「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

2m先にキクイタダキ(今日は公立高校後期入試)

2013-02-28 10:16:36 | Weblog

今日は千葉県公立高校の後期入学試験の日。

昨日までと違い、とても暖かな日和に恵まれました。

学舎からも2名がそれぞれの志望高校目指して受験しています。

昨日も他の仲間と一緒に夜遅くまで学舎で最後の調整をしていました。

今日の本番でいつもの実力を発揮してきてくれることを祈りながら、朝の散歩に出かけました。

 

今日は2日ぶりに、小川の方まで足を延ばしてみました。

陽気が良いせいか、ウグイスのへたくそなさえずりで始まり、多くの鳥達がこの暖かな気候を愉しんでいるように思われました。

そんな中、また一種類めずらしい鳥と出会うことが出来ました。

キクイタダキというとても小さな鳥の一群です。

 

木々の枝の中をあちこちに動き回るこの鳥の写真撮影はあきらめて、肉眼でしっかり彼らを観察させていただきました。

7~8羽くらいいたでしょうか、一番近いときには“おかさん”の目先2mくらいのところで、ポーズをとってくれました。

この写真は肉眼で彼らを追いながら、あてずっぽうに10枚くらい撮った中の一枚です。

この一枚ともう一枚だけわずかにそのかわいらしい姿が写っていました。

 

この鳥との出会いは、大学2年のマイナス15度くらいの冬の北海道だったと思われます。

厳寒の中、体重が3~5gしかないといわれているこの鳥が太陽に照らされて光っていたのを覚えています。

そんな思い出の鳥が、自分の住んでいる町の中で見られるとは、本当にびっくりです。

 

今日入学試験を受けている二人にも、この“おかさん”の幸運が乗り移ってくれればと思います。

あと数時間もすれば、戦いは終了します。

最後の仕上げに、本当にあと少し頑張って欲しいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だまし絵つくり(いろいろな錯覚を体験。)

2013-02-24 14:05:02 | Weblog

本日2月のイベントを行ないました。

 

最初はみんなに、下のような図を使って「盲点」(眼の中に一点だけ視細胞がなく、光を感じることが出来ない点)があることを体験してもらいました。

 

右眼をつぶって右側の赤い丸を見ながら眼を近づけていくと左側のみどりの丸が突然消えます。↑

みんな懸命に実験に参加してくれました。

 

次はネットから拾ったいくつかの、錯覚に関する画像を見て「頭」が見事に騙されてしまう現象を体感しました。

 

たとえばこれです。

正三角形の上下の中心に描かれた丸はどうしても「上」寄りに見えてしまいます。↑

本当に真ん中にあるのか、実際にものさしを使って確かめてみました。↑

真ん中にあることがわかると、思わず笑顔をがこぼれてしまいます。

 

他にもたくさんのだまし絵で愉しみました。

 

紙だけではどうしても体験できない、いくつかの錯覚画像をインターネットを使ってみんなで見てみました。

イリュージョンフォーラムというサイトをみんなで見学しました。

インターネットでは、画像を動かしてみたり、背景を消してみたりいろいろなことが出来るので、みんなの驚きは紙以上でした。

止まっているのに動いて見えたり、同じ濃さなのに全然違って見えたり、白黒写真がカラーに見えたり、いろいろなパターンの錯視が楽しめました。

 

最後は、自分達でだまし絵をなぞって描いてみたり、「回転だまし絵」つくりを行ないました。

 

 

こんな絵を描いてもらいました。

 

最後は「日本ガイシ」さんが提供している回転だまし絵を作っておしまいです。

上下2段に分かれている画像の一方を回転させると、15人いる達磨のうち、一人だけの体が消えてしまうというものです。

作ってその面白さを体感してもらいました。

 

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカゲラ、ルリビタキメス、再び登場。

2013-02-20 10:39:47 | Weblog

“おかさん”は今日、「還暦」を迎えました。

会社勤めをしていたなら、今日で一旦退職、という日です。

 

そんな朝を良い天気で迎えられたので、小一時間かけて鳥見を愉しみました。

 

お決まりの森を2周しましたが、鳥の声も姿もほとんど見られませんでした。

そこで、続いて小川沿いの道を散歩。

 

行きにアカゲラのつついた跡だろうと思われる大きな穴の空いた樹を見つけました。

その後、往きはほとんど鳥は見られませんでした。

ただ、小川沿いの散歩の終着点で、コゲラの姿を拝見するとともに、アカゲラの声を聴くことが出来ました。

 

そして帰り道、最初に登場してくれたのがルリビタキのメスです。

7mくらいの所にある民家の樹に止まっていました。

近づいたらすぐに逃げてしまったのですが、その代わりに同じ場所にウグイスくんが登場し“おかさん”の目を愉しませてくれました。

ウグイスは山ではほとんど姿を見せませんので、久々にしっかり見させていただきました。

(奥さんいわく、ウグイスってウグイス色じゃないよね!のとおり地味な色をしていました。)

 

それからしばらく歩くと、先程見失ったルリビタキのメスが現れました。

ずいぶん手振れしています。↑

ジョウビタキのメスではないかとも思いましたが、お腹の白や尾羽の青とかから、ルリビタキだとわかります。

それに尾っぽもあまり振っていませんでした。

 

「今日はついているな!」と、森に戻ると、今度はエナガやコゲラの群れが迎えてくれるとともに、

その奥でアカゲラ君が盛んに樹をつついていました。

かなり高いところの小枝です。

今日も、ずいぶん長い間同じところで樹をつついていたので、アカゲラ観察の絶好のチャンスでした。

しかし、アカゲラくんのお出ましを心待ちにしていた“おかさん”の奥さんは

今日はあいにく友達に誘われて「イチゴ狩り」に出かけていませんでした。

夕方帰ってきますが、「アカゲラがいたよ!」というメモを残しておこうと思います。

 

再び話を戻しますが、今日は還暦。

自分自身がそれを迎えることなど想像したことがなかったので、びっくりです。

先日、息子や娘夫婦も交えお祝いをしてもらいましたが、本当にいろいろな人にお世話になりました。

中でも、“おかさん”の人生の半分以上をともに過ごしてくれているわが奥さんには頭が上がりません。

感謝!感謝!です。

これからも皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3勝2敗。まだまだ受験モードは続きます。

2013-02-20 10:30:09 | Weblog

昨日、千葉県公立高校の前期試験結果が発表となりました。

結果は3人の生徒が合格、2人は残念ながら前期試験では不合格となってしまいました。

 

前期試験の翌日の答え合わせの結果からある程度予想されていました。

2人ともいつもの結果が試験時に出せなかったのです。

合格するだけの実力は確実に持っています。

それだけに残念ではありますが、「天命」がくだってしまった限り仕方がありません。

 

次の後期試験に向けて「人事を尽す」のみです。

約束どおり、合格した人も含め、全員で後期対策をして行きたいと思います。

“おかさん”も気合を入れ直して頑張ります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

だまし絵つくり(2月度のイベント)

2013-02-19 13:19:19 | Weblog

12月に「高尾山」に行き、そこで「トリックアート」も見学してきました。

さまざまな手を使った「だまし絵」がたくさんあり、騙されて愉しい思いをしました。

そこで、今月はその「だまし絵」をいくつか作ってみようということになりました。

「うそつきは泥棒の始まり」と言われ、人をだますことはいけないことだと言われていますが、今回はその禁を少し破ってみたいと思います。

どうぞお楽しみに。

盲点や錯覚の実験もきっと愉しいものとなると思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビンズイくんとジョウビタキめす。そしてキセキレイ。

2013-02-17 15:37:52 | Weblog

朝の散歩の際奥さんと例の小川沿いを歩いてみました。

残念ながらアカゲラは鳴き声すらしませんでした。

しかしその代わりと言うことで、今日は尾っぽを振り振りするビンズイの家族と出会いました。

 

割と人懐っこくて、決行近くまで寄せさせていただきました。

 

