光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

シモツケの赤い花までの道は遠い

2010-06-19 18:56:21 | 植物・花(夏)
  朝はといっても、もういい時間で、それで雨がこのまま降るかも知れず、止むかも知れない。
どうするかということもなく、アジサイの花とか見るのが、習慣でそれでカマキリの小さいものが
そこにいたので、少し混乱した。
  小さいカマキリは、まずは小さく、その色は概して茶色く、花とか、草とかにまぎれるよう
で、すぐにそこにいるとわかる感じはない。見逃す場合が多い。それでも、そこにカマキリがいた
というのがわかったのは、幸運か。カマキリはまずは今頃大きいものはいない。卵から孵ってどう
ゆう時間を過ごすかよくは知らないが、目に見えるものはカマキリで、もうオトナのそれと同じ
で、子供のような感じはある。でも、鎌も立派なものを持っているし、オトナに引け目を感じることは
ない。オトナのカマキリは今頃はいないもので、オトナといえどみな冬の前に死んでしまうのだろ
う。それゆえ、出てくるカマキリはみな今年卵から孵ったものだ。それが、どうゆう偶然が重なっ
たかここに現われたが、それは大体例年通りで、しかし遅いと思う。

  カマキリはアジサイとかの花の上にもいたし、同じようにドクダミの花にもいるし、また彩りもいろ
いろのヒゲナデシコの花の上にもいて、ヒゲナデシコはいつもだと、5月には咲くだろうから、そこ
にいるカマキリというのも普通だとすると、今年はやっぱり遅い。長く卵の状態でいたのだろ
う。
  これが出てくると、まずは小さいから、マクロモードで接近して大きく撮ろうと思う。まる
で初心者でいつもやっているが、この小ささだと余り接近はしないで、程ほどの距離で全体に焦点
が合っているような角度で撮るのがいいようだ。一回目、慌てていて、やけに近寄ったり、また
暗くなっているというのもお構いなしに、数を撮っていたがこうゆう場合、特に明るくない、木の
影とか朝のゆるい光の場合は、特に、ピンボケ映像になりやすい。これになかなか気が付かずな
んとかなると思うと、後で大慌てする。モニタでたしかめるというのも手段だが、これをやって
も小さいカマキリの場合は、いいか悪いかわからない場合が多い。
  そうゆうことを最初の、失敗が多い例で学んだが、二回目も同じようなもので幸いなのは、少し
だけ明るかった、ことか。これが、散歩に出かける時間でなくてよかった。そのときはしかも雨が
降り始めていて、もうカメさんはしまおうかと思っていたときだ。でも、多少の雨では小さい
カメラは濡れても影響は少ないだろう、と思いそのまま持ってぶらぶらあるいは、急いで歩いて
いたが、雨は降ったり止んだりで、面白い感じはしなかった。雨か、雨くらい止んでくれていい。
そう思うときである。

  シモツケの花というのが頭の隅にあった。この花道々あるご家庭の庭にあったのだが、それで
なおかつ、塀の上からその花は見えていて、カメさんで撮ることもできた。そのシモツケの花は小さ
くなったかどうか知らないが、なくなったか見えなくなった。その前にすでに、もう一つのシモ
ツケらしい花を見つけてそこはいってみると、かなり遠い。コンパスで円を描かなくてもわかる
のだが、円周の辺りにあるので、歩いてもそこまでゆかず途中で曲がったりして、また引き返したり
してゆく機会も少ない。同じような花壇が続いていて、一番最後のほうで、そこに赤いシモツケの
花はある。もう咲いていて、その花を少し前に撮ったが、そのままで、結局今日も途中までで引き
返してきた。
  雨はさほど変化なく、降ったり止んだりで、降り方は記録に残るものではない。でも、雨には
違いない。シモツケへの道は、途中寄り道をすることも多いから、なかなかゆけないということ
にもなり、遠い。面白くはない話しを書いた。

  その途中で虫も少ないなど書きながら、きれいな花は咲いていて、でも雑草だからヒメジョオンと
かである。あるいはチョウが止まる、そうゆう花もある。そこに、赤い色のある、ずんぐりとした小さ
目のカメムシがいて、このカメムシもいるとなると、あちこちにいる。塊っているという場合も多い
が、これはどうゆう場合かはわかりやすい。カメムシも面白い虫で、でも臭いの問題がある。これ
で被害を受けると嫌になるだろうが、そうゆうこともないと面白い虫で、それでたまに見るとやっぱ
りいたかとかニヤニヤして思うものである。姿形が妙だし、カメムシなどと呼ばれるのも妙である。

  ただただ思い付いたことを書いた。




  タチアオイも赤い。この花にもテントウムシがいたりもする。




  背が低く、撮りやすいしまたきれいな花を咲かせている。ベニシジミも
  ここにいて、カメムシもここから3、4m離れた何かの花にたくさんいた。


  シモツケの花。一つ、花に何かの幼虫が付いていて、これが余り気色の
  いいものではないので、虫嫌いの方はご注意下さい。




  シモツケの赤い花。実に細かい花。


  

  大きなシモツケで、花も多いが蕾は、なんだか霞んでしまう。




  この花に、白い何かの幼虫と思えるものがあって余り近付かなかった。
  たしかに気色の悪いものである。でも、テントウムシの幼虫と比べて、
  どっちがどうだというのはいえないと思う。




  赤い、細かい花続き。きれいな花だが、なんだかわからず。




  細かいがシモツケより、余裕のある大きさ。




  ガクアジサイ。




  よくありそうで、これもわからない花。




  感じのいい、白い花で、いろいろなものが出てくるものだ、と感心もする。



小さいカマキリが、今年もようやく現われた。

2010-06-19 16:11:11 | 虫、その他
  お天気の回復は、午後になってからで、それも
  午後の3時ころくらいから、ようやく安定した。
  それまでは、雨がまたいつ降るか、という空。
  実際に降ったりもして、落ち着かない気分で過ごす。
  気温も程ほどに上がって、これは予報どおり。
 
  それで、午前だったが、雨が止んで、アジサイとか
  それからドクダミの花を見ていると、すぐにドクダミの
  葉っぱと花の辺りに、小さいがカマキリがいるのがわかった。
  ま、今年初めてのカマキリとのご対面。
  小さいなー。それでも大人だと思うけど。

  最初は、ほとんど像がぼけてしまって、これは失敗。
  やり直しして、それでも、小さいカマキリを撮るのはなかなか
  大変だな、と思う。

  いくつかのカマキリの様子。




  その一。ドクダミの花と並んで。右側のものはそれでも大きい。
  花びらの下にもいる。




  その二。小さい、より小さいカマキリ。これがぼやける。




  その三。




  その四。大きめと小さめ。




  その五。にらみ合いか。




  その六。小さいけど、すごい顎。




  その七。




  その八。




  その九。



よく降りました、雨はしばらくいらない。

2010-06-19 06:46:09 | 散策


  花の蕾は、ナンテンそっくり。その小さな蕾が星の数より
  多い。
  これが開いて、クマバチがやって来る。体に花粉を
  たくさんつけているのがわかる。


  朝のお天気は、雨。雨は止んでいるようで、しかし細かい雨は降っているよう
な空。暗い、明りがいる。黄色い電球をつけている。これがないとかなり暗く、
雨の効果は明るさにも大きい。少し涼しい、気温もかなり変動。風が少しあって、
これも涼しく感じる。

  アメダスの6時の気温、20.4℃。気圧は1005.1hPa、湿度は99%。西北西の風が
2mとあり、日照時間は0。雨のピークは、午前1時くらいか。室温は、21.9℃。

  よく降りました。雨はしばらくいらない。そう思う。雨が降り始めたのはきの
うのお昼くらい。この記憶も曖昧になるが、最初の降り始めというのがはっきり
しない。なんでかな、気がつくともう雨だった、というのはなんとなくおかしい。
だからもっとはやくから雨は降っていたようなことも考えられる。
  その後は、雨雨雨、で途中からもっと降れという応援を止めた。もう雨は程ほど
でいい。こうゆうときに限って雨は盛んに降り続ける。雨は降りやまず。でも洪水
とか浸水とまではいかず、水たまりが少し出来たかも知れない。

  カッコウが鳴く。鳥のカッコウ。まだいた。それでときどき変な鳴き声を出す。
なんでかな。それ以外のときは実によく響く遠くまで聞こえるかのような鳴き方。
この声はそれこそ山まで届いて、反射して返ってきそうである。カッコウの体は
キジバトを少し細くして、羽を少し長くしたという感じだから、そのようなよく響
く、突き通る感じの声が出るとは信じられないが。

  雨が降って柿の「へた」がわんさかと落ちている。このへたはなぜ落ちるか。よく
はわからない。でもたくさんのへたが毎年落ちる。これに変わりなく、ときどき
ゴミ置き場にもこれが積まれる。いらないもののようだ。