光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

燃えないカラダ

2008-01-15 19:01:33 | 散策
  お日様が出ていて、また風もそんなに強くもないけど、ずっと寒い感じがしている。まだ、寒さに慣れていないのかも知れないし、年々、新陳代謝というものも悪くなる一方だから、まずは体が、燃えない。それから、ある温度に対して、寒いときは、熱を多めに作って、暑い、熱いときは、そんなに熱を産生しなくてもいいから、どっちかというと、汗を出してくれるように働いてもらう、こうゆう調節能力も弱いというか、うまく働かなくなっているようである。まったく、困ったものだ。
  体が燃えるということ。まずは、ドンド焼きのようなもの、ドント焼きというふうに記憶しているが、辞書を見ると、「ドンド」と出ている、を、竹やら、紙やら、その他燃えやすいものをメラメラと燃やすことを想像するが、これと同じようで、ちょっと違うようで、体の場合は、炎が出たり、煙が出たりはしないことになっている。めらめらと燃えて、黒い煙が大空を駆け巡る光景は、熱気というか勢いを想像させてくれるが、これと同時に、このドンド焼きに、炎に当たっていると、暖かく、さらに長く当たっていると、体の中までがホカホカしてくる。が、限度はあって、そこで止めておかないといけない。
  それで、新陳代謝で出る、体が燃えることによって出る熱というものも、このドンド焼きで感じる熱と同じもので、しかし体の中で、炎は出ないし、また、黒い煙なども出ないし、加えて、ヤケドをすることはない。一体、ものが燃えるのと人の出す熱は、どこがどう違うのか思案するわけだけど、ここは、物質の持つエネルギというものが、熱と等価であるということで、さらりと受け流さないといけない。
  体の中には、細胞にはそうゆうシステムが出来ていて、あるものは、体を構成する成分となり、あるものは、ある反応を行なわせるエネルギとなり、あるものは、そのまま熱に変わるかも知れないし、また、反応で使われなかったエネルギが熱の形で効果を表わすこともあるだろう。この辺りは、かなり曖昧な表現だが概ね誤りではないと思う。
  また、これ以外に、インフルエンザなどの病気で、高熱を発することがある。これで、ヤケドはしないが、体にはよくないことは当然であるが、ここは、そうゆう話しは除いて、ほどほどに健康といいつつ、なぜか、寒い、年々寒く感じる人の体について、考えているわけである。

  自分の体が、どうもうまく燃えてくれない、そうゆうことに対して、不満があるというか、どうにかならないかと、思うわけだけど、ただ、暖かい場所というのはある。これは、まー手で触って、ここは暖かいなというところであるが、その第一番は、お腹である。お腹だけは、間違いなく暖かい。無論、何重にも衣服で包まれているけれど、このお腹の暖かさはなぜだろうか。衣服以外に、脂質がたっぷり溜まっているから、体の中の熱が逃げにくいのかも知れない。息をはーっと吹きかけるのも暖かいが、ちょいと両の手を、お腹にやるとその暖かさは、温かさは、天国のようで、それに比べて、背中、というか、お腹の反対側の冷たいこと。
  これはちょっと違うかも知れない。背中も、お腹の反対側も暖かいのだが、だが脂質は、脂肪は少ないか、ほとんどないから、ここが冷えるのはすぐにわかる。背中がやけに冷たく思えるのも、もっともな気がして、肩と背中に、携帯用暖房品をくっ付けるのも、なるほどと思う。
  何だか、書いてることがぼけてきた。それでいいのであるが、もうちょっと、お腹とまではいわないが、その他のところも、もう少し暖か、温かであって欲しいと大いに思うわけだが、それを期待するなら、もっと運動しろ、ということになりそうで、今日も、問題はぐるぐる回っておしまいになった。


  せめて、花だけは少し萌え色のものを。



  ちょい雪でも、もえるような、赤い色。寒さに耐える、遺伝子を獲得した?。




  氷の世界から、起き上がって、しかしクシャミをしているよう。耐寒仕様に変更中というところか。




  今朝の、日の出前の空。この後の、山々の稜線からの日が出る景色は荘厳ともいえたが、この写真の右上には、珍しく金星が写っている。金星の表面の温度というものも、ものすごく高い。大気は、炭酸ガスの深い海で出来ている。

点描点描

2008-01-15 07:21:28 | 散策
  朝のお天気、晴れか快晴。薄雲があるような気もする。顔を出すと空気の動きを感じる。穏やか。アメダスの温度、今日になってずっとマイナス0℃台。積雪は0cm。室温5℃。

  久しぶりの快晴、のようなお天気で、真っ黒な山の塊の向こうが、橙色から、黄金色、黄緑色と変化する。この早さ、地球が動いていることを実感させる。
  きのうの新聞を夜に見ていると、まずは、奈良の若草山の、山焼きの写真と文字が目に入った。どっちが先か、文字かも知れない。子供のときに、今も大して変わってないが、近畿方面にいたこともあり、この若草山にいって登っている。一回は、いけるところ、天辺近くまでいった。山焼きとはなんぞやと思うが、これをやると、元気な植物が生えてくるという。いろいろな所で、この山焼きはあるようで、夜にこれを見ると、オネショしそうである。
  この若草山の山焼きの写真の左側のところに、人工衛星から撮った、南極の写真というものがあり、それの説明を見ると、南極のある氷が、それまでは、一つのものとして存在していたが、それが溶けて割れて、さらに、その下は海というわけで、プカプカと海を漂い始めたというものである。南極の氷が溶け出してかなりたつが、その量が年々増えていると言う。これの証拠が、この海に浮ぶ多数の氷山であるというわけだ。見ていると、自然の動きの大きさを感じるが、これも深刻な地球温暖化の一部か。
  国立天文台の、1月のほしぞら情報を見ると、1月3日に、地球は近日点を通過するとあり、この日に、地球が太陽に一番近づいたことがわかる。地球の軌道は、完全な円ではなく、よって、太陽に一番近づくときがある。無論その反対もあるが、冬至から、約2週間の時期に、近日点を通過すると言うことは、地球は、南半球側に長い時間、お日様が当たっていることを意味していて、しかも、少し太陽に近づいている状態。また、南半球のほうが海が多い。陸と、海とでは、どの程度エネルギの吸収程度が異なるのだろうか。
  TVで、いかに炭酸ガスの濃度を減らすか、さらに炭酸ガスを出さないことの重要さを話す、話題が流れていた。これは、ただ、聴こえてきた程度だが。

  今日の寒さが、マイナス0℃台でおさまったことに少し安堵する。お天気は、しかし夕方から、再び雲の多い、雪のちらつく天気になるとか。電気ヒータ、ボイラ、なるべく最低のところで動かしている。若草山の写真でもじっくりみて見て、暖まることにしよう。