 最初アオジの家族かと思いましたが尾を振るのでビンズイだとわかりました。

 ジョウビタキのメスも出迎えてくれました。

 

そして最後にはキセキレイの登場です。かわいらしい顔立ちからするとメスでしょうか?↓

尾を振り振りこまめに餌を探していました。

こうして川辺を散歩してみると、森では出会えない鳥達がたくさんいてびっくりです。

セキレイ類もハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、ビンズイと4種類も確認されました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小川の散歩(ずいぶん開発が進みました。でもまだ野鳥達がたくさんいます。)

2013-02-15 10:48:31 | Weblog

先日「アカゲラ」を見かけたのをきっかけに、3日連続で麗澤ゴルフ場脇の小川を散策しています。

やはり水辺と言うことで、水辺ならではの鳥達が見られました。

セグロセキレイです。

行く途中、電柱の真上で、きれいな声でさえずりをしていました。

春は間近だなと感じさせてくれました。

 

この小川沿いの奥にはアオジが何羽か必ずいます。

冬にそこを通るたびに必ず出迎えてくれる律儀な家族です。

今日も10m先くらいをチョンチョンと歩きながら先導してくれました。

最短6mくらいにまで近づかせてくれましたが、あいにく金網越しだったので写真には収められませんでした。

 

小川の中には

こんな大きなものが泳いでいました。

何匹かいるようです。

この小川の主とでも言うのでしょうか、何年も生息しています。

以前、カワゲラと一緒に紹介したような気がします。

 

帰り道、

モズが姿を現してくれました。

どうやらこれはオスのようです。

 

そして、このモズを見ているときに頭の上を超えていった白い鳥がこれです。

わがふるさとの浦和ではよく見ていた鳥、コサギです。

足を器用に震わせて、土にもぐっている生き物達を食べているようです。

今日はなかなか獲物が見つからなかったようで、水面をつついたのは一回きりでした。

 

3日前から散策しているここは、14年前にチラシを撒いていたときと比べると、はるかに住宅が増えています。

ただ、湧き水が流れる小川はそのままだし、小川脇の麗澤ゴルフ場も、その姿をあまり変えていないせいか、鳥の数はあまりへっていないように思われます。

この小川の源流に来年「老人ホーム」が建ちますが、変わらない姿で残っていてほしいと思います。

<注>

いつも散歩している公園横の広場に、今年1月から工事が始まる予定だった「老人ホーム」は、いつの間にか建てる時期が1年延期されていました。

延期は良かったのですが、いずれにせよまた一つ広い緑に覆われた場所がなくなってしまうのは、とても残念でなりません。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校入試試験会場の今昔(大半を占める、まともな受験者のことを考えた運営とは思えません。)

2013-02-14 11:28:21 | Weblog

“おかさん”が高校受験をしたのは今から××年前。

それからずいぶんと年月がたっているので、入試試験会場の様子が大きく変わっているのは当たり前と言えば当たり前です。

 

しかし、・・・・・・・・・・・・????

 

今の制度について、わからないことがあります。

 

いろいろな手口のカンニングが横行したからかどうかわかりませんが、受験生達はひどい扱いを受けているのです。

 

試験会場への筆箱、コンパスのケース、シャープペンの芯のケースなどの持ち込みは禁止となっています。

中には、ティッシュペーパーを持ち込もうとして、中身だけ出されている生徒がいたそうです。

そう、カンニングペーパーの混入を阻止する狙いだと思われます。

勿論、こういう考え方で運営されているので、参考書類の持ち込みは一切禁止で、別の階の部屋に置かされて直前では見ることが出来ないそうです。

また、試験開始までの間は廊下で待機させられるそうです。机への書き込みなどを心配しているのでしょうか?

 

それともう一つ理解に苦しむのは、何処の学校も教室にある時計をわざわざ外しているそうなのです。

このため、教室内には時刻を示すものがないのだそうです。

 

ある高校の入試注意事項の中にはそのことが記載されていて、時計を持ってくるように指示がありましたが、そのような記載がない高校もありました。

そんな運行をしているのだから、試験中に「30分経過」とか「あと10分です。」とかのアナウンスがあるのかと思ったら、それすらもないというのです。

?????

