光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

早朝の青さ、春らしい霞んでいるような雪山ぼんやり眺める

2015-03-09 14:03:23 | 散策
  3月9日。三月ももう9日たった。


  朝、温度計を見ると、8℃以上はあって、9℃に近い8℃だなと思いつつ一覧の紙に8℃と書いた。

  朝に出したここのいえの梅、この枝しかないような、元気のない梅に花が一輪あった。

  よく見ないとわからないくらいの小ささ。剪定したから、しょうがないけれど。

  でも、枯れてしまうことはないと思う。


  それで、説明じみたことを書くと、珍しく午前6時ごろの外の風景を撮った。いつもの場所で面白みはないが

  そうゆう気にもなるくらいの天気でもある。

  でも予報は雨だけど。



  9時半を過ぎていたが、春だし、と思って少し外に出てみようという気になる。

  去年の初夏のころ、こんな身体ではなかったなーと思いつつ。

  その初夏の次に夏が来て、夏らしい夏だったと思う。結構フラフラとしたこともあったし、

  エアコンのありがたみもわかった。これに頼らないといけないのか。悲しいなー。


  でもそうゆう時代なのだろう。そんなには使わなかったが。

  夏というと、TVでのニュースは、「熱中症」一色になるようで、有名人のかたも救急車で運ばれたとか聞くと

  自分も気を付けないといかんなと思う。

  あれは怖いもので、もう異変を感じたときはちょっと遅いとも思う。


  似た体験をすでにしていた。

  真夏で、アスファルト舗装の道を、それも一番暑いときに走っていて、足に力が入らなくなった。

  自転車でが抜けた。

  あー危ないなと思いつつ、それでもどうにか「いえ」まで。場所はここではなかった。

  神通川の反対側にいたときだから、まだ若いといっていい。妙に紫外線のことを気にしていて

  まったく熱が身体に篭もることなど考えてなかった。

  あれで意識でも失っていたら。今ごろ思い出して書いている。

  
  もう一回、もっと若いころだったと思うが、今住んでいるところと仮のいえを往復したときがある。

  これも夏の暑い日で、道も違うところを選んだ。道に問題はなく、自分の身体に問題は起きて、

  それでもおかしくなりながらも、昔のここのいえについた。これも自転車で。

  過呼吸性症候群ではもちろんなかった。過呼吸もめったやたらと苦しいものだが、どっちが危ないか

  それはいえない。かろうじて休めるところ、いえにたどり着いていて、このときは、帰りは半袖になったせいもあって

  まったく問題はなかった。


  いいわけみたいなことを書いているが、その去年の夏ごろ、もっともいえにいる時間が多い夏だったかも。

  秋になった。上半身の上は痩せて、下のほうが見事に出ていた。

  秋の間にと思ったが、これがへっこむことはなった。こんなことでいいのだろうか。

  いやだめだろう。


  それでも散歩の回数は増えず、身体を支える筋肉はなくなっていって、出ないでいいところは、さらに丸くなった

  と思う。

  出ている。姪っ子も言った。本人は逆に痩せているが、それに付いては私はもちろんなにも言わなかった。

  ご本人は、たまにだが、お腹の出ている私にそれを忠告し、それだけで済まないときもあって、わからんようだけど

  「やばいところはある」、そう独り言のように言った。謙虚。


  冬になった。篭もることがさらに多くなった。今年は寒さもほどほどだが、雪も結構降って、結局最低限の雪かきは

  した。

  しかし、これまた最低限、歩いただけで、買い物がほとんどだが、寒いからではなく、お腹はもちろんへっこま

  ないが、身体の作りもおかしくなって来たようで、いつもと歩き方が違うことを意識するようにもなる。


  やっぱりここまでくるのだな、という感じだ。

  灯油ヒータに油を入れる、こうゆうことは何とかやっているが、それ以外にやっぱり歩くことは減った。



  外を見る。御高齢の人だろう、でも薄暗い中を、あるいは雪が降っていても歩いている。

  それを見る。一応顔を知っている方もいる。相手も、元気かね、とか聞いてくれる。はるかに年齢は上だ。

  父と母に、ずいぶんとかわいがってもらった、と思い出話をしてくれたりもする。同じことを何度か聞いた。

  今もそのかたは、歩いている。ほんの2日か3日前も、昼ごろだったか、その姿を遠くから見た。

  私は10mほど歩いている。そこで止まっていて、その相手のかたは、きっと1kmは歩いているのだろう。

  1kmは長過ぎるかも知れないとすると、800mか。


  ご飯一膳は、普段は食べないが、するすると入る。このカロリーをゆっくり運動で消費するとすると

  一体どれくらい歩かないといけないか。もちろん、全部消費する必要はないが。

  最近は、チョコレートも、これも一口タイプだが、食べることもある。

  昔のグリコのキャラメルは、一粒で800m走ることが出来る、と記憶している、というコピーが

  箱に書かれていた。でも、もちろん、箱で買っているので、食べる量は多い。

  でももちろん、太ることはなかった。痩せ太りもなかった。


  昔むかし、ヒョロヒョロのころは、50kgくらいしかなかった。

  お腹と背中がくっ付きそうで、大丈夫だった。それでも、もちろん3食食べた。

  寝ているだけで、1000kcal以上は消費したはずだ。よかったなー。



  今日はこれから鎮魂の雨が降るはずだが、空は少し明るい。

  TVを少し見て、何かが出て来ることはないが、先の見えない生活の厳しさは、想像を上回るだろう。

  これは、体験した人でないとわからない。


  FUKKOUというイメージは、私の脳裏にはない。この先もそれをしばらく考えることもないだろう。

  映像を見て、言葉に出来るものもない。

  それでも見入る場合はある。


  朝の風景と、霞んでいるような雪の山と。




  その一。午前6時過ぎ。




  その二。




  その三。


  薄っすら立山連峰。



  その四。




  その五。




  その六。




  その七。




  その八。




  その九。



 

木々の枝の色はまだ黒いが、桜がいつ咲くか話題になりそう

2015-03-09 07:00:48 | 植物・花(春)
  きのうの宵は本曇り。


  曇っていて雨で瓦が濡れているときがある、春だな、いや春だが、陥穽の春だな。


  日曜の朝のHNK、総合のほうで、気象情報があるが、7時10分過ぎごろ、これをときどき見る。

  私にしては珍しい。


  桜の開花予報が話題に。

  もう咲いているところもあるのかな。

  これに興味があるというのは、かなりのマニアの方のようで、だがそうでない人も。

  結局、桜はどうかというのは結構心に沁みるものがあると言うか、小さいころから

  脳味噌の古い層に沈殿しているのだろう。

  桜の花が咲くころに小学校に入学した気はしないが。


  
  単純に、この時間を担当される気象予報士さんの人柄が好ましいように思う。

  こんなことをいえる立場にいるわけでないが、うまく気象情報を芸にまで高めているようで

  毎度感心する。

  しかし、桜はこの辺には少ないからなー。きれいなものは格別だと思うが、・・・。


  鳥のモズが、至近距離にいる場合がある。

  メスだろうと思うが大きい。

  安全だと判断して巣を作ったのか。何度かその姿を見てもしやと思う。



  枝は黒いまま。




  これは日当たりの悪さの不幸。




  緑が出ない。




  梅、ここのいえ、パラパラと蕾。




  空は青かった。



  今日は雨か。鎮魂の雨。