「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

ミルクレープつくり&新聞紙上サバイバルゲーム

2006-12-25 14:09:22 | Weblog
先週の土曜日、“「森の学舎」の楽しいクリスマス”と題して、ミルクレープつくりと、楽しいゲームを行ないました。ミルクレープつくりに関しては、1週間前の予行演習の結果わかった改良点を加えたため、とても美味しいものができました。

まずはじめに、クレープの生地を混ぜ合わせました。



次に30分寝せた生地を薄ーく延ばしクレープを11~16枚焼きました。まん丸のクレープもあれば、時としてたこの足のようなものがあしらわれたものもできました。



最後にいちご生クリームを塗り、飾りのいちごを載せて、「いちごミルクレープ」の出来上がりです。



今までいくつものケーキを作ってきましたが、その中ではつくりがシンプルで楽で、かつ美味しいものとなりました。



引き続き、「早口言葉競争」と「新聞紙上サバイバルゲーム」が団体戦として行なわれました。早口言葉で、敵チームがとちると、盛んなブーイングが起こり会場を盛り上がらせました。


また、新聞紙の上に3人ずつ載って、ジャンケンで負けるとその新聞紙が半分に折られていくゲームを行ないました。どのチームも工夫をして、しぶとい競争を繰り広げていました。

          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

限界はどこに?(競争に秘められた力)

2006-12-22 10:49:56 | Weblog
「森の学舎」では小学生を中心に4レベルに分けられた「計算100問」を実施しています。そして個人別の記録表を作成し、毎回の結果をつけています。結果が今までの中で一番よければ「自己新記録」として赤丸がつきます。また、該当レベルの合格基準を超えるとさらに「合格マーク」が付加されます。

そんな記録表ですが、ほとんどの子が「自己新記録」や「合格」の赤丸でいっぱいなのに、時として連続記録更新ならずという子も出てきます。そうすると本人もだんだんふてくされてきます。これを何とかしなければと、いろいろ手を変え品を変え工夫してきましたが、どうも一筋縄では行きません。

そこで最近は“おかさん”も「計算100問」に加わり、スランプの子と競争をするようにしました。スランプの子が「引き算の2段階」であれば、“おかさん”も同じ問題を、競争する子の3倍~5倍の量こなすというやり方で競争します。その子の過去の記録を見て、“おかさん”が勝てるかどうかぎりぎりの勝負を挑み、“おかさん”も全力で計算します。

その結果はどうかというと、ほとんどの場合「子どもの勝ち」となります。どうしてかと言うと、競争をする子が今までの記録を大幅に上回る記録を出してくるからです。“おかさん”の狙い通りです。でも本当に信じられないような記録が続出します。何で?競争のもたらす力のすごさに脱帽です。

こんなやり取りを見ていると、「人の能力の限界って何なのかな?」と考えさせられます。何回もチャレンジして記録が出ないと、人はだれでも“これが限界だ!”みたいな気持ちになってしまいます。それが、ただ単に競争に勝ちたいがために無心で計算すると、その限界の殻が壊れます。それこそ見事に「殻」が粉砕します。子どもの気持ちの中に澱んでいたもやもやも一気に晴れます。“おかさん”にとってもとても嬉しい瞬間です。


子ども達の能力や“おかさん”自身の力を、小さく見積もりすぎていないか?いろいろな場面で、見直しが必要なようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミルクレープ試作。

2006-12-18 10:43:50 | Weblog
昨日、「いちごミルクレープ」の試作を行ないました。いつもなら、“おかさん”のパートナーである“おかみさん”をはじめ、家族で試作を行なうのですが、今回はおかみさんの都合がつかず、生徒の一人に付き合ってもらい試作を行ないました。

レシピをもとに、朝一番でお買い物、道具類の準備。そして、午後二人でレシピとにらめっこをしながらクレープに、イチゴ生クリームをはさんだ「ミルクレープ」をつくりました。

結果は写真の通り美味しいもの(?)ができました。しかし、夜“おかみさん”ならびに息子に食べてもらった判定は、“星0.5”(最高得点=星3つ)と、とても辛いものとなってしまいました。ちょっと「しっとりしすぎ」なのがいけなかったようです。

つくっている時にも、レシピどおりにはことが運ばず、15枚できるはずのクレープ生地が8枚しかできなかったり、いちごクリームがイチゴから出る水気でトロトロになり過ぎたりしました。できたミルクレープはもちろん美味しかったのだけれども、いろいろな改善点が浮かびました。今回の試作の結果を受け、改良を加えたレシピにより、より美味しい「ミルクレープ」をみんなで食べたいと思います。(結果は今週の土曜日に出ます。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漢検の結果

