近江国一之宮、建部大社(たけべたいしゃ)は滋賀県大津市神領にあります。
歴史は古く、116(景行天皇46)年に神崎郡建部郷(現在の東近江市五個荘付近)に、
景行天皇の皇子である日本武尊を祀ったのが始まりとされ、675(天武天皇4)年に現在地へ移転したと伝えられています。
一の鳥居
瀬田の唐橋の東、300mほどのところにあり、古くから歴代朝廷の尊信が驚く、また武将たちの崇敬も深く集めましたが、たびたび戦乱にも巻き込まれてしまいました。
二の鳥居
手水
だそうです。
神門
狛犬
拝殿
二棟並んだ社殿
東側が本殿、主祭神は日本武尊
西側は権殿、これは仮殿のことで、本殿造営時に神を仮に遷し祀る建物のことです。
現在は、この権殿に大己貴命(おほなむち、大国主の若い頃の名前)が祀られています。
社殿脇の摂社・末社
宝物殿
御神木であった松の根
武富稲荷神社
大野神社
コンパクトな一之宮ですが無料駐車場が二カ所設けられていました。