我が尾張の国の一の宮はわかりやすいです。
全国に一宮とつく地名は多数あれど姿勢をひいているのは、愛知県の一宮市だけである(と思うのですが・・・)。
さらに駅からこの神社まで商店街のアーケードが続いています。
いまだに一宮市民のみならず尾張の人々に親しまれている「真清田さん」なのです。
神社は立派でかつ、きれいです。
立派な神社はたくさんありますが、建物の痛みが目立ったり、掃除が行き届いていないような管理が不十分なところも多く存在します。
一概に非難はできません。神社の運営も大変でしょう。その苦労を察することはできませんが・・・
真清田神社の社殿は戦災で消失し、戦後建てられたものですが立派です。
この地方は繊維産業が盛んであり戦後著しく景気が良かったからです。
しかし、それも過去の話、現在は斜陽の一途にあります。
そのなかでしっかり整備されているのは、多くの人々に愛され協力されて成り立っていることが容易に予想できます。
なお、屋根を葺いている美しい銅板の内の1枚は、20数年前に橋吉が奉納したものです。えへん。
ところで尾張一宮には真清田神社の他に一の宮を名乗る神社がもう一社あります。
その件に関してはまた後日。