「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

ジャコウアゲハ、マメコガネ、シジュウカラとスズメのファミリー。

2021-06-29 09:54:19 | 散歩(鳥・昆虫)

昨日の散歩の様子です。

根木内城址公園を散歩しました。

 

まずはジャコウアゲハ。

留まっている時、上からの絵はそれ程きれいな蝶ではありませんが、太陽に透かして見ると翅の模様がはっきりしてきれいです。 ↓

 

次は、マメコガネという甲虫です。

アメリカでは「ジャパニーズ・ビートル」という名で、1916年に大発生し農作物を食い荒らしたという厄介者のようです。

日本からの外来種で、当時天敵がいなかったため大発生したようです。

生態系にひずみができると、とんでもないことが起こってしまう例の一つのようです。

クロアブツリアブ

ここからは、鳥たちの登場です。

公園脇の川向うを散歩していると、公園に植えてあるサクラの木々にシジュウカラやスズメ、メジロなどの群れが見られました。

どの個体も幼げな顔つきをしています。

学舎からそう遠くはないので、ひょっとしたら学舎で巣立ったシジュウカラも混じっていたかもしれません。 ↓

水浴びをするでもなく、水を飲むでもありませんでした。 ↓

初めてみる水の流れに興味津々のようすでした。

スズメの幼鳥の姿もありました。 ↓

中にはメジロの姿も。

こちらは幼鳥ではなさそうです。

2羽だけ確認しました。

梅雨の時期の貴重な晴れ間を彼らも楽しんでいたようです。

 

<追記>

この公園を訪れると、昨年クワガタやカブトムシがたくさんいた木々を見て回るのですが、今年は虫たちの集まりがよくないようです。

そんな木の一つの根元がほじくり返されていました。

今年唯一樹液を出し、スズメバチやヒメジャノメなどを集めていた木です。

カブトムシやクワガタの幼虫探しの人の仕業ではないかと思われます。

私も、幼虫探しなどを行いますが、甲虫たちの寝床にお邪魔虫することなので、かなり遠慮して行います。

 掘り返し方がすごく、子どもがやったのではないように思われます。

悲しくなってしまいました。

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葦の葉を巻いて芸術作品を作ったのは誰?+ ヤマトシジミ。

2021-06-27 16:22:25 | 学舎

本来であるならば、学舎にてシジュウカラ雛たちの巣立ちを見守る予定でしたが、昨日のうちに巣立ちされてしまったので、少し「シジュウカラ・ロス」に陥っています。

また、天気も予報に寄れば朝から大雨のはずでしたが、薄日まで差していました。

なので、いつも通り近場を散歩しました。

そんな中、先日の麗澤ゴルフ場脇の散歩の際に気になっていた、葦(?)の葉にいたずらをした犯人探しをしました。

 

具体的には、芸術作品を解体し中を覗いたのですが、名前がわからない小さな虫がいくつも出てきました。

そのような訳の分からない小昆虫が苦手な方は見るのをやめた方がよいかもしれません。

 

最初は、問題の葦の近くで見かけたヤマトシジミです。↓

 

続いては、葦(?)の葉を巻いて芸術作品を作ったのは誰??です。

いろいろな造形物が作られていたのですが、代表的な2例です。↓

割と頑丈に編まれた葉を解きほどき中を覗くとアブラムシをはじめいろいろな小昆虫たちがいました。

名前を調べようかとも思いましたが手持ちの図鑑などもなかったので、やめました。

ただ、ネットで少し調べたところによると、このような丸められた葉の中に毒グモがいることがあるそうです。

カバキコマチグモというクモの場合、刺されるとかなり痛いと書かれていました。

何の予備知識もなく、開けてしまいましたが、そういう意味ではラーッキ―だったのかもしれません。

 

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巣立ちの様子を見逃しました。朝まで居たのに夕方にはもぬけの殻。

2021-06-26 17:17:16 | 散歩(鳥・昆虫)

巣内部の手前部分です。↓

巣内部の奥の方です。

 

午前中にヒナの1羽が巣穴から顔を出したのを確認しました。(今朝の詳しい様子は2つ前のブログを見てください。)

その時の雛の嘴は、まだかなり黄色のままでした。↓

その後親鳥たちがいつも通り頻繁に餌運びを行い始めたので、今日中の巣立ちはないだろうと、思い込んでしまいました。

 

