今年はずっと池を観察しているにもかかわらず、トンボの羽化した抜け殻が見つかりません。
先日の池の大掃除で、池に大量のヤゴがいることはわかっています。
なので、それらが羽化しようとしないはずはないのです。
ずっと不思議がっていたのですが、きっとそれはこいつのせいです。
ニホンヒキガエルだと思います。
今朝は何故か静かに近寄ると、逃げませんでした。
いつの間にやら大きく成長しています。
こいつが、羽化しようとあがってきたヤゴを根こそぎ食べてしまっているのではないかと思います。
一枚一枚丁寧に蓮の葉の裏を覗いても、抜け殻がありません。
(一方、ムギワラトンボは産卵のために結構きているようです。)
ヒキガエルはガマの油が取れるといわれていますが、実際は分泌物の中に毒があるのだそうです。
ただ、蛇のヤマカカシはこの毒が平気らしく、ヤマカカシが持っている毒は、このヒキガエルを飲み込んだ時の毒を貯めているのだそうです。
そんなことを今回ネットで勉強させていただきました。
<追記>
散歩の森にある、樹液を出している木を毎朝観察しています。
一昨日初めて甲虫類の一種であるカナブンが一匹来ていました。
昨日はいませんでしたが、今朝は4匹のカナブンがオオスズメバチやジャノメ蝶に混ざって蜜を吸っていました。
これから暑くなるにつれてこの甲虫類が増えていくこと間違い無しです。
楽しみです。
その樹液を出す木には、相変わらず毎日オオスズメバチが来ています。
今朝はいないと思ったら、後ろから羽音を鳴らして飛んできてびっくりさせられました。
この木の穴は、オオスズメバチが周りをむしり食べてできたものです。
結構大きな穴になっています。
樹液が豊富に出ている場所とはすこし離れています。
こちらもどうなることやら、継続観察して行こうと思います。