2006-12-18 10:24:59 | Weblog
10月29日に行なわれた漢検の結果がようやく届きました。今回はいつもよりも結果の到着が遅く、やきもきさせられました。受かっていると確信はしているものの、結果が出ないと次の級に進むのに何となくけじめ(気持ちの切り替え)がつきません。そんな中ようやく先週末になって、ほぼ結果が出揃いました。(まだ、中学3年生2人の分が未判明です。)

得点は、結果判明順に徐々に高くなっていきました。2週間前に結果が判明していた中学での団体受験組みの2人は、163点と170点。これだけでも「すごいな!」と感心していました。中間試験や部活の合間での勉強ですから立派な成績です。

ところが、先週の水曜日に届いた子の結果は182点、100点満点に換算すると91点。そして、金曜日に知らせを受けた子は何と190点という好成績でした。この2人は2人とも、受ける直前まで自信がなさそうなことを言っていたので、結果に大満足です。

ということで、既に次の級へのチャレンジの準備を着々と進めている子もいますが、そうでない子も含め、次の2月月初の試験に向け力を注いでいきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浦和島太郎

2006-12-11 21:45:50 | Weblog
昨日、娘の成人式用の記念写真を撮るために、家族全員で埼玉県の「浦和」にいってきました。「浦和」は“おかさん”の1歳から28歳で結婚するまで住んでいた、思い出の町、ふるさとも言える町です。

結婚してからも、お袋が「浦和」にいる間は、年に何回かは通っていましたが、お袋が浦和を去ってからというもの、久しく行っていませんでした。

駅周辺のごちゃごちゃした道は相変わらずでしたが、そこここにあったお店やさんや建物の半分くらいが変わってしまっていました。ただ、“おかさん”が小学校の低学年の頃からの面影が、そこここにあり、昔見た「青幻記」という映画の主人公になったような錯覚に陥りました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

持久走大会。

2006-12-06 09:47:45 | Weblog
昨日、光ヶ丘小学校の持久走大会の順位記録係として、1年生~6年生までの生徒のゴールシーンをビデオ撮影してきました。

各学年とも男女別に順位付けが明確にされるので、どの子も一生懸命に走っていました。オリンピックではないけれど、真剣に競い合う姿は見ていて気持ちのよいものでした。特に、上位に食い込む子達の表情は明るく、1等賞をとって誇らしげな子もいました。

最近学校では、“順位付けをするのはよくないこと。”、“競争をあおるようなことは悪いこと。”のような風潮がある様に思います。しかし、走るのが速い子に対して、その速さに賞賛をおくることは大切なことではないかと思います。

ただ逆に、走るのが苦手な子もいます。(“おかさん”も小6のマラソン大会ではビケから3番目でした。家に帰ると何故かそのことが親に知られていていやな思いをしました。)そんな子に対して、極度にプレッシャーをかけて、お前も早く走れるように努力しなきゃ駄目なんだ。ということをしなければ、もっともっと多様な競争を子ども達にさせてもよいような気がしました。そうすることで、子ども達がそれぞれの得意なことを生かして生き生きとしていくようになると思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもが遊べない「公園」

2006-12-04 10:28:20 | Weblog
昨日、柏市の「遊びの見本市」という催しで、市の公園を利用させてもらいましたが、数多くの規制が敷かれており、子ども達の自由な発想による“遊び”ができる、子どもの居場所つくりの必要性をより一層強く感じました。

バーベキュー広場があるその公園は、市内でたった二つの“火”の使用を許可された公園なのだそうですが、バーベキューで使った鍋や釜を洗ってはいけない、バーベキューででた炭の燃えカスなどは持ち帰り。という規則になっておりました。子どもどころか、大人にも使いにくい公園でした。(誰のための規則なのか?確かに、この二つの規則を入れることで、管理する側は大いに助かるでしょうが、使うのはだれでしょうか?誰のためのバーベキュー広場なのでしょうか?)

“おかさん”が子どもの頃には、自由に外遊びが楽しめたのに、今の子ども達は「あれも駄目、これも駄目」という禁止事項ばかりの中におかれています。これでは、群れて遊び、社会性を身に付けて、健全に育て!というのは到底無理です。

そんな子ども達に「木登り」や「焚き火」、「ちゃんばら」・・など(大人からみると「うるさく」、「汚く」そして「危ない」という3拍子そろった遊び)を、子ども達がやりたければ、それができる場をつくりたいと考えています。

そして、「大人と子どもが対等な形で共存できる社会」をつくっていくためには、選挙権のない子どもに代わって“子ども達の味方をする”大人たちの存在が不可欠だと思います。その一人になりたいと思います。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする