光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

6月29日の明るすぎる画像、月と土星とアンタレスと

2015-07-04 14:00:44 | 星空・天体・宇宙
  お天気、曇り。少し湿っぽい。


  外の気温は25℃くらいあるので、少しでもブラブラしていると、汗が出てくるような感じ。

  湿度もある。地面から出てくるもの。草も木々の葉もまだ濡れているものが多い。


  朝からほとんど、物音もしない。静かで、でも外に出ていると、わずかにセミの鳴き声がする。

  朝からどうしようかななど悩んでいる姿は、滑稽でもあるが、適当な画像もないし、これも適当ではないが

  6月29日、土星と月の接近の様子を撮っているので、これを出すことに決めた。


  何でもやってみないとわからないものだが、明るすぎて使い物にならない。ファイルをモニタで目で見ても

  よくわからない。で、RAW画像があるので、かなり暗くしたら、星の位置はわかるような気がした。

  この日は雲がもう出てきている時間で、画像にも写っている。もともと月がかなり明るく、土星はわかる。

  さそり座のアンタレスも、よく見るとわかる程度。だが、ほかに見えるのは雲と空。これを出すことに。

  それで土星はいまは、てんびん座にある。でもわかる星座は、さそり座である。



  土星の環は、これは望遠鏡で見ていて、カッシーニの空隙というのがわかるかどうか、という条件である。

  環が何で出来ているか、あるいはその厚さは、いろいろびっくりすることが、ずいぶんとむかしに

  わかってきていて、でも望遠鏡でこの惑星を見ているときは、そうゆうことも忘れてしまう。

  衛星で大きいのは一つ。タイタン。


  これもいつかは忘れたが、探査機が木星に近づいて、これまた驚いたが木星にも環があった。これを発見した

  探査機の名を覚えていない。環がいかに薄いものか。でも、近づくときれいなもので、でもさらにそれを

  大きくしてみると、環はどの程度の大きさかこれも覚えていないが、石ころのようなもので出来ていた。

  そうゆう印象が残っている。ただ地球の石とは違うと思う。そうゆう感じの何か。

  この探査機は、木星だけでなく、他の惑星にも近づいたような印象もある。


  土星より外側の惑星は、天王星と海王星。冥王星は惑星ではなく、太陽系外縁天体と呼ばれる。

  太陽系外縁天体の正体はいろいろある。一つは、エッジワース・カイパーベルトといわれる

  ところにあるもの。ここに冥王星に似たような天体が、べらぼうな数見つかっている。


  ここよりはずっと離れて、懐かしいオールトの雲がある。多くの彗星は、ここからやって来ると考え

  られている。ただ、ここよりもさらに遠いところから来る、そうゆう可能性もあるらしい。

  これは記憶だとごく最近の知見。


  天王星がどうして見つかったか、これも謎めいている。惑星は、どれもみなそうらしいが、互いに引力を

  感じあっているので、完全に楕円軌道ではない。摂動という現象が常にあって、ゆらゆらしている。

  こうゆう風にいうのが、正確ということである。これがどうゆう風なものかは、ものの本を読むしかない。

 
  海王星は、これは天王星に摂動が観測されて、この惑星のさらに外側に、未知惑星があるとされて

  発見された惑星の典型。冥王星もそうである。海王星の軌道にも、微妙な変化があった。さらに外に惑星が

  あるはずだ。

  1930年に、アメリカのローウェル天文台にいた、C.W.トンボーによって、この冥王星は発見された。

  トンボーという名がこれがなかなか忘れられない。私は、『物語』風の本で、このトンボーの活躍と生涯の概要を

  知ったが、その本はいまはもう絶版になっている。


  「ニュー・ホライズンズ」というアメリカの探査機がいまは冥王星に近づいて、その衛星のカロンの様子も含めて

  TVで簡単に紹介された。天文サイトでもニュースになっている。NASAのホームページを見てみたが、単純に