また、今日は「あそぼうよ」の会場まで行く約束をしていたので、シジュウカラたちを放ったらかしにして出かけてしまいました。

 

そして、午後4時前に学舎につき、しばらく巣の様子を見ていたのですが、動きが全くないので確認したところ、上記のようにもぬけの殻になっていました。

 

雛たちが眼を開けた時期からすると、早くても明日、遅くてその後3日くらいと計算していたのですが、計算通りにはいかなかったようです。

ただ、何よりも巣立ち直前の巣箱の中の雛の顔を見ることができただけラッキーだったと言えるかもしれません。

もし来年も彼らが来てくれたなら、より綿密な観察計画を立て、抜かりの無いようにしていきたいと思います。

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金ケ作自然公園(ムラサキシジミ、ジガバチほか)

2021-06-26 14:29:31 | 散歩(鳥・昆虫)

毎月第四土曜日は「まつど あそぼうよ」開催日。

しかし、松戸市だけは今月も「まん延防止・・・」が延長適用されたままとなりました。

せっかくの梅雨の晴れ間ではありましたが、仕方がないので「あそぼうよ」は中止としました。

そんな「まつど あそぼうよ」の開催場所である「金ケ作自然公園」を1時間ほど散歩しました。

 

一番の目当ては、オオタカの生息確認(繁殖確認)でしたが、オオタカの姿や声は全く確認することができませんでした。

今年はこの森では営巣していないのかもしれません。

 

オオタカの代わりに目当てにしたのが、カブトムシやクワガタなどの幼虫探しです。

切り倒され、腐りかけた古木を転がし、その下の様子を見て回りました。

いくつもの古木を転がしましたが、見つかるのは太くて立派なミミズ(アースワーム)のみでした。

以前はかなりの確率で見つけることができたカブトムシやクワガタの幼虫ですがまだ時期が早かったのでしょうか?

 

カブトムシ探しにも敗退し、おこなったのがニホントカゲやカナヘビ捕りです。

こちらは同じ目的(カブトムシ幼虫探しトカゲ捕り)で来た親子と出会い、勝手に競争意識を燃やしました。

自分の中に眠っていた狩猟本能とでもいうものが目覚めたのか、すぐに一匹だけ捕まえられました。

ただへたくそだったため尾の先を切られてしまいました。(親子に見せて逃がしてあげました。)

 

そのあとは、いつも通りに森の中を気ままに散歩しました。

まず目立ったのが、スカートをはいたシロカシの木々です。

カシノナガキクイムシ対策でした。

 

ジカバチ(おそらくサトジカバチ)という、地中や筒の中に巣を作るハチだそうです。↓

 

 

ムラサキシジミ。

飛んでいる時に見える、翅の内側は色鮮やかな紺色でした。

留まるところを撮りましたが、きれいなはずの翅の内側が見られず残念でした。

 

また、公園から200mくらい離れた三吉の森まで足を運ぶと、ホタルブクロに出会いました。

以上、梅雨の晴れ間をしっかり楽しませてもらいました。

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シジュウカラの雛が巣穴から顔を出しました。

2021-06-26 13:45:21 | 散歩(鳥・昆虫)

 

昨日の夕方3時40分くらいの様子。

眼をぱっちり見開いて、ずいぶんしっかりとした顔立ちになりました。↓

 

今朝の午前8時50分くらいの様子。

餌を持たない親が、巣の上方や、巣から少し離れたところをウロチョロ。↓

そして少しだけ鳴き声をあげたりしていました。

しばらくすると2羽の親鳥が交互に餌を運ぶようになりました。

 

親鳥が去ったあと、巣穴の中で動くものがありました。↓

ずいぶん大きくなりました。

でもまだ巣立ちには嘴の黄色が目立ちすぎるかもしれません。

明日は一日中激しい雨との予報となっていますが、果たして巣立ちはどのようにスケジューリングされるのでしょうか?

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川沿いを散歩。(アブ、トンボ、ツバメシジミ他 + ツバメが巣立ちしました。)

2021-06-25 12:38:56 | 学舎

曇り空の中、麗澤後る場脇の川沿いを歩きました。

今日も、出会うのは昆虫ばかりでした。

おかげで名前を調べるのにたくさんの時間を要してしまいました。

 

クロアブツリアブ

アキアカネの夏型

シオカラトンボ

ツバメシジミ。

シジミチョウは小さくて似ている種が多いので、今までは見かけても写真を撮らなかったのですが、今回はたまたま目の前で羽を広げてくれたので撮りました。

名前を調べるのに多少時間がかかりましたが、ツバメシジミではないかと思いました。

シオヤアブ

こちらは???。

ミズアブの仲間でしょうか?

 

この細工は誰の仕業?

虫が卵を中に産んでいるのではないかと思われます。

中を調べてみようと、一つを解体しようとしましたが、かなり強固に葉どうしが結ばれていてあきらめてしまいました。

器用に葉っぱを丸め、しかもそれを強固に固定しています。

いろいろな芸術作品が並んでいました。

 

最後は近所で確認できたツバメの巣ですが、今日覗いてみると雛たちはすでに巣立った後でした。

昨日ここの前を通りかかったとき、ツバメが何羽も周りを飛び回っていたので、巣立ったかなと思ったのですが、その時はまだ雛が顔を出していました。

学舎のシジュウカラの巣立ちは、今度の日曜くらいと予測しましたが、急に巣立ちが早まってはいまいかと、心配になりました。

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6月24日の散歩。クマンバチ、ジャコウアゲハほか。

2021-06-25 11:30:25 | 散歩(鳥・昆虫)

24日は根木内城址公園を散歩しました。

この日はまん丸で体の大きなクマバチが目を楽しませてくれました。

正式にはキムネクマバチというのでしょうか。↓

ズームをせずに直接カメラを近づけて撮りました。

ガクアジサイの水色と白、そしてクマバチの黄色の身体がうまくマッチしています。

ジャコウアゲハが2頭いました。

 

陽を浴びたハグロトンボも体の青緑光沢がきれいでした。↓

 

そして、コブシの樹には変な実が?・・・。

虫こぶ(Wikipediaによると、虫こぶ虫瘤、英: gall)は、植物組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の突起のこと。)だろうと思われます。

最初にこの「虫こぶ」を見た時実がなっているものとばかり思っていました。

短い散歩時間でしたが、日差しにも恵まれて楽しい散歩となりました。

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シジュウカラの子育ての様子(22日・23日)、キアゲハのチークダンス?

2021-06-23 17:38:16 | 散歩(鳥・昆虫)

22日と23日のシジュウカラの動向です。

昨日くらいから親鳥が巣の中に入る前に必ずと言ってよいほど、何か囀ってから中に入るようになりました。

さえずりの内容はオスとメスが2羽とも巣の近くにいて、親同士が互いに情報交換している時もあります。

しかしほとんどの場合が、恐らく巣の中にいる子どもたちに向けたメッセージのような気がします。

「ただいま!お母さんよ!」、「今から入るよ!」とでも言っているのでしょうか。

また、親鳥が巣に入ると雛の餌をねだる声が教室まで聞こえてくるようになりました。

ずいぶん大きくなってきたようです。

今回もこっそり写真を撮らせてもらいましたが、親鳥からのメッセージが事前に無いせいか、"おかさん”のシャッター音には反応しなくなりました。

逆に警戒しているように思われます。

 

少しだけ写っている目の部分だけ見ても、2日前より顔立ちがしっかりしてきました。↓

 

いろいろなサイトからの情報によると学舎の雛たちはあと4日~7日くらいで巣立つ予定です。

できるだけ、土曜日くらいから毎朝確認に来ようと思います。

 

話は変わりますが、キアゲハ2頭がシジュウカラの巣近くで何分間か接近してまるでダンスをしているようでした。

ちょうど巣の中を撮るためにスマホを持っていたので、スマホで撮ってみました。

2頭にとってはとっても大切な儀式らしく、"おかさん”が20~30cmくらいまで近づいても逃げませんでした。↓

右側の蝶は草に留まったままで、左側の蝶が盛んに近づいていました。

喧嘩?求愛???、何でしょうか?

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ここ3日間の散歩。

2021-06-22 12:10:36 | 散歩(鳥・昆虫)

20日の日曜日は小雨がちらつく中での散歩となりました。

そのため、近所をぐるっと散歩。

広池さんのお墓ではオレンジ色の三角コーンにカタツムリがいました。

色の対比が面白かったので撮りました。

前方の口(?)の形が変な形になっています。

先日お伝えした近所で唯一のツバメの巣も覗いてみました。

こちらも学舎のシジュウカラの雛たちと同じですくすく育っていました。

そして、水たまりでスズメの水浴びを見て帰ってきました。

 

しばらく行っていない温泉にはいりたいなー!と・・・。

気持ちよさそう。

 

21日(昨日)は増尾城址公園。

森の中では、シジュウカラをはじめとした小鳥たちの群れに歓迎されましたが、何せ暗いのとすばしっこいのとで写真はほとんどとれずじまいでした。

ひどい写真ですが、シジュウカラの若鳥のような気がします。↓

ヤマガラ、コゲラなどが群れに混ざっていました。

 

この群れとは別のところで聞きなれない鳥の声を耳にしました。

名前が浮かばないので、サントリーの「日本の鳥百科」の「鳴き声で探そう。」を使ってみました。

時期や場所、鳴き方などから候補となる鳥が選ばれ、それぞれの鳴き声が聞けるという優れものでした。

残念ながらビデオで録音した鳴き声とそれらの声とを比較しましたが、「これ!」という特定には至りませんでした。

ただ、私は鳴き声には極端に弱いので、今後もこのサイトを活用していこうと思いました。

 

他には、ホソヒラタアブ、アキアカネの夏型などと出会いました。

 

 

そして、22日(今日)は下田の森に出かけました。

ここでは主のカワセミが最初に出迎えてくれました。

その後、昆虫などを見て池に戻るとカワセミが割とけたたましい鳴き声を上げてじっとしていました。↓

訳もなく大きな声で鳴くことはないはずなので、「ひょっとしたら近くに子どもたちがいるのかな?」などと考えながらしばらく見させていただきました。

結局何もわかりませんでした。

 

今日特に目立ったのが、ねむの木の花に集まった2頭のカラスアゲハです。

写真で撮った画像を見ると4枚の羽のうち主に上側の2枚の羽根を羽ばたかせているのがわかります。↓

そして、ここからがビデオで撮ったものをトリミングしました。

ビデオの方がシャッター速度が速いため上の羽も止まって写っています。↓

 

ショウジョウトンボ ↓

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シジュウカラの雛の様子(6月19日、21日)

2021-06-22 11:12:40 | 散歩(鳥・昆虫)

19日と21日のシジュウカラの雛たちの様子です。

 

19日、この日は親鳥が盛んにえさを運んできました。

休む暇もなくです。

しかも、オスとメスがほぼ同時にエサ取りに行き、同時に帰ってくるという状況でした。

きっと餌が豊富にある場所を見つけたのかもしれません。

2羽の親鳥たちが出かけて行ったのを見計らって巣を覗いてみました。

残念、餌をたくさん食べさせてもらったせいでしょうか、"おかさん”のカメラには反応がほとんどありませんでした。↓

 

一方、21日の昨日は"おかさん”をハラハラさせました。

2時ころ学舎に到着し、作業をしながらとはいえ巣をずっと見ていたのですが、10分経っても親鳥が現れません。

20分経っても、30分経っても・・・・。

結局1時間半我慢したのですが、親鳥の餌運びを見ることができなかったので、巣の中を覗かせていただきました。

 

すると、"おかさん”が巣に近づいただけで、雛たちの鳴き声が聞こえてきました。

一枚目はこんなでしたが、

2枚目はみんながみんな口をまん丸に開けて餌のおねだりでした。

この時はまだ親鳥の姿を見ていなかったので、このまま親に放置されてしまったらこの子たちをどうしようかと、考えていました。

とりあえず雛たちが元気であることが確認できてほっとしました。

その後10分くらいの間に親鳥が餌をもって帰ってきました。

そしてその後も5分、10分おきくらいに餌を運んでいました。

安心しました。(この間は、あまり仕事がはかどりませんでした。)

 

今後の雛観察の予定ですが、27日の日曜日くらいから30日の水曜日当たりまでが「巣立ち予定日」となります。

何とか巣立ちの状況を観察してみたいと思います。

 

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