橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

富岡製糸場

2020-11-02 | ドライブ・旅行
朝5時に自宅を出発、中央道・長野道・上信越道を経て約5時間、富岡に到着しました。


市営宮本町駐車場にデミオを駐めました。
この駐車場、最初の30分は無料のうえ、その後も30分ごと100円と格安でした。



平成の初め、グループツーリングで北関東に出掛けたことがありました。
その際、このビジネス旅館に泊まって記憶があります。
ただ、到着したのは夕方、出発は早朝であり、富岡製糸場は塀の外から覗いただけでした。いつかリベンジしたいと思っていましたが・・・

その間に富岡製糸場は国際遺産に登録され、簡素な住宅街は土産物店や飲食店が並ぶ門前町になりました。


ここまで着るのに約30年かかりました。


東置繭所
木で枠組みが作られ、その間に煉瓦が積まれた木骨煉瓦造りです。
屋根は瓦が葺かれており、和洋折衷の構造にしたため、日本の風土になじみ、現在に至るまで、美しい姿を残すことができています。


1階は資料館となっています。




2階は繭を保管する倉庫として使われていた当時のままになっていました。


繰糸所
こんな広い空間を柱なしでつくるとは驚くべき技術です。
置かれている機械は、時代に伴い更新されてきましたが、建物は基本的に1872(明治5)年のままのものが使われてきました。
基本設計がしっかりしているのと余裕を持った大きさであったからだそうです。



開業当時はまだ電気も引かれておらず、自然光を有効に取り入れられる造りになっています。
ほとんどの建築材料は地元でつくられましたが、ガラスだけは当時の技術では作ることができず輸入品だそうです。


ピンクの部分が公開されているところです。




首長館(ブリューナ館)
首長であったブリューナ一家が滞在するために建設された建物です。
1879年にブリューナが帰国すると、工女向けの教育施設などに転用されました。


寄宿舎
富岡製糸場には日本各地から工女が集まってきました。
これは、ここで身につけた知識や技術を地方に伝承するためです。
いずれにしろ、当時の十代前半の少女達はどのような思いでここに来たのでしょうか?
令和の人間にとっても驚くほど立派で綺麗な施設です。




ブリュナエンジン(複製)
まだ電気がなかったので、フランスから蒸気機関を輸入して利用していました。
その1/5の模型が展示されていました。


正門前のお店で昼食をとりました。


はや味
所在地: 群馬県富岡市富岡51
営業時間: 11:00~15:00
定休日: 不定休


おきりこみうどん
おきりこみとは群馬県の郷土料理で、煮込みうどんのことです。
ご覧の通り、麺が太いです。
名古屋のきしめんよりも太いです。
さらに分厚い。暑さはきしめんの比ではありません。
よって、よく噛んで小麦の味を楽しむタイプですね。
茸を始め根菜類がたっぷり入っていました。
名古屋人の私は「何じゃ味噌じゃないのか?」(味噌のおきりこみも存在する)なんて思ってしまいましたが、いい出汁がでていて美味しかったです。


旧韮塚製糸場
こちらは1876(明治9)年創業の民間の製糸場です。
官営の富岡製糸場とはスケールがまったく違いますね。


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2 コメント

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Unknown (T2)
2020-11-03 04:02:15
ありますよねぇ~・・・何時かまた来てみようと思って、数十年・・・

おっきりこみ♪
腹ペコで、前橋の宿で♪
7-11で調達したのを・・・
素朴な味わいが美味でした~
返信する
うどん王国 (橋吉)
2020-11-03 07:40:42
>T2さんこんにちは
ついこの前と思っていたことが、じつは数十年前だったこともあります。

埼玉・群馬は隠れたうどん王国であり、知らない麺もたくさんあります。
返信する

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