タブレット端末購入に心は傾いたわけですが、いったいどの機種を買えば良いのでしょうか。
OSで分類すると、タブレットは大きく3種類分けられます。。
iPadとAndroidタブレット、Windowsタブレットです。
この違いについて、偏見をもって解説してみました。
【iPad】
Appleが開発したiOSというOSが搭載されたタブレットです。
タブレット本体もOSもApple社を製造しており、iPhoneやMacパソコンと同じOSです。
よって、操作は似ていますし、連携して使うことができます。
そもそも、iPadが世の中に登場したことにより、タブレットが脚光を浴びるようになりました。
説明書を詳しく読まなくても、直感的に操作できるように工夫されていますし、OSは無料でバージョンアップされます(Androidはもともと無料。Windowsは10から無料になりました)。
デザインが優れているだけでなく、品質も高いです、その分Androidと比べると値が張りますし、一社独占のせいかあまり安売りしていません。
また規格が独特です。
例えば、USB端子ではなくLightning端子を備え、SDカードスロットも持ちません(外付けはできますが)。
そのくせ、モデルチェンジするとコロッと規格を変えてしまったりします。
【Androidタブレット】
Androidタブレットとは、Googleが開発したAndroidというOSが搭載されたタブレットです。
iPadに対抗するため、タブレットを作る会社にGoogleがOSを提供し、さまざまな会社(ソニー、富士通、サムソンなど)からAndroidを搭載したタブレットが発売されています。
価格も性能もさまざまなで、まさに玉石混淆ですが、iPadと比較すると割安のようです。
Androidは無料で公開されているため、アプリも数多いですが、その中には個人情報を抜き取るスパイウェアソフトも存在するので注意が必要です。
OSの問題か、ハードの問題かわかりませんが、プリインストールされたアプリが多いです。
その中には、使い物にならないものも多いうえ、アンインストールできなかったりします。
【Windowsタブレット】
AppleのiPad、GoogleのAndroidを搭載したタブレットに続き、マイクロソフトのWindowsを搭載したタブレットも発売されています。ちょっと遅咲きのタブレットです。
マイクロソフト社のWindowsというOSが搭載されたタブレットで、いろいろな会社が、タブレット本体を製造しています。
Windowsパソコンと操作方法や機能が似ているため、タブレットを初めて使う人でも簡単に扱うことができます。
Windows 10になり、パソコンもタブレットも同じOSになりましたので、パソコン用のアプリもタブレットでそのまま動作するのが便利です。
また、パソコンとタブレットのデータのやり取りもスムーズにできます。
最近のトレンドとしては“2in1タイプ”が人気です。
これは、「Windowsが入っているノートパソコンのキーボードを取り外して、タッチパネルで操作する」もので、ノートパソコンとしてもタブレットとしても、両方使える製品です。
高性能で便利ですが、その分価格も高くなります。
この中から私が選んだのは、iPadです。
iPhone5Sを3年半使っていますが、その使い勝手は今でも申し分ありません。
以前使っていた、Androidスマホは反応が悪く、消せないくそアプリも多く、1年ぐらいで嫌になってしまいましたが(でも3年使いました)。
パソコンはWindowsを使っています。
これは、職場のパソコンがWindowsであり、互換性を保ちたかったこと、ずっと自作PCを使い続けてきたためです。
しかし、互換性の問題も無くなり、コスト的に自作のメリットがなくなったため、次回はMacパソコンに乗り換えようと思っています。
したがって、OSの選択はさほど悩むことはありませんでした。
PS
今回の記事を書いていてふと思ったのですが、Apple社の立場ってかつてのSONYに似ていますね。
例えば、カセットビデオレコーダーを開発していた頃、SONYは単独で多くのメーカーのと戦っていました。
結局、シェア争いで負けてしまいましたが技術的には勝っていたと思います。
デザインが奇抜であることや企画が独自なくせにころっと変えてしまうところもApple社はSONYに似ています。
連合軍を敵に回して単独で戦うことがいいこととは思いません。
ただ、SONYに限らず、今それをやってのける日本メーカーがあるでしょうか。
すくなくとも、米国にはAppleという会社があります。
日本のメーカーにも力をつけてもらいたいものです。
(続く)