橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

スマホナビの検証

2022-09-25 | バイク
東北遠征では、ポータブルカーナビに替えてスマホのナビアプリを使ってみました。
そのインプレです。

結論としては、城跡,ビジネスホテルはもちろん、途中で寄った道の駅など全ての目的地に迷うことなく到着し、予定通り行動できましたので、正確性,操作性何一つ困ることはありませんでした。

もう少し気づいたことを羅列したいと思います。
なお、今まで使っていたポータブルカーナビはユピテル社のMOGGY YPL526、今回使用したスマホナビアプリはGoogle マップですので、この両者の比較となります。


荷物が減った
ツーリングは荷物が少ないのにこしたことありません。
特に長距離ツーリングでは、グラム単位でも軽くすることが、積もり積もって大きな違いになります。
スマホをナビにすることで専用機を持っていく必要がなくなります。

バイクを離れるときが楽
目的地に着いたり、サービスエリアなどで休憩するとき、バイクを降りて離れます。
このとき、ポータブルナビはどうしますか。
付けたままでは不用心ですし、カバンなどにしまったり、持ち歩くのは面倒です。
スマホの場合、持ち歩くことになりますが、これはナビとして使用するしないに関わらないことです。

衛星電波の受信環境
スマホの場合、衛星電波を受信しづらい環境では自車位置を見失うことがある。
一方、車載カーナビであれば車速情報をもとにした自律航法機能を搭載しているため、衛星電波の受信環境が悪い場合でも正確な位置を推定できます。
ただ、今回東北一周して、見失ったのは二戸市から十和田湖にむかう山中で、ほんの一時的に起きただけで問題にはなりませんでした。

スマホ情報の確認が容易
スマホを使っていれば、電話やメール,ラインの着信の確認が運転中にも容易にできます。
もちろん、ポータブルナビ使用時でも、同時にスマホもマウントすればよいのですが、バイクを乗り降りするときの着脱が二倍面倒になります。
スマートウォッチの通知機能を使うのもよいですが、バイク運転中は振動で知らせてくれても気づかないことがあります(SR400だから?)。
ただし、バイクやカーナビにCarPlayやAndroid Autoの機能が搭載されれば、事情は変わるかもしれません。

取り締まり情報と渋滞情報
ユピテル社のポータブルカーナビは、速度違反などの取り締まりポイントを教えてくれますが、Googleマップにはその機能がありません(課金すると付属されるそうです)。
ただし、無料版でも渋滞情報も表示されます。

地図の更新
今回、秋田自動車道と日本海東北自動車道を利用しました。
どちらも建設中の高速道路で一部が供与されています。
Googleマップはつねに更新されているので、「地図と違うぞ!」なんてことはありませんでした。

画面の見やすさ
Googleマップには自動的に地図の縮尺を変える機能があります。
目的地や右左折地点に近付くと縮尺を大きくしてくれます。
これは見やすくてよいです。
交差点の二画面表示がなく、手前の交差点で右折するのか、一つ向こうの信号か迷う場面が幾度とありました。
交差点までの距離が表示されるのですが、同じ100mでも60km/hで走っているときと30km/hでは感覚的に距離感が違います。(私だけでしょうか?)
まあ慣れで解決できそうですが・・・

パソコンとの連携と操作性
Googleマップは地図ソフトとして、普段からパソコンで使っています。
東北遠征も計画段階から、パソコン上でGoogleマップを使って立ち寄り場所や経路を考えてきました。
したがって、前もって登録した場所がスマホ上のGoogleマップにも記録されています。
ツーリング時はそれを行く順にクリックし「経路」を押すだけです。
したがって、操作で困ることもありませんでした。

スマホの場合、通信料がかかります。
配達業など日常的なハードユーザーは、馬鹿にならない負担となるでしょうが、たまのバイクツリーングに使うには充分な有用性があると思っています。
また、今回はGoogleマップ(無料)でしたが、他のナビアプリではまた使い勝手がちがうでしょうから、そのうち検証してみたいと思っています。

コメント (2)
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