橋本屋吉次郎電子日誌

YAMAHA SR400・マツダ デミオ・ツーリング・城廻りについて・その他

ダイハツ トール

2022-01-01 | 自動車一般
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

さて、長女のクルマ、ダイハツ トールです。
世界的な半導体不足の影響で、納車が遅れました。
かたや娘は切迫流産で安静、さらに出産ということになり、乗ることができなくなりました。


このままでは、走行距離0kmで一ヶ月点検時を迎えざるを得ないので、私と家内が交代で乗っております。


このクルマ、評論家の評判がすこぶる悪いです。
その一部を挙げると、
・スズキ ソリオが売れているので、その後追いモデルとして、急遽設計・販売した。
・そのため、ボディサイズ・形状は、ソリオに酷似している。
・ただし、車両重量は、ソリオよりも140kgも重いうえに、エンジン排気量は200cc小さい。
・このため、燃費もソリオに負けている。
・逆に差別化するために、低コスト化などの部分で頑張り過ぎた面がある。
・例えば、自然吸気モデルは、リヤスタビライザー省略は装着し、操縦安定性が劣る。
・要は、後出しジャンケンなのに完全に負けているということである。


しかしながら、よく売れているのです。
兄弟車のトヨタ ルーミーは、カローラ,ヤリスに次いで、先月の普通車売り上げ第三位なのです。
このギャップは何なのでしょうか。


このクルマ、室内が広く、後席の足下はかなり余裕があるうえ、スライド・リクライニングもできます。
また、後席はスライドドアですから、狭いところでも乗り降りできます。
スーパーの駐車場で、子どもが隣の車にドアをぶつけてしまうなんてことはありません。
前席のドアも縦長のため、隣とのスペースがなくても広く開けられますし、運転席足元が開いているので助手席側から降りることもできます。


また、着座位置が高く、フロントガラスが大きくて運転しやすいです。
車体も角張っていて見切りが良い上に、小回りがききます。
とにかく使い勝手が良いです。
このあたりは、タントで得られた技術・知識が存分に発揮されています。


動力性能は必要十分です。
もちろん、重心が高く、足回りもエンジンもプアなので、峠を攻めたりはできませんが、そもそもそんな気を起こさせません。

あと大事なのは、価格が手頃であることです。

自動車評論家は300万程度の欧州コンパクト車を「お手軽」とか「お値打ち」なんて言ってますが、はたしてそう感じられる人がどのくらいいるのでしょうか。
新車登録の約40%が軽自動車である昨今、自動車評論家や自動車雑誌の記事が一般市民の金銭感覚と大きくズレているように感じるのです。
また、クルマの評価基準もだと思うわけです。

コメント (2)
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