「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

でこぼこタイヤのバギーの試作(アイデアがすごい!)

2011-02-27 16:48:38 | Weblog

2月も後今日を含め2日。そんな今日、3月のイベントで子ども達と作ろうと考えている、「でこぼこタイヤのバギー」(「ひまじん研究所の柴田泰」さんの「工作図鑑」に記載されているものです。)を試作してみました。

とりあえず、細部にはこだわらず、どんなものかということを試しに作ってみました。やはり、いい加減に作ったので、そんなにうまくは走りませんでしたが、簡単に、しかもしっかり走るバギーのアイデアには脱帽です。

パソコン上で柴田泰さんのアイデアを確認しながら作ってみました。

ちょっといい加減に作ったので、右回りに回転するバギーとなってしまいましたが、身近な材料で出来る、とても優れもののバギーです。

 

もう少し試行錯誤を重ね、子ども達にもしっかり動くものが作れるようにしていきたいと思います。

 

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ビルディング・パズル(久々に知的Gameの日の様子)

2011-02-27 13:12:06 | Weblog

毎週金曜日は、6時まで勉強した後「知的Game」を行なう日です。先週の出し物は「ビルディング・パズル」でした。

正方形の升目の外に書かれている、「こちらの方向から見るといくつビルが見える。」という情報と、縦一列、横一列には、3ますの正方形なら1~3までの数字が一つずつ、4ますなら1~4までの数字が一つずつ入るというルールとにより、各ますの中のビルディングが何階建てかを当てるというGameです。

このGame、1年前くらいの「知的Game」でやっていたときには、人気で、ルールをすぐに飲み込み、どんどん進める子達ばかりでした。そんなわけで、久々に登場させた「ビルディング・パズル」ですがみんな楽しんでくれるだろうと考えていたら、さにあらずでした。

小学3年生が2人いたこともありますが、みんなルールや法則をなかなか見つけ出せませんでした。ほんの少しだけ考える糸口を与えましたが、一人を除いてほとんど解くことが出来ませんでした。

これには困ってしまいましたが、仕方がないので放置しておきました。このGameの発案者の「宮本 哲也」さんは、数々の簡単なルールに基づく試行錯誤Gameを考えられていますが、このあくなき試行錯誤の習慣は、いろいろな勉強だけでなく、子ども達が今後よりよく生きていくためにとても役立つ大切なものだと思います。ですので、次回も続けて同じ出し物をやって、みんなの急激な前進を期待したいと考えています。

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力を合わせる(今日の「あそぼうよ」)

2011-02-26 21:16:17 | Weblog

今日は天気予報ではとても寒い日になる予定でしたが、それがはずれ、結構暖かい日となりました。おかげで、「まつど あそぼうよ」の参加者も多く、たくさんの子ども達の笑顔と触れることが出来ました。

また、子ども達とだけでなく、遊具の設置や、遊具の撤収などの作業を通して、多くの大人たちとも触れ合うことが出来ました。

 

いつもの1.5倍くらいの強さでロープを張ることが出来ました。↑

おかげで、滑車のすべりがよく、いつも以上にスリルのある乗り物となりました。

 

上の写真は、「滑車ロープ」を2本の木の間にピンと張った直後の様子です。5人の大人が互いに掛け声を掛けて、一本のロープを引っ張りました。皆さんお若いので力もありましたが、それよりも5人の息がぴったり合ったことが、力を倍増させたようです。

このほか、「焚き火起こし」や「ジャンボトランポリン」設置、撤収などで多くの方のお力を得ることが出来ました。本当にありがとうございました。

 

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片面ダンボールの入手(手元にたくさんの両面ダンボールがあるのに!)

2011-02-25 11:58:08 | Weblog

3月に作りたいと思った「ゴム動力自動車」ですが、その製作には「片面ダンボール(或いは「巻きダンボール」と呼ばれています)」というものが必要です。そこで、ネットでこの「片面ダンボール」の入手を試みました。しかし、高いこと高いこと!とても高くて購入したくありませんでした。

(本当はそんなに高くないのですが、販売単位が1m×30mとかだったりして、結局安いものでも、送料込みで2200円位してしまいます。実際に使う量は1m×1mもあればおそらく十分なのにです。)

