光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

6月10日、かに座にある金星、木星はしし座の境界辺り、ししの大鎌

2015-06-12 13:39:19 | 星空・天体・宇宙
  外は気温はそんなに高くないが、湿度がすごく、これまでと一変した。


  こんな蒸し暑さを体験するのは、実に久しぶりで、でもその割に気温は上がっていないことを

  後から知って、体感というのも左右されるものが多いな、と思い直した。


  ただ雨がまだ降りそうな感じはあって、でも日差しも少し出てきているので、気温だけでなく

  日差しの影響もある、という気はする。でも支配的なものは、やはり湿気。

  アジサイに潤いが出てきた。



  6月10日は、いい天気のように思えたが、また宵の空も悪くはなかったが、さて暗くなってきて

  金星とか木星、しし座のα星であるレグルスなど、どのように見えるか、多少は期待したが

  やはり雲が多い。薄いがはっきりとした雲で、時間とともに増えてきそうな感じはあった。


  ただ限定的で、10日から11日に変わるころ、これは試しに見ただけだが、土星は雲に隠れていて

  ただアンタレスは、やけに赤いのがわかった。さそり座のSの字がわかるような状態にもあったが、

  雲がなくなるようなことはなかったようである。


  金星はふたご座からは離れて、6月はもう「かに座」に移っているようである。10日の画像では

  はっきりとしている。

  木星も、かに座から離れていって「しし座」に移行するようである。10日の画像を見て、判断するのは

  むつかしいが、詳しく調べようもないような気もするが、6月の下旬には、しし座にある。

  しし座は大きく、今日の画像で写っているのは、「ししの大鎌」といわれる部分。それも

  わかりやすく六つの明るい星すべて、ではない。

  一枚だけ、6月4日の画像を混ぜて、木星の動きをわかるようにしたつもりだが、なかなか

  わかり辛いかも知れない。4日はいい天気だったといえそうである。

  10日は薄い雲がさすがに邪魔という印象。





  その一。6月10日、暗くなるのを待つが、ふたご座がわからなくなるので、まずは一枚。
  どうにか、カストルとポルックスを入れた。




  その二。金星と木星と。右下が金星。すぐそば、左上側にかに座のプレセペ星団。移動は
  顕著。




  その三。拡大した。ただ雲もあるし、またこれは飛行機だと思うが、ライトも写っていて
  落ち着きのない画像になった。




  その四。木星と、ししの大鎌の一部。方向が悪かった。左側上の淵、ちょうどぎりぎりのところに
  しし座のα星、レグルスがある。あまり明るくは感じない。ただ肉眼ではっきりと見える。

  上のほうに写っている星々が、大鎌を形作る。連星のように見える星が多い。これももう少し拡大すると
  きれいである。




  その五。その四の木星像を拡大。あまりよくはない。



  一枚だけ、6月4日のもの。



  その六。右下が木星。左上のレグルスもはっきり。その四にあるレグルスはわかりにくいが、また画像の範囲も
  違うが、恒星を見ていると、木星の動きはわかる。その四の方がレグルスに近付いている。



  再び6月10日に戻って、



  その七。これは、もう木星も入れていない。ただその六と、写っている範囲は同じ、つまり同じ焦点距離で
  撮ったもの。ししの大鎌の、これも部分だが、写りだが、4日よりはよくない。

  そうゆうことをただ示したかっただけである。いらなかったかなー。



  金星は、もう東方最大離角の時刻を過ぎていて、これからは地球により近づいてくるが、太陽にも近付く

  ことにもなる。


  梅雨の時期も近そうだけど、木星と金星の接近という現象もそのうちに起こる。このときがうまく

  撮れるか。



弱い弱い雨、気温は高め、静謐

2015-06-12 07:04:09 | 植物・花(夏)
  雨である。

  「さみだれ」という言葉を思い出すが、朝一回、辞書を引いた。

  いま、またもう一度たしかめた。さみだれは五月雨。梅雨の雨、陰暦5月ごろ降る雨。長雨。


  するとこの雨は違うな。


  カッコウの鳴き声、よく響く。5月半ば、この声を聞くことがある。

  最近は早くて、6月の初め。ときどきだが、まだこの鳴き声が響いている。


  きのうの朝は、大きめの音がいろいろ聞こえた。

  でもそれはエンジン・ノコギリの音のようで、重機でいえを壊すとかではなかった。

  この音は、割りと早くおさまった。30分くらいである。


  電動ノコギリというのもある。これはカサカサ、という音で、でもこれももちろん、下手すると

  自分を切ってしまう。

  私が剪定をお願いしている方は、専用のハサミを使われるが、手動である。

  この作業をかなり長い時間、休むことなく、不安定な金属のはしごの上でやられるので、

  これはかなりそばにいる人間、私としては染み入るものがある。


  鍬でただ竹を切る作業を30分やると、クラクラして立ってられなくなりそうで、慌てていえの中へと。

  その後はしばらくその作業はやらない。やれない。

  この違いは大きい。

  筋肉の量も違うが、ミトコンドリアの数も違うのだろう。想像で思う。


  今ごろ、1959年が出た。

  「60年安保」の前の年だ。

  1959年、この列島の国の総理は誰だったか、調べたらすぐにわかった。

  慌てたらしい。


  似ている、いまに。


  緑と、太陽に暈。













  内側は変わっていないが、外は見違えるくらいに。


  それにしても、新聞もTVも、適当だな。