「西田議員の研究」のため、「ねこ庭」では次の情報を使用しました。
・産経新聞ネットニュースと週刊朝日の記事
・西田昌司氏と青山繁晴氏の動画
・ウィキぺディアの解説
・京都大学・中西輝政教授と文筆家の兵頭二十八氏の意見
そして今回は政府の資料を使い上記の情報と同様参考にしますが、私は反日左翼主義者でありませんから政府資料を否定せず、信頼を置いています。
資料の目次は下記のとおりで、「日本国憲法」制定までの動きが大きく3つに分けて書いてあります。
【 1 】日本国憲法の制定過程の概観
第一段階 マッカーサー草案の提示まで
第二段階 マッカーサー草案提示後~日本国憲法の制定まで
第三段階 日本国憲法制定
【 2 】日本国憲法の制定過程に関する主な論点 ( 日本国憲法の制定経過を問題視する主張について )
論点1 改正の限界論をめぐる議論との関係·
論点2 憲法の自律性(いわゆる「押しつけ憲法論」)
論点3 ハーグ陸戦法規との関係
【 3 】日本国憲法の制定過程に関するこれまでの議論
1 衆議院憲法調査会における議論
2 内閣の憲法調査会における議論
どこの部分を読んでも「目から鱗」の事実が書かれていますので、政府の説明を正しいとするなら、中西教授と文筆家兵頭氏の意見は不正確、あるいは間違いということになります。
当然西田氏と青山氏の意見も、不正確・間違いとなり、産経新聞と週刊朝日も同様です。今回私が発見したのは、次の事実でした。
・私たち国民は、マスコミやネットの情報、学者や評論家から、いかに不正確な情報を与えられているか。
何年か前の自分ならびっくりして、「ねこ庭」で大きく取り上げていたと思いますが、今回は驚かず、「やはりそうか」とうなづきました。大騒ぎして、息子たちや「ねこ庭」を訪問される方々に報告する気にもなりません。
国民が政府の公開資料を常に読んでいれば、利益第一主義のマスコミや反日左翼勢力の嘘情報、あるいは保守のように見える人間たちのいい加減な話に惑わされることがなくなります。
分かっていても、実際には無理な話です。使いきれない自由時間を死ぬまでもっていると言う、贅沢な年金生活者でない限り、国民はみんな毎日忙しく働いています。
いつ発表されているのか分からない政府の公開資料を、しかも長い資料をネットで探して読みなさいと、どこの親が息子たちに勧めるでしょうか。
結局国民の多くは、利益第一主義のマスコミや反日左翼勢力の嘘情報、あるいは保守のように見える人間たちのいい加減な意見を聞かされて暮らすことになります。
幸いなことに最近は頭からマスコミや学者たちの意見を信じずに、「参考情報」と距離を置く人々が増えつつあります。自由時間を持つ私のような年金生活者が、政府の公開資料を紹介することも少しは役に立つのかもしれません。
と言うことで、次回から資料の目次に従い順番に紹介すると決めました。政府を信頼していない方は、退屈するだけですから「ねこ庭」への訪問をお勧めしません。