橋本屋吉次郎電子日誌

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小牧山城

2018-06-09 | お城巡り(続日本100名城)

小牧は名神・東名高速道路および中央自動車道の起点であり、今も昔も交通の要所です。ここの小高い丘の上に小牧山城が立っています。

9年前、当時小学生だった長男を連れて、訪問しましたが、今回は女房といっしょに登ることにしました。

小牧市役所の駐車場に車をとめて、


登山開始。


南側麓に史跡センターなるものを建設中でした。

一部に土塁と堀が見られます。





桜の馬場跡
けっこう広い平地で現在は公園になっています。

桜馬場の向かいにある小牧山稲荷神社


この小牧山の南に城下町がつくられました。


現在の様子
正面の建物は駐車した小牧市役所です。


なだらかな山道を登っていきます。
ゆっくり歩いても、20分ほどで頂上に到着できます。


最短コースを使えば時間を短縮することもできます。
ただ、階段が続いてキツイです。


観音洞
かつてここには間々観音という寺院がありました。
織田信長の命令によって移転し、現在地は別の場所にあります。


現地案内板


小牧市の木であるタブノキ
代表的な照葉樹林の陰樹です。

小牧山城は、織田信長が美濃攻めをするために築かれました。
岐阜城に移るまでの4年間しか使用されなかったため、従来、急造の砦に近いものと想像されていました。
ところが、近年の発掘調査の結果で、城郭を取り巻く三重の石垣が発見され、現在では小牧山城が後に織豊系城郭と呼ばれる城郭体系の原点であるとされています。






頂上に着きました。


小牧市歴史館
所在地: 愛知県小牧市堀の内一丁目1番地
開館時間: 9:00~16:30(入館は16:15まで)
休館日: 第3木曜日(祝祭日の場合は翌平日),12/29~12/31
入館料: 大人 100円,小人(小学生・中学生)30円
(JAF割引で60円でした。)
1967(昭和42)年、建名古屋市在住の実業家、平松茂氏が私財を投じて建設し、小牧市に寄贈されたものです。
なお、入口左横の受付台に続日本100名城のスタンプがあります。

転落石


徳川義親氏
尾張徳川家第19代当主
「投げ出しの尾張侯」といわれるほど私財を寄付しました。
小牧山も小牧市(当時は小牧町)に寄付されました。

歴史館最上階からの展望


南側
遠方に名古屋駅周辺の高層ビル群が見えます。


西側
正面に見えるのは、岐阜城のある金華山のはず?ですが


北西方向
このあたりに犬山城があると思うのですが


歴史古館裏に置かれた石垣石
整備のために一時的に置いてあるだけだそうです。


1927(昭和2)年の陸軍特別大演習に、昭和天皇が視察に訪れ、休息されたのを記念して建立された碑

帰り道、尾張藩の第9代藩主である徳川宗睦の墓碑を見つけました。

コメント (4)
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