千葉日報を手にする時、「千葉に越して来てよかった。」と、しみじみ思うことがあります。
何だかんだ苦情を言っても、やはり千葉日報は「偏向報道」の少ない新聞です。
北海道、名古屋、東京など、地方紙の反日ぶりを知っていますから、あんなところに住み、日々反日の記事を読ませられたら、私はきっと長生きできません。
昔、「おらが国さの、大臣」と、選挙民が土地の代議士を誇りにしていましたが、代議士の格が落ちましたので、今ではそんなことで胸を張る人間は少数派になってしまいました。以前から少数派である私は、最近、地元の千葉日報が誇らしくなって参りました。
「おらが国さの、千葉日報」と、自慢したい気持ちになります。
「おらが国さの北海道新聞」、「おらが国さの名古屋新聞」あるいは、「おらが国さの、東京新聞」とは、間違っても言う気になれませんが、千葉日報には不思議な親近感があります。
倒産間近の朝日を筆頭に、日本の新聞社が左に大きく傾き、傾き加減が半端でないため、「普通の新聞」である、千葉日報がまともに見えているのかもしれません。
私が一番気に入っているのは、千葉の情報が数字とともに、詳しく報道されるところです。千葉県の人口、千葉県の高齢化率、千葉県の空き家率、千葉県の出産人口、千葉県の年度予算等々が、全国都府県との比較で報道されます。自分の住んでいる土地が、全国の何番めに位置しているのかすぐに分かります。
千葉県には、全国に誇れる古墳や古代遺跡や、成田空港やディズニーランドなどがあり、これに関する特集記事が連載で組まれます。
首都圏とを結ぶ千葉県中央道、高速道路の進捗状況など、利害の絡む市町村だけでなく、満遍なく伝えられます。県会議員や国会議員まで登場しますから、将来の千葉の発展という夢と、利権に群がる人間が手に取るように分かります。
モリカケ問題では、全国紙と歩調を合わせ、政権批判の大見出しで県民をたぶらかせていますが、一方では次のような記事も掲載します。3月30日の小さな、囲み記事ですが、結構目立つ場所に、載せています。
「TPPより森友か」「麻生氏、報道に不満」
こういう見出しで、二段組みの記事です。面白いので全文を紹介します。
・麻生太郎財務相は、29日の参院財政金融委員会で、連日報道されている森友学園をめぐる決裁文書改ざん問題に関し、森友の方が、TPPより重大だと考えているのが、日本の新聞のレベル、と発言した。
・報道姿勢に不満を示したと、見られる。
・麻生氏は最近の新聞報道で、森友問題に比べ、TPPに関する記事が少ないことに言及し、日本の新聞のレベルは、こんなもんだと思って、経済部のやつに、ぼろかす言った覚えがある、と話した。
千葉日報も新聞社の一員なのに、他人事のような書きぶりです。「自分のことは棚に上げ、他人をシッカリ批評する」というのは、「ねこ庭」に似た厚かましさなので笑ってしまいました。
麻生氏を褒めているわけでもなく、新聞全般をこき下ろしているのでもなく、論評なしの事実報道です。
なんと判断するのかは、読者にお任せ・・と、こうしたいい加減さが、私は好きです。だから、「頑張れ、千葉日報」と、言わずにおれなくなります。
「おらが国さの、千葉日報」が、もっと部数を伸ばすよう、微力ながら応援したくなります。「両論併記」が、いかに大切であるか、いかに難しいことであるか。
共同通信社にがんじがらめの千葉日報が、読者である県民に教えてくれています。
私の県紙も共同通信から配信されています、だから紙面全体が反日色で染まっています。
これは誠に見苦しい、時の政権批判、安倍批判、こうまでやるか、続くかと愕然と致します。
気骨ある記者がいるはずなのに、首脳陣やディスクに歯向かえないサラリ-マン哀歌、
モノは買う方が強い筈なのに、この世界は別の倫理で動くのでしょうか嘆かわしい限りです。
そういうところで、千葉日報頑張れ、世俗に流されるな、反骨精神を見せてくれ。
後に続く共同通信社記事の買い手側新聞社の奮起に期待する、日本を取り戻せ。
聞くところによりますと、共同通信社というのは、いわば電通みたいなもので、この会社から記事を提供されなくなりますと、新聞が作れなくなるほど、大手も地方紙も、影響を受けるということです。
一般国民が全く知らないけれど、生殺与奪の力を持って、業界を制しているところは、電通とよく似ています。電通より凄いところは、皇室とのつながりが強い点です。
