光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

南の空に、夏の星々。土星が明るいてんびん座、さそり座、へびつかい座など。

2015-07-12 13:57:12 | 星空・天体・宇宙
  普通の、星空の画像である。きのうは一昨日よりもよく夜は晴れた。これは偶然かな。暑いと空の状態はなぜか

  いいような感じだが、・・・。で、撮ったのもきのう、7月11日。

  だけども体感的にやたら暑く感じるが、気温そのもの、気象台の観測値であるが、これは思ったより高くなく、

  妙に普通。


  もう南の空に、それも時間的にも早いという時刻に、土星や、よく知られている星座である「さそり座」などが

  見えている。これに気が付いたのが、7月10日で、それまではしばらく土星もさそり座も、アンタレスもほかの星の

  ことも頭になかった。突然現われた感じで、11日のきのうもちゃんと南の空にあった。


  それにしても今日は少しどころか、かなり暑い。30℃くらい気温はありそう。

  明日は、35℃になる。驚くべき値で、それでも朝から気温が上がっているのを感じながら、大丈夫かと

  思いながら、新聞を見ないといけないと思いながら、カメラのモニタのほうを見ていた。


  少しむかし話で、どうもこれをやらないと調子が出ない。もうだいぶ書いているが。

  従兄弟、従姉妹、「いとこ」というのは数で言うと、何名かいるが、みなおじいさん、おばあさん、おじさん、おばさんに

  なっているはずである。何しろ、私もこの「おじいちゃん」、とむかしなら言われる歳になったので。

  で、母方の叔母から、何々ちゃんが星の写真を撮りたいと言っているのだけど、どうかしら、と言うことを

  聞いたことがある。その何々ちゃんは従兄弟の子供さんで、むかしここにも遊びに来て、その後会っていないが

  もう立派な大人になっているはず。でもずいぶんと間接的な聞き方である。


  簡単にやめた方がいい、といったと思う。大体私がやったことがないからで、どうしてもというのなら

  自分でやるしかないですね、突き放すような言いかたをした。コンパクトカメラはあったかも知れないが、

  もちろんデジタルで、さらに一眼もあったかも知れないが、ほかに必要と思われるものが面倒である。

  いまも実際のところ、星の写真を撮りたいと思っていても、出来るのは、せいぜい小さいカメラだけでの

  ものとなる。それ以上はぼんやりとしか、考えられない。


  それでカメラは、キヤノンのG1 X。Mark IIは、固定撮影でしか使わない。一応今回は簡易赤道儀である

  ポラリエを使った。

  赤道儀とは何ぞやという疑問も当然ある。簡単にいうと、たとえば望遠鏡で星を眺めたいとき、誰もが

  思うのが星が視野の中に留まっていてくれたならだと思うが、これを一つの運動方向にだけ動かせば

  可能になる、というもの。普通は回転装置があって、むかしは手でハンドルを回して動かした。

  いまはこれを正確に回転をコントロール出来るモータが、人の手に代わってやってくれる。

  これはカメラにも応用が可能で、星の像が長く延びた線でなく、露光時間を長くしても点のままに

  することが可能になる。自分で書いてみて、簡単に書けないことにやはり気付く。目で見るのが早い。


  ポラリエを買ってもうまる2年が過ぎた。かなり傷も付いている。程ほどに高い。

  でもビクセンさんの宣伝にはならないと思うが、他の製品は知らないが、これはいいというのはある。

  ただ、思うのはまだ、3、4年は、壊れないでいて欲しいということ。もう少しいうと、壊れるかも。


  さそり座は、夏の星座で、これも一度見ると忘れられないものだが、南に見えるものの、低い位置に

  なるので、難題が多い。地平まで障害物がなければなーといつも思う。かなわぬ願い。

  土星は、一度さそり座に移動していまは逆行中。簡単にてんびん座にあることがわかる。

  さそり座のどの程度の星が写っているか、星図で調べたが、上のほうだけ。

  土星、アンタレス辺り、少し長い焦点距離で。




  その一。なるべく広い範囲で。でも書いたように、見えている星座は、右側がてんびん座。真ん中、さそり座。
  左上は、へびつかい座。左側に少し星があるが、これもへびつかい座の星。

  土星は一番明るく見える。中央右。




  その二。その一の画像をトリミング。さそり座の下のほうに見える星は、ε星で、全体の真ん中くらい。
  その南側は絶望的。





  その三。アンタレス辺り。右側にモヤッとしているのが、球状星団のM4 。




  その四。これはその五とセットで、大体アンタレス辺りとさそり座の頭。




  その五。さそり座の頭と、土星のある、てんびん座。





  その六。さそり座と土星で、少しだけ星が細かく見えるようにした。  


  最近、長い焦点距離での、さらに簡易赤道儀で、恒星時追尾した星空を撮ったことがないので、

  RAW画像を現像するのも、ずいぶんと手間取った。

  たださそり座や、この東側にあるいて座、さらに天の川などの様子は、どちらかというと短い焦点距離で

  撮ったほうが面白いようである。


  カメラの位置は、ほぼ極軸と呼ばれる回転軸の真上に置ける状態になるので、追尾が乱れるようなことは少ない

  ようである。縦位置にすると、これはどうかな。


  きのう、外の気温が、ここのいえの外であるが何℃あったかわからないが、大体40秒露光で

  処理中という文字が出て、その同じ秒数なにも出来ない。たぶん熱持っているからではないかな。

  冬だと、電池切れが怖いが、60秒露光で、めったに「処理中」という作業が出来ない時間である

  表示は出ない。長時間露光とか高感度での、ノイズ処理はみな自動になる。これもいらないと思うが

  無効に出来ない。




真夜中の12時過ぎには、身体は冷えているだなー。

2015-07-12 07:10:54 | 散策
  晴れ、富山地方気象台のアメダスの気温だけを見ると、きのうは最高気温も30℃に届いていない。


  でも、体感的には、何時からともいえない、特に午後からは、真夏そのもの。


  夜中に鼻水が出る、という話はあまりきれいではないが、あの暑かったきのうの夜も、きっとまた一昨日もあったように

  そうゆう状態になるだろうと思った。

  簡単に眠れないと思うと気も楽で、頭にぬれた小さいタオル。これもいつまでもそこにはない。

  団扇2枚に変えて扇ぐ。上はTシャツ一枚、下は、パンツ一枚はよろしくはないので短めのズボン、短パン。

  タオルケット一枚。


  1時間くらい扇いでいて、ようやくあくびが出る。眠気が来たかな。

  でもこのままの格好はまずい。薄いものを一枚上に着る。下はいつものパジャマに変えた。

  それで、いつの間にか眠ったが、やっぱりと思った。

  無意識なので、クシャミが出そうになり、鼻がむずむずして、ようやく気が付くのだが、

  やっぱり来たか、やっぱり出たかである。


  体が少し冷たくなっている気がするし、タオルケットも温もりを感じない。

  代謝も落ちて、少しずつ気温も下がって、消えてゆくものは消えて、って、半分細胞が死んでいるような

  状態だな。鼻うがいで、鼻の水の通りは悪くないが、粘液のようなものは必ず、特有の鼻水のことだけど。


  気を取り直して、タオルケットの上に薄めの毛布、これはいつもと大体同じか逆にタオルケットが

  多いくらいだ。それでも、暑いという不快はなく、ちょうどいい。


  むつかしいものだな。

  
  でも体温が下がらないと眠れないというし、これからしばらく、最高気温は30℃を越すだろうし

  まだ夕日が落ちるのは午後7時で、灼熱地獄みたいになるし。


  ワイシャツのポケットにいまもティッシュ・ペーパーを2枚くらい入れていて

  それをそのまま洗濯機に入れている・・・。


  もう一昨日になった、7月10日の空の青さ、時間は遅いほうから、えらくタイム・ラグ感ありだが。




  この空があっても、北風で、夜は雲が。










  これが一番古く、それでもようやく晴れるなと思ったとき。


  室温24℃だが、汗も出ないし、少し涼しいくらい。