光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

薄い雲が、星の色を際立たせるフィルターの役割をする。赤いベデルギウス。

2013-10-06 13:15:30 | 星空・天体・宇宙
  今日は暑い。真夏の暑さ。


  風は北風だが、部屋の中になかなか入らず、かつ、お日様は高度を下げて

  よって日の光は奥へ奥へと侵入する。

  遮ってはいるが、暑い。

  外の気温が26℃で、部屋の中は28℃。最近この温度はない。

  外は、ほとんど快晴。


  このところ、あまりいい空はなかった。夜空のことで、ずっと雲があったり。

  きのうが新月で、外は真っ暗になるようで、実際はわからないが、これからしばらくは

  月明かりを心配する必要はない。

  晴れれば、なんとかなりそうで、期待だけはする。


  空もよくない日が続くと、なぜか簡易赤道儀の動きもスムースでなく、

  星が点に写らない状態にもなって、さて問題はどこにと考えたりだが、・・・。

  いずれにせよ、慣らし運転をするしかない。もう、ウォームギアに問題が出たのかとか

  思ったり、エネループだとやっぱりだめかとか。


  それで、きのうの夜はまだ曇りで、今日に日付が変わって

  目が覚めると、薄い雲もあるが、星も見える。

  これもいいほうと、簡単撮影法をやる。

  セットはしてあって、3、4分待つだけ。


  この薄い雲が、ちょうどよかった。ソフトフィルターのような働きをした。

  明るい星はより明るく、大きくなる、さらに色がはっきり。

  今回の画像だと、おうし座、オリオン座の辺りが写っているが、

  アルデバランや、ベテルギウスの色がやけにはっきり。

  星と雲がうまく共存した状態。

  ベテルギウスは、赤色巨星で、その光度の変化もはっきりと観測されて

  星の最後を迎えていると考えられているが、まーこの色だけではわからないが、

  まずまずの美しさがあると思う。

  ただ真っ暗な空に星だけというのもいいけど、雲があると、愉快な画像が出る。




  その一。一枚目のオリジナル・ファイルに近い画像。雲は薄いので、星の光も
  それを通り抜ける。明るい星は滲んでその色がはっきり。




  その二。ヒアデス星団のアルデバラン、これだけ黄色がはっきりと出るとは。




  その三。オリオン座の中心部。ここは星が美しい。




  その四。赤いというところまでいっているかな、オリオン座のα星、ベデルギウス。
  明るいところで見ると、黄色っぽく、暗いところだとちょっと赤味がわかる。





  その五。もう一枚のオリジナル・ファイルに近い状態のもの。焦点距離を長く
  した。しかし雲の量も増えた。それでも星と雲は調和。




  その六。




  その七。あまりいい空ではなくても、画像的に美しさのあるものはやっぱりいい。


  特に赤道儀などなくても、このような天気だと、雲は天然のフィルターになって、
  星の色もわかるという画像を撮ることは可能で、すでに北斗七星辺りで
  それを経験している。

  ほかの画像は雲が多く、真っ白というのもある。

  星が、点像にならないということは今回はなかった。

  ちょっと救われたようなで、しかしあまり気にすることでもないかも知れない。



晴れススキ

2013-10-06 06:52:22 | 散策
  雨は降りそうにない。


  台風23号の影響はまだない、なんかしかし来そうな気はするが。

  気象レーダを見てみると、雨は日本海で降っているようで、

  結局のところ、全然涼しくなく、暑いくらい。


  ちょうどいいといういい方も出来るが、きっと若い人だと、

  夏に戻ったと思うのではないか。

  微妙に静か、近くを通る国道8号線の車の音もしない。

  ときどきなにかの知らせか、どーんどーんと打ち上げ花火の音。

  ただし音だけ。


  小鳥の鳴き声で、なかなか美しいものがあるが、どうゆう鳥の鳴き声かは

  わからない。

  お日様は順調に出ていて、朝から空はきれいである。

  多少、上のほうのことを推察すると、氷も出来ているような感じだが。


  ススキ。











  秋風にそよそよと書きたいところだが、この日もお日様でポカポカしていた。

  明日は29℃まで上がる予想。