橋本屋吉次郎電子日誌

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神岡城

2009-09-11 | お城巡り(その他)


神岡(現在は合併し岐阜県飛騨市に編入されています)は、鉱山で栄えた町でした。

1970年に三井金属鉱業神岡鉱業所の創業100周年記念として、神岡城の模擬天守と模擬城門が建築されました。

元来、武田信玄の命令で、高原諏訪城の支城として築城されたそうですが、元和元年(1615年)に江戸幕府の命令で破却されてしまいました。
遺構は石垣と堀だそうですが、当時の様相そのままというものではなさそうです。

天守閣横の堀を私が歩いて渡ったくらいですから、この浅さでは機能しません。

城門を渡ると小ぶりの天守閣が鎮座しています。

犬山城や丸岡城を参考にして作られた、鉄筋コンクリート製の模擬天守です。

ここは小高い丘の上にあり、神岡の町を一望できます。

隣接する鉱山博物館です。

明治元年に建設された農家の住宅である松葉家です(ここが一番おもしろかったりして・・・)。

神岡城は鉱山博物館・松葉家とともにアミューズメントパーク的に作られたようで、入場料もセットとなっていました。
しかし、鉱山の衰退とともにこの施設への客足も遠のいているようで展示パネルなどもいささか時代に取り残された感が否めません。

周囲には空き家になっているアパートなどもぽつぽつあり、寂しい限りです。
ニュートリノ観測施設スーパーカミオカンデの町として再起してもらいたいと思います。

コメント (10)
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