赤い美智子様の姉上か妹君でしたかが、無くなった共同通信社社長の奥様となられていますが、今でも社の経営に力を及ぼされているというのは、有名な話です。
また、退位問題につき、新聞に出たり、NHKに顔を出したりして、陛下の代理で意見を述べていますのは、有名なご学友ですが、この人物も、もと共同通信の記者でしたか、役員でしたかです。
気骨ある記者もいるのでしょうが、日本国のマスコミ全体が、反自民、反安倍と、こういう仕組みですから、気骨があっても、動けないのだろうと、想像しております。
一番有効な手は、国民が新聞を買わないことです。これが一番こたえますが、国民の多くが不買に参加する事態は、よほどの危機でもない限り、期待できません。
八方ふさがりの中で、千葉日報が、ささやかな抵抗を試みているのを見ますと、私は応援したくなります。
コメントをありがとうございます。
ませんが、貴記事より 概ね思考バランスを顧慮した
健全な報道姿勢が窺えます。拙地元の中日新聞なぞは
、時に朝日・毎日両紙と大差ない反日指向で、失望を
余儀なくされる事もありますね。
勿論、メディアの方向を糾すのは 我々読者ですから
、そこの所は これからも留意しながら発信を心がけ
ないと・・とも思う所です。その為にも、折々貴記事からも学ばないととの思いもありまして。
もしかすると、ご面倒をおかけする場面もあるかもですが、
引き続きお願いできれば幸いに存じます。
お久しぶりですね。
地方紙は、小さな所帯ですから、大手新聞社に印刷を頼んだり、販売網を使わせてもらったり、苦労していると、最近知りました。
共同通信のような、世界網を持つ通信社に配信してもらわないと、世界のニュースも、日本各地のニュースも、手に入りません。ですから、自社で工夫しない地方新聞は、共同通信の配信記事で埋めてしまいますので、全国一律の、「反自民」「反日」「東京裁判史観」記事で、埋め尽くされるのだと、そういう仕組みがなんとなく分かって参りました。
かって酷い記事がありましたので、千葉日報に電話で苦情を言いましたら、
「すみません。」「でも、記事の訂正はできないので、ご理解ください。」「共同通信社からの、配信ですから、勝手に訂正できません。」「これからは気をつけます。」
男性社員の対応でしたが、朝日やNHKでは、動画で見ましたが、読者が苦情を入れますと、威丈高に問い返され、無視されるのを知っていましたから、誠実な新聞社という印象でした。
私は、千葉日報が、読者を大切にしており、両論併記にも努めていると、そう思っております。今後、折に触れ、千葉日報の記事を紹介できましたら、試みてみたいと思います。
コメントを有難うございます。こんなブログでも、読んでもらえていると知り、感謝です。
「オスプレイ」は福生でも、各メディアとも「反対運動」を「市民の悲痛な声」であるかのように報じました。
福生に限らずどこでも、「危険」ばかりが独り歩きし強調されているようです。
何しろオスプレイは、風船などでの「妨害行為」の「被害」に遭っています。
それはさて置き、千葉の対岸の、「アクアライン」で繋がっている某県の「県域紙」は、自ら「偏っていますが、何か」と開き直りました。
千葉日報とはきわめて対照的であります。
こういう新聞は、「おらが国さの、●●新聞」などと、間違っても言えないと思います。
そうで無くてもこのところ、東京新聞の「こちら特報部」が全国各紙に「輸出」され、各紙の「左傾化」に寄与していると思います。
麻生太郎氏の「森友の方が、TPPより重大だと考えているのか」発言も、通常の新聞に掛かれば、麻生氏の「失言」となってしまいます。
「草の根」ではありませんが、一県でのこのささやかな動きがやがて全国に広がる事を祈っています。
お早うございます。
地方紙で一番ひどいのが、沖縄の二紙だと聞いております。新聞とは言えず、暴力過激派の、機関紙と成り果てています。共産党と社民党が全力で応援しているから、そうなっています。
赤旗も、今では廃刊になろうとしているほど、発行部数が落ちています。これが世の流れでしょう。偏見だらけの新聞は、早晩国民に嫌われるはずですし、そうでなくては、日本の明日が明るいものになりません。
千葉日報は、珍しく、貴重な新聞だと、私は思っております。コメントを有難うございます。