  英語なので、何が何やらわからないといったところ。このNASAのサイトも、必ず迷子になるように出来ている。

  ずいぶんと、いろいろあちこち見ながらダラダラ書いたら、時間だけたった。

  (訂正:ニュー・ホライズンは、ニュー・ホライズンズでした)。


  6月29日の、月と土星と。




  その一。これはてんびん座にある土星。




  その二。もちろん月もあって、これがその一の元画像で、ファイルのイメージ。




  その三。さそり座のアンタレス辺り。これはトリミングしている。



  これ以外に、もう少し広角で撮っているものもある。上のは明るすぎて、見た目何にもわからなかった

  ので。




  その四。大体、土星と月と、さそり座と。ファイルのイメージ。




  その五。さらに広い画像。さそり座がわかりやすい。




  その六。その五の、拡大で、一応アンタレスなども点になっている。ポラリエで短い時間だが
  追尾している。




  その七。ほとんど月以外にわからないが、見た感じに近いと思う。


  画像にゴーストとかフレアが多く、ひどいものだが、月が明るいということかな。
 
  ほかに付け加えることはもうないか。

  見直さないと。




夜中に雨が降っている、静かな朝で、カラスの鳴き声

2015-07-04 07:17:38 | 散策
  梅雨だな、雨。きのうは宵の時間、曇りのようで晴れのようで、曖昧である。


  午後3時ころだと雨ではなかった。お天気の印象が残っていないというのは、記憶がないということ。

  午後4時前に、いつもの車の音がして、安心はした。


  日の沈むころ、その太陽は見えた。

  で、その雨のことだが、宵の時間、ちょっと身体を動かすのがいやになるくらいだったけど、

  きのうも金星と木星は見えていて、でもその後はほとんど曇りだと思う。

  眠っていて雨かも知れないと思う。でももし、10mmの雨が降っていたとしたら、かなり音がするはずだ。

  富山地方気象台のアメダスを見ると、そうゆう時間があるが、こことはある程度離れている。

  こちらではそれだけの雨はないはずである。でも雨はもちろん降っている。

 
  きのう、酒飲みの天国のような番組を、日テレ系で見ていた。

  世界をまたにかけてあちこち出かけないといけない芸能界の皆さんはハードな仕事に耐えられる

  人だが。酒が飲めるかどうか、これもまたその仕事に関わってくる。


  むかしから、ヨーロッパは酒飲みの天国のようなところだなという印象はあった。

  ドイツだったか、オーストリアだったか、その辺りでは水よりビールのほうが安い、それが定説でもあった。

  それゆえ水代わりに、ビールを飲む。日本のように、薄いアルコールなのかどうかそこはわからないが。

  
  どこの国が一番アルコールの消費量が多いか、これこそどうでもいいことだけど、

  寒い国は、その消費量が多いというのはわかりやすい。

  バルト三国と言ってもすぐにピンと来ないが、フィンランドより酒税が抑えられていて

  価格的には同じものでも、半分になるらしい。フィンランドも、いかにも寒い国だし、それゆえ

  国境を越えて、お酒をしこたま買ってゆくという。若い女性の笑顔が、なかなかかわいい。


  これでは番組丸写しなので、止めておくが、フランスという国も、アル中が多いらしい。

  これも昔むかしのTVで見ていたものだが、たとえば日本の若者と同じ年齢くらいの

  フランスの若者が一緒になる。すると親子か、というくらいに、フランス人は老けて見える。

  日本人はもともと、童顔なのかどうか、これが世界に通用する概念かもわからない。が、

  いま思うに、なぜあんなにフランスの人が老けて見えていたか、は、若いうちから

  自分の人生というかこれから先の生活が、どの程度のもので終わるか、というものが見えていたから。

  もう少しいうと、すでに絶望的だったのかも。

  
  もう一昨日になる、朝。













  あれ、時間だけ過ぎた。