受験生にとって試験時間50分の使い方はとても重要です。

みんなかなり時間の経過を意識して解答していると思います。

なのに・・・・。

 

教室から時計が撤去されている理由は何となく推測できます。

「ある生徒が、まだ5分あると思ったら、教室の時計は5分遅れていて、時間配分を誤ってしまった。」

「どうしてくれるんだ!」

と言うようなトラブルが過去にあったのではないかと推測されます。

 

そして、そのときの対処法が教室内の時計撤去につながったのではないかと思われます。(真偽はわかりませんが。)

でもそれならば最低、時計を持参品目に加えておいて欲しいと思います。

(「時計を携帯する場合は時計機能のみのもので、アラーム機能がついている場合は必ずアラームを切ってください。・・・・」という記載はありますが)

何の知らせもなく、このような対処をするのはおかしいと思います。

 

極めつけは、試験中に試験監督の携帯が鳴ったとのことなのです。

「注意事項」の一番最初に「携帯電話は電源を切ってカバンの中に保管し、検査室には絶対持ち込まないでください。 うんぬん、かんぬん」と書かれている高校だったのに。

あまりにもありえない話にです。

 

<追記>

公立高校の前期試験が終わりました。

ただ、結果はまだわかりません。

そんな状態なのでまだ浮かれているわけには行きません。

 

昨日答え合わせをするとともに、塾生全員の合格が確定するまでは、みんなで後期試験対策を行なうことを誓いました。

そして、昨日からさっそくその活動を開始しました。

あと一踏ん張りです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電子計算機(電卓)

2013-02-14 11:13:59 | Weblog

 

奥さんが押入れの中から引っ張り出してきた大昔の「電子計算機」です。↑

電池またはアダプターつき電源での使用となります。

まだこの当時はソーラー機能のついたものは出回っていませんでした。

 

こちらも同じく「電子計算機」です。↓

裏に貼ってある資料からすると1976年(昭和51年)に当時の埼玉大学で購入したもののようです。

単純計算で37年前のしろものです。

 

奥さんはこれらを無造作に捨てようとしていました。

それをたまたま見ていたので、貰い受けることにしました。

子ども達と分解してみるのも愉しいのではないかと・・・・・。

そう思いました。

 

ただ下の計算機にはいろいろな関数の計算まで出来る機能がついています。

こちらは分解するのがもったいないのでとっておきたいと思います。

高校生の数学の学習に使えそうです。

 

一方上の機種は6桁の計算機能しかついていないものでした。

買った当時は「電子計算機」として相当高価なものだったと思われます。

しかし今となっては10桁のものですら、安価な値段で購入できます。

ですので、こちらを子ども達と分解してみたいと思います。

初期のものなのである程度配線などもしっかり見られると思われます。

愉しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アカゲラを間近で観察することが出来ました。

2013-02-13 10:32:07 | Weblog

今朝は柏市のごみ出しの日だったので学び舎に出向き、その後いつもとは違った道を散歩しました。

 

学舎からの帰り道、麗澤ゴルフ場の脇を歩いている時、こつこつという大きな音に気づきました。

見上げてみるとアカゲラがいました。

最初は10mくらい離れていましたが、お食事中だったらしく逃げることなく、熱心に樹をつつき続けていました。

最終的には5mくらいまで近づけました。

こんなに間近に見るのは“おかさん”も初めてです。

懸命に樹を“つついて”います。

 

ずうっと樹をつつき続けていてくれたので、少しだけ動画も撮りました。

こちらをクリックしてください。

アカゲラが樹をたたく姿とその音が収録されています。

 

今日は水曜日、いつもならば私の奥さんもお休みで、一緒にアカゲラ探しをしていたはずです。

なのに、今週に限って月曜が休みだったので、今日は出社。

残念ながらアカゲラを楽しみにしていた奥さんは見られずじまいとなってしまいました。

一緒に見られれば喜びが倍増されたのに・・・・。と思うとその点だけが悔しく思われます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする