押印の数種類を出せばすぐに終わるだろうと思って、リスト作りから始めたら、意外に奥が深くててこずっている。
押印の文字はどうやら最初「いろは」順に設定されたようだが、上に挙げた以外にもいろいろあるようだ。「ち」「あ」「み」というのがある。いろは順で「ち」は良いとして「み」までずっとあったとは考え難いから、何か特定の理由があって使われたのだろう。
325 押印「ち」 1970.9.17発行の山陰周遊券
326 押印「あ」 1973.11.4発行のみなみ東北周遊券
327 押印「み」 1984.4.19発行の東京周遊券
押印がどこで押されたのかについては、周遊券の使用範囲や乗車券のルートぐらいしかヒントがないので特定が難しい。旅行ルート途上の大きな駅では、322のみなみ東北では会津若松、323の東京周遊券では水戸の最初の文字でそれらの頭文字かもしれないが、言い切れない。押し印が押された列車やその時の車掌さんの所属がわかれば推理もできるが。
328 二種類の押印「に」
ひらがなの字体にも種類がありそう。気がついたのは上の二種類で、左は 前にも出てきた1968.7.20発行の九州周遊券、右は小千谷から北九州行きの手書き乗車券。字体の変化は他にもあるかもしれない。