きのう7月10日、久しぶりに、西の空に金星と木星が見えた。
国立天文台の、ほしぞら情報「2015年7月」によると、7月10日は金星が最大光度とある。
晴れてはいたが、雲が残念ながら、次から次へと湧き出てきて、非常に明るいようでもあるが
それほどでもないような気もした。
理由の一つは、暗くなる時間まで待たないとその様子はわからないが、地平に近づくにつれて
地上の人工の照明、街の明かりが影響するので、比較がむつかしいということ。
さらに雲、モヤがある可能性が地上近くでは高くなるので、これも明るく光を反射する。こちらにも人の目は
敏感なので、星の実際の明るさを体感し辛いこともある。結局、日々条件は違って、・・・。
ほしぞら情報2015年8月を見ていると、金星の内合は、8月16日とある。金星はいまも地球に近づいているが
ちょうど地球と太陽を結ぶ直線が、黄道面上で考えられるが、これを通ってちょうど垂直になる平面にぴたりと
金星が入るのが内合。
簡単にど真ん中に来る、と言ってもいいと思う。もうすぐなのである。
金星は、外合から、東方最大離角になるまでより、東方最大離角から内合までのほうが、公転の回転角が小さい。
それだけ時間も短くて済む。また内合から、西方最大離角になる時間も同じであるが、こちらのほうが、
その後の外合までの時間よりも短い。直感的には、図を書いてみると、比較的簡単に理解は出来る。
ただ、かなり近似的なことを、簡単に書いている。もっとも、これ以上は私は書きようもないが。
いつものように、7月3日と7月10日の金星と木星の位置関係を、同じ縮小率にした画像で
並べた。木星は地平に対して、右側にほぼ水平に移動しているように見える。
木星のほうが太陽の向こう側にあるので、移動は遅く、金星は、太陽の動きを反映しているので
これは比較的顕著である。ただバックに恒星がはっきりと写っている画像は、特に3日はなく
残念なところ。
金星と木星の、移動の様子。
その一。7月3日、先週の金曜日。
その二。空は明るいが、7月10日、きのうの金曜日。
これらは以前に出しているものとも、同じ縮小率である。
あまり面白い画像はなくて、流れ星も写っていないし。
7月3日は一枚だけ。きのうの7月10日は、やけに雲が出た様子なども。
その三。7月3日。左右1024ドットあります。地平近くは雲が結構あって、その上もほとんど恒星は
わからない。
7月10日。
その四。
その五。
その六。かなり明るい時間から、撮っている。雲が出てきて、空が暗くなる時間も同じ状態。
意地悪な雲だなー。
その七。これが7月3日と比較できる、1024ドットの画像。金星と木星の辺りに、やけに雲が多い。
日没時の高度もだんだんと下がっているので、この画像でも二つの惑星の高度は低い。
その八。いまは金星も木星も、どちらも「しし座」に。しし座の様子と、二つの惑星。
これはいつもと同じように、少し大きめにしています。
7月3日と10日では、かなり間があいた感じがするが、金星と木星の離れてゆく様子はさほど
驚くようなことはない。
一番は、日没時は明るすぎて星もわからないが、これまでのような暗さになるときの二つの惑星や星座の位置が
かなり移動していること。地球の公転。
これは土星とさそり座でも同じことだけど、きのうの金星と木星は、ちょうど午後8時40分ぐらいまで
その様子を見ていたが、同じ時間、土星は、もう真南より西側にあるように見えた。
国立天文台の、ほしぞら情報「2015年7月」によると、7月10日は金星が最大光度とある。
晴れてはいたが、雲が残念ながら、次から次へと湧き出てきて、非常に明るいようでもあるが
それほどでもないような気もした。
理由の一つは、暗くなる時間まで待たないとその様子はわからないが、地平に近づくにつれて
地上の人工の照明、街の明かりが影響するので、比較がむつかしいということ。
さらに雲、モヤがある可能性が地上近くでは高くなるので、これも明るく光を反射する。こちらにも人の目は
敏感なので、星の実際の明るさを体感し辛いこともある。結局、日々条件は違って、・・・。
ほしぞら情報2015年8月を見ていると、金星の内合は、8月16日とある。金星はいまも地球に近づいているが
ちょうど地球と太陽を結ぶ直線が、黄道面上で考えられるが、これを通ってちょうど垂直になる平面にぴたりと
金星が入るのが内合。
簡単にど真ん中に来る、と言ってもいいと思う。もうすぐなのである。
金星は、外合から、東方最大離角になるまでより、東方最大離角から内合までのほうが、公転の回転角が小さい。
それだけ時間も短くて済む。また内合から、西方最大離角になる時間も同じであるが、こちらのほうが、
その後の外合までの時間よりも短い。直感的には、図を書いてみると、比較的簡単に理解は出来る。
ただ、かなり近似的なことを、簡単に書いている。もっとも、これ以上は私は書きようもないが。
いつものように、7月3日と7月10日の金星と木星の位置関係を、同じ縮小率にした画像で
並べた。木星は地平に対して、右側にほぼ水平に移動しているように見える。
木星のほうが太陽の向こう側にあるので、移動は遅く、金星は、太陽の動きを反映しているので
これは比較的顕著である。ただバックに恒星がはっきりと写っている画像は、特に3日はなく
残念なところ。
金星と木星の、移動の様子。
その一。7月3日、先週の金曜日。
その二。空は明るいが、7月10日、きのうの金曜日。
これらは以前に出しているものとも、同じ縮小率である。
あまり面白い画像はなくて、流れ星も写っていないし。
7月3日は一枚だけ。きのうの7月10日は、やけに雲が出た様子なども。
その三。7月3日。左右1024ドットあります。地平近くは雲が結構あって、その上もほとんど恒星は
わからない。
7月10日。
その四。
その五。
その六。かなり明るい時間から、撮っている。雲が出てきて、空が暗くなる時間も同じ状態。
意地悪な雲だなー。
その七。これが7月3日と比較できる、1024ドットの画像。金星と木星の辺りに、やけに雲が多い。
日没時の高度もだんだんと下がっているので、この画像でも二つの惑星の高度は低い。
その八。いまは金星も木星も、どちらも「しし座」に。しし座の様子と、二つの惑星。
これはいつもと同じように、少し大きめにしています。
7月3日と10日では、かなり間があいた感じがするが、金星と木星の離れてゆく様子はさほど
驚くようなことはない。
一番は、日没時は明るすぎて星もわからないが、これまでのような暗さになるときの二つの惑星や星座の位置が
かなり移動していること。地球の公転。
これは土星とさそり座でも同じことだけど、きのうの金星と木星は、ちょうど午後8時40分ぐらいまで
その様子を見ていたが、同じ時間、土星は、もう真南より西側にあるように見えた。