今のお天気、ほぼ快晴。
立山連峰は少し、あるいはうっすら雲がかかっている。
富山地方気象台のアメダス、午後1時で、気温、23.9℃、風は北北東からで、3.5m。
さわやか。湿度も低め。
きのうの午後もお天気は安定していて、特に雲の領域が増えるなどなく
夕方になって、でもまだ明るく、また宵の時間もまだまだなかなか暗くは
ならない。
月は、まだ満月になっていないが、それゆえ日が出ているが夕方、立山連峰の上に
同じような白さで、ぽっかりと浮かんだ。
もう少し時間がたたないと、金星もはっきりしないだろう。
そう思って、あまり見たくもないTVを見ていたかどうか。
午後も7時20分くらいを回って、西の空を見上げると、きれいな夕空というか
宵の空があって、ちょっと戸惑ったが、金星はすぐにわかった。
でも、もう少し辺りが暗くならないと、明るさも目立たない。木星のほうが
わかりにくく、しかし、金星のすぐそばに、斜め左上にちゃんとあった。
これから金星は見やすくなるが、木星はどんどんと地平に近付いてゆく。
この二つの惑星の接近も見ものだけど。
さて、これが簡単に、金星キラキラ、一番星見つけたの「絵」になるかというと
そうはいかないようで、ちょっと苦労した。違うな、苦労ではなく、暗めにして、
金星と、周りの闇の明るさとの差を出そうというわけだが、これがどうだったか。
肉眼では簡単に見える状態なのだけど。
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5月25日追加情報:水星も写っていました。
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その一。宵の時間、7時20分を過ぎている。ちょっと暗めにして、
実際の空はもっと明るい。
その二。暗くしてゆく。しかし空に何も写っていない。
その三。これは暗くしすぎた。
その四。元に戻してゆく感じで。
その五。これは夜景である。これを見ても、感度を下げすぎているのがわかる。
その六。広角側だと、星像も小さくなるし、というので少し焦点を長めにして
時間もかけて、これでようやく右下(というより中央)に金星、左上に木星があるのが
わかった。
これでも、かなり暗いようだ。モニタの周りが明るいと、見えないかな。
その七。ようやく背景と、星の明るさとの差がはっきりとして、金星と木星が
浮かび上がった。それにしても、この惑星の接近、しだすとやけに早いなと思う。
その八。右側の金星の右に、恒星も写っている。
追加情報:ぜんぜん知らなかったのですが、AstroArtsさんの情報ならびに
投稿画像を見せていただいて、金星の右側に見えているのは、金星よりさらに内側に
ある惑星、水星、であることがわかりました。
金星と同じように明るく写るもの、というと、水星というのもなかなか、
ピンとは来ませんが・・・。
その九。再び、金星と木星。
その十。少し明るめにして、広角側に戻ると、こんな感じになる。
恒星も、少しずつ写り始めているが、これだと金星と木星はわからない。
そろそろ、地平に近付く時間。
その十一。画像を縮小して出しているということも問題の一つで、その十と同じような
画像の右下側を拡大すると、このようにちゃんと金星と木星は、写ってはいる。
あまりきれいではないが。
その十二。一番最初に出している、「その一」の画像でも、実はこれと同じことが言えて
同じような画像を拡大すると、金星と木星は、ほとんど点だが、写っているのがわかる。
しかし、見てすぐにはわからない。
なんかコネコネというか、ネチネチしたことを書いたが、
暗くなるのを待つと、沈んでしまう。見えなくなる。目では見えるが
カメラでファイルにとなると、バックグラウンドが明るすぎる。
きれいというより、点像に近い形で、金星と木星を写しこむことを目標にすると
簡単だと思えるものも、なかなかむつかしいもの。
これは、まー自分に言い聞かせているようなことだが。
この後も少しあるけど、これは今度は月明かりと、それから地上からの
上空に向けられた、照明、光の束が多いという問題にもいつもの通り悩まされた。