華厳寺参道入り口近くに谷汲駅はありました。
「ありました」と過去形なのは、2001年の名古屋鉄道谷汲線の廃止とともに廃駅となったからです。
しかし、現在も駅舎が残されており、
谷汲線関係の資料が展示されていました。
さらにうれしいことに、車両が静態保存されています。
モ750形です。
中に入ることもできます。
運転席をのぞくこともできます。
モ510形です。
戸袋窓が丸窓なのがおしゃれですね。
谷汲駅に隣接して、谷汲昆虫館を併設しています。
この地域に見られるギフチョウとハルゼミに関する展示があったのだけど・・・
大人200円という入場料には値しないなぁ というのが正直な感想です。
駅自体や静態保存されている車体が見学無料なのに残念です。
自宅から谷汲山までは50数kmあります。
まず、木曽三川を渡り、揖斐川の堤防をひたすら北上します。
30℃を超える真夏日の日差しを浴びて汗をかきながらも、川面を吹く風で熱さはさほどでもない不思議な感覚でした。
信号は非常に少なく、ハイペースで走行できるので、片道一時間半ほどで行くことができました。
鉄ちゃんというわけではありませんが、電車も好きです。「退職後は夫婦で電車旅行」「そのため、バイクで下見へ行く」とよく嫁さんに言い訳をしております。
窓の四角い感じがいいです。
子供のころに乗っていたその辺の電車もデザイン的にはこれに近いものだったはず。
このままずっと保存してもらいたいですねー。
そうなんですよ。私も廃止1か月前まではこんな電車が走っていることを知りませんでした。テレビで見て「乗りたい!」と思ったのですが、忙しくて乗りに行くことはできませんでした。
昆虫館と名乗るならば、もっといろいろな種類の標本とかおいて欲しいなぁ。
電車というのは旅行などの記憶と重なりますから楽しいイメージになります。私も子どものころ母と一緒にオバの家に行った時を思い出します。
昆虫館にはギフチョウとハルゼミの生きたものはおろか標本も満足にありません。VTRやクイズの展示がしてあるだけです。展示にはそれなりに金がかけてあるようですが、中身は高校の文化祭の展示レベルです。
名古屋も暑いけど、岐阜も負けずに暑い!涼みに行くなら鈴鹿スカイラインでしょうか。
昆虫館には巨大な岐阜チョウの幼虫のフィギュアがありました。ザムザ氏に見せてやりたかったなぁ。
8年前までこんなんが走っていたのですか?凄い!
この手の路面電車?九州や四国でも目にしましたが乗った事ないですねぇ~
昆虫館はやはり大型のクワガタやカブトムシが欲しいところです!
木枠の窓、油を塗り込んだ木製の床、フラットなシート、走ると左右に揺れる吊り輪。
子供のころの記憶が蘇ってきます。
ギフチョウとハルゼミは生きたものが見れるのでしょうか?だとしたら200円は高くないと思います。
また、無料の宿泊施設まであって快適な揖斐川の堤防を走っていけるなんて、非常に恵まれた環境でうらやましい限りです。
おお、ザムザよ。ザムザは、虫かごの天井にある空気穴にしがみついて固まった。無事、このままアゲハになれるのだろうか。
虫かごを買いに行ったとき、一緒に麦わら帽子がすっごく欲しくなって困った。条件反射の一種か。