なんじゃこりゃ?」
芝生広場のステージを兼ねているようでした。
富本稲荷大神
登山開始
営業していない店舗のような建物が点在しています。
どうやら、花見の季節のみ営業している飲食店のようです。
誰もいないはずの建物のトタン屋根に、どんぐりが落ちて、
「バチン!コロココロ~」と音を立てて驚かされます。
夜桜を楽しむためか電灯も設置されています。
10分弱で頂上へ到着
「おっ!天守が見えてきたぞ?」
「なんじゃこりゃ?」(その2)
ほっそりしていて、三重の塔か、はたまたロケットか?
無骨な鉄骨造りの階段を登ってみました。
南
西
北
東
展望広場を降りたところの、鮮やかに紅葉したもみじ
「よく来たなぁ」と出迎えてくれているようでした。
公園内をよく見ると、
石段の遺構でしょうか。
石垣跡?
このぐらいしか見つけられませんでした。
金山城の近くの小倉山城???
岐阜県に積み残し???と・・・
200名城ではなかったのですね(笑)
兵庫県内も県単独で100名城を選定してますので、私も、今年の近場はコレでも楽しんでみょうかな♪
そうです。200名城ではありません。
この季節、虫や蛇もでないし、草も生えていないので、山城を見て歩くのには最適です。ただし、バイクで山へ行くには最悪な季節でもあるので、出かけるのを躊躇してしまいます。近場を見て回るのも策ですね。