そこで、手元にあるダンボール(いわゆる「両面ダンボール」)を、片面の覆い紙を剥がして、「片面ダンボール」出来ないか試行錯誤してみました。

最初は、丁寧に少し少し手でめくって剥がしていきました。でも、この方式だとどうしても、覆い紙の断片が残ってしまい、とても汚らしいできばえとなってしまいました。それに、時間も掛かりすぎです。

右側が丁寧に時間をかけて、覆い紙を剥いたものです。

左側は、ダンボールの表面を水でぬらし、そして剥がしたものです。↑

 

次に、今度は、覆い紙だけを水でぬらしてみました。そして、水で少しふやけたところを剥がしてみました。最初の方式よりはうまくいきました。しかしこれも、出来栄えがよくありません。

最後に、両面ダンボールの内側に水を入れてみました。すると、内側は外側の紙と違って、何にもコーティングされていないので、すぐに水が浸み込みフカフカになりました。そして、剥がしてみたら、なんととても楽に剥がすことが出来るではありませんか。それに、剥がした後の「片面ダンボール」も乾けばとてもきれいなものになりそうです。

これで、来月のイベントも費用をほとんどもらわずに行えそうです。ほっとしました。

 

これが、両面ダンボールの中に水を入れ、覆い紙を剥がしたものです。左側のぬれている方が「片面ダンボール」です。↑

 

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カルメ焼きの膨らむようす。(動画をアップしました!)

2011-02-24 12:36:29 | Weblog

先日の「カルメ焼き」の際の動画をユーチューブに投稿しましたので、ご覧になってください。

「カルメ焼きの膨らむようす」

こちらをクリックすると、YouTubeの画像が見られます。

 

画像を見ていてお分かりのように、結構長いこと沸騰した砂糖水をかき混ぜています。このまぜを終えるタイミングをちょっとでも間違えると、膨らみません。あるいは、膨らもうとしたカルメ焼きを崩してしまいかねません。この難しさが(スリルが)あっていいですね。

 

<追記>

3月のイベントは、ダンボールとトイレットペーパーの芯などを使った、「ゴム動力自動車」を作りたいと考えています。たまには、男の子にも参加してもらいたいからです。彼らの「野球クラブ」のない日。最悪、春休み中の一日をそれに当てたいと思います。

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菅総理ではないけれど(今何をすることがベストなのか?)

2011-02-24 11:16:59 | Weblog

新燃岳の噴火、ニュージーランドのM6.3の地震、民主党と自民党などの政争劇、大相撲の八百長、桑田のミュージックマン発売・・・・・。と、世の中めまぐるしくいろいろなことが起こっていますが。

一方で、毎朝散歩の途中で目にする風景はというと、梅が咲き、モクレンのつぼみが大きく膨らみ、森の中ではモグラの土盛がたくさん出現し、そして、公園では、お年寄りたちがゲートボールにいそしみ、道では保育園の園児たちがヨチヨチ散歩、というように毎日毎年変わらない営みが続けられています。

モグラの土盛。見ると何故か嬉しくなります。

 

こうした中にあって今“おかさん”がなすべきことといえば、決まっています。塾に来ている子達に対して、今何をすることがベストなのか?を考え、それを実行していくことだけです。

今朝一時間朝寝坊をしてしまい、いつもと違うスタートを切ったので、散歩のコースもいつもと変えてみました。そんな、散歩の途中、こんなことを考えました。

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一昨日のプールでの話し(成果が目に見えないとつらい。)

2011-02-22 22:19:04 | Weblog

一昨日小学生たちと「カルメ焼き」を作った後、取手のグリーンスポーツセンターの50mプールに泳ぎに行きました。すると体育館の前に立て札が立っていて、本日は大会のためプールの一般使用が出来ないとのことでした。

 

仕方がないので、守谷にある常総総合スポーツセンターの50mプールに行って泳ぎました。

 

しかし、同じ50mプールであるにもかかわらず、いつもと違ってとても泳ぎにくくてたまりませんでした。この泳ぎにくさは、“おかさん”だけが感じていたわけではなく、一緒に行った奥さんも同様だったといっていました。

その原因はプールの底にありました。いつもの取手のプールだと、底にタイルが敷かれているので、腕を一かきするたびに体が前進するのが自覚できるのですが、常総のそれには模様が一切なく、泳いでいても自分が前に進んでいるという実感があまりしなかったからなのです。

仕方なく、二人とも視点を間近にあるコースロープに向けて泳いだりしました。こうすることで、自分が前に進んでいるのが自覚でき、いつもどおりの気分で泳ぐことが出来ました。

今回のことで、子ども達に、“日々前進している自分自身に気づかせる仕組み”の重要性を改めて強く感じました。

<追記>

今日、千葉県公立高校の前期入試結果が発表されました。「森の学舎」ではすでに2名が決まっていましたので、残り6名が対象でしたが、半数の3名が延長戦突入という結果となりました。後期の試験日は3月2日ということで、あと1週間です。よい結果を出すべく今年も後一踏ん張りです。“おかさん”も生徒たちと一緒に頑張りたいと思います。

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カルメ焼き7つ膨らみました。(大体コツがつかめました?!)

2011-02-21 11:19:12 | Weblog

前日中学3年生たちと行った「カルメ焼き」つくりによってある程度こつをつかんでいたので、今回参加の全員に、一発で割りとできばえのよい「カルメ焼き」を作ってもらうことが出来ました。

成功の秘訣は3つありました。

膨らみ始めたカルメ焼き。うまくいくと嬉しいものです。↑

 

ひとつは、使用する温度計を棒状のアナログ式から、タニタ社製のデジタル温度計に変えたこと。これにより、今まで以上に正確に温度管理が出来ました。

2つ目は、卓上コンロの火力調節を“おかさん”自身が行い、110度を越えた後の、温度上昇をものすごくゆっくりさせることが出来たことです。

そして、3つ目は、毎回万全の体制をとっても、一回一回、砂糖水の泡の噴出し具合や、色艶などは大きく違っていました。その違いを受け入れ、重曹卵を入れるタイミングや、そのかき混ぜ終了時期を、今までよりも一テンポ遅らすことが出来たことです。

特に3番目の要因が大きかったように思います。たとえば、重曹卵をかき混ぜる時間ですが、早い子は40秒くらいでしたが、遅いこの場合はその倍以上の1分半くらい掛かったりしました。毎回、大きなブレがありました。

今まではこのブレに対して、ネット上で調べた「大体40秒くらい」というのを真に受けすぎて、その時間が過ぎるとまだ粘りが出ていないにもかかわらず、かきまぜを終了させたりして失敗していました。そう、“おかさん”もいつの間にかマニュアル人間になっていたようです。それを今回は、自分自身の目と経験とを信用して、そのとおりにやったらうまくいくようになったという訳です。

中学の図形の証明問題を解く際、子ども達にいつも言っているように、「証明の方法、正解は一つだけではない。いろいろな方法、いろいろな考え方があるよ。」そのことを改めて感じました。「自分自身の目と経験とを信用する。」ということの重要性を再認識しました。

 

写真でお分かりのとおり、うまくいったといっても“おかさん”の自己満足的なところがあります。

次回は、さらにレベルアップを図っていきたいと思います。↑

 

<追記>

今朝「東京都立産業技術高等専門学校」の合格発表がありました。「森の学舎」からの受験生が見事に合格しました。

彼は、千葉県の公立高校であれば柏南高校合格くらいの実力がありますが、将来技術者として成功したいという希望から「東京都立産業技術高等専門学校」を受験しました。単なる“頭でっかちな子”が嫌いな“おかさん”にとって、将来、“ものづくりを目指す生徒”が出てきたことは、本当に嬉しい限りです。

ちなみに、学舎のほとんどの子が受験した、千葉県の公立高校前期入試の合格発表は明日です。明日も、みんなからよい報告が聞けることを首を長くして待ちたいと思います。

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カルメ焼き、見事に膨らみました。(中3生に手伝ってもらいました。)

2011-02-19 21:36:46 | Weblog

一回目はどろどろの状態のままの、大失敗作となりましたが、さすがに中3生。この失敗をすぐさま生かし、2回目には写真のように、ふっくらと膨らんだ「カルメ焼き」つくりに成功しました。

 

割って断面を見てみると、蜂の巣上に見事に膨らんでいます。

味も市販のそれと比べても、全く遜色ありませんでした。

これで明日のイベントにも、光明が見えてきました。

手伝ってくれた、中3生たちみんなにも、3日後嬉しい結果が舞い込むことを祈ってやみません。

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カルメ焼き、なかなかうまく膨らみません。(一人3役の実験)

2011-02-18 16:08:29 | Weblog

いよいよあさってと迫ってきた