橋本屋吉次郎電子日誌

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亀山散策

2013-08-06 | ツーリング

亀山城は想像以上に広く、真夏日の散策は結構こたえました。
こんなときこそ、スタミナのあるものを食べたいものです。

近年、亀山はB級グルメ「みそ焼きうどん」で売り出しています。
いまでこそ、市内の和食・洋食・中華料理店・蕎麦屋・喫茶店などいろいろなところで提供されていますが、そもそもは国道沿いにある何軒かの焼肉店で発祥したものです。
その一つである、亀八食堂へ行ってきました。


                      三重県亀山市布気町1799
                        0595-82-0828
                   11:00~23:00(日・祝 ~22:00)

この亀八食堂、ジャンル的には焼き肉なんですが、独自の進化を遂げ、特有の形態となっています。


第一にこの広大な駐車場、大型トラックでもトレーラーでもどんどん駐車できちゃいます。


店内の様子
各テーブルにはガスコンロと特有の形をした鉄板が置かれています。
小さなテーブルも用意されています。
ここでは、ひとり焼き肉もへっちゃらです。


メニューです。
売り出し中の「みそ焼きうどん」はありません。
ここでは焼き肉の〆の料理なのです。
男性の場合、(肉+ホルモン+うどん玉)×人数分がちょうど良いといわれています。
女性や子ども、小食の方が含まれる場合はホルモンの量を減らすとよろしいかと思います。
もちろん、ご飯にも合いますのでお好みによってどうぞ。
ただ、ここの味付けには高い肉よりも安い肉が合います。
私は、「豚肉1人前+ホルモンA1人前+うどん玉1つ」注文しました。


右から袋に入ったうどん玉。セルフサービスの冷水、ワンカップの容器がコップ代用です。さらに、ノンアルコールビールを頼んだらワンカップの容器がさらに1個増えました。

写真を撮り、さて、ノンアルコールビールを飲もうとしたところ、肉が出てきました。
大手牛丼チェーン並みの早さです。

繰り返しますが、注文したのは「豚肉1+ホルモンA1」です。
この店では、肉を注文するだけで、たっぷりの野菜がもれなく置かれていきます。。
また、写真ではわかりにくいですが同時に味噌だれも付いています。

このあとは、ひたすら混ぜ混ぜします。
すると野菜からの水分が出てきます。

ここで、うどん投入。
味噌が焦げる恐れがありますので、最後まで手を休めてはいけません。


完成
野菜も肉もたっぷりの焼きうどんです。
味噌だれのおかげで回鍋肉に似た味わいとなります。


もちろん、完食
ごちそうさまでした。

お腹を満たしたところで、再び史跡探訪です。

前回紹介したように亀山は城下町であるとともに、東海道の宿場町でもあります。

江戸時代、幕府は全国の街道に一里塚を設置しました。
一里塚とは、1里(約3.927キロメートル)毎に旅行者の目印として設置した塚です。
榎などの木が植えられ、木陰で旅人が休息を取れるように配慮されていました。
今でいうパーキングエリアといったところでしょうか。

亀山の東には和田一里塚(江戸より104里)、西には野村一里塚(江戸より105里)が残されています。
連続した2カ所が、現存している例は珍しいのではないでしょうか。
亀山城見学のついでに足を伸ばしてみました。


                              野村一里塚
                      三重県亀山市和田町1488-153

三重県下で唯一原形をとどめる一里塚で、わが国の交通史を考えるうえで貴重な遺跡として、国史跡に指定されています。

東に向かって東海道を歩きました。


亀山城南西にある宗英寺の大イチョウ


樹齢400年だそうですが、葉も幹もまだまだ若々しい美魔女でした。


お城の近の商店街


こうしてみると昔から商店街だったことがわかります。


街道の跡を感じさせる家並み


亀山城を模した呉服屋さん


地酒の名にもつけられています。


                              和田一里塚
                       三重県亀山市和田町1488-153

榎が植えられています。
坂道に設置されており、電柱は道路に対して垂直に立てられているので傾いて見えます。
実は、この一里塚は、跡地東側に往時の姿を模して復元したものでした。
とはいえ、炎天下に1里歩いてへとへとの私には休憩するのに十分な施設でした。

コメント (8)
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