あれ、今朝の空はどうだったか、忘れてしまったかな。
まったくこれだからいやだ。たぶん朝起きて、朝の空を見ているはずだが。
きのうの朝の空のほうをよく覚えていて、雨が降りそうで降らないような。
でも、この階調のある滑らかさというか、透明感もある美しさ。
これは向こうが見える、という透明感でなくて、寒天とか色の薄めの羊羹のそれに
似ているものだけど。こうゆうのを、ほかの何かで見ることがあまりにもないので
まったく貴重なものだとも思うのだが。もっとも、これは今日の画像には
出て来ない。忘れたというより、あまりに個人的な感傷が強いからかも知れない。
朝の空がどうだったか、それは明日にでも書くことにして、その後は
いい天気になったので、乗り気ではないが、少しだけ歩いた。
辛くても歩かないと、というのもある。でも多少は大丈夫だという気持ちもあった。
日が出て、ちょっと薄着だったが、その日もだんだんと強くなる感じで
背中を暖められると心地がいい。
驚くことでもないけど、たくさんの花の咲いているところで、
二度も、たぶん間違いはないと思うが、大きめの『アカタテハ』を見かけた。
この二羽のアカタテハは、もちろん人の気配を感じて逃げてはいったが、
今ごろ、ちょっと歩いてアカタテハを見るというのは、これからまだ先
これらのタテハチョウを見る、という機会もあるということだろう。
体も適度な暖かさで、汗かくところまでいかず、無事歩いて帰って来た。
どうにかなるものでもあるが、こんなことでも疲労感となる。それが明日かあさってか
出る。
星に興味がある人も、ちょっとだけある人も、たとえば日食だと見る。
月食だとどうかな。次に近付くハレー彗星は、もうどう考えても見ることは私には出来ないが
果たして無事に、戻ってくるだろうか。
今年の冬というより、もうすぐだが、すでに見つかっている巨大彗星も
話題になるかも知れない。
今年の春に、結構大化けしたと思われるパンスターズ彗星。これは私の場合
ちょうど位置的に探しやすいところで、明るくなったので、
生まれて初めて、彗星だーという画像を撮ることが出来た。
これは運がよかったというしかない。
地平近くで、ちょうど西側は見やすかった。こうゆう、条件がなければ
探すのも大変、見つけたあともそれを写真に撮ることも、大変だったに違いない。
すでに発見されて、時間のたつうわさの大彗星、が肉眼で見えるくらいの大彗星に
巨大彗星になるかどうか、これはそのときにならないとわからない。
今年はロシアに巨大隕石が落ちた、という年でもあって、彗星も、小惑星も、
隕石もいってみると、太陽系を構成しているもので、この中で怖いというと
やはり巨大隕石の落下。でもこうゆうことが、またすぐに起こる可能性は
ほとんどないだろう。ちょっとこの隕石でおかしなことも話題になったが
今はそんなこと誰も気にもしていないだろう。
そんなことと関係なく、この空はいい、というもの。
その一。日の出のころ。
その二。薄っすら、剱岳の頂上が見える。
その三。これは夕方。きれいな絵画的な空が現われた。
その四。この色がいい。
その五。
その六。
その七。カメラの進歩は、すぐにこの色の出方はいいねーということにはならない
ようなので、多少は年代ものになっても大切に使えばある時間は持つ。
カメラも溜まると、これも時代でいうとゴミということになりそうだが・・・。
星空で、これはよく撮れたというものではなく、ちょっとためしに高感度をとか
あと、夜空の大型ジェット旅客機の光跡はよく画像に残る、という現状。空も交通渋滞?。
その八。アンドロメダ銀河を撮影している途中。二本の光跡が残った。
一本は飛行機のライトとストロボだが、もう一本はわかりにくい。
その九。これも。下のものは、かなりはっきりとそのライトの色もわかる。もう一本は
何かなー。
その十。この日は、空は悪くはなかったので、G1 Xのもっとも望遠側、60.4mmで、
ISO3200、60秒の露光をしてみた。まーとんでもない画像だが、
M31のもう一つの伴性雲である、M110もかすかにわかるようなところはある。
天気がよければ、あとはもっと遅く、もっと空気のきれいなところを求めないと
いけない。このハードルを乗り越えられる人はどれくらいいるかなー。
そうゆう話ではなく、巨大彗星が巨大彗星として現われるように、その神秘の姿を
堪能できるようなお天気が続くことを、今からお祈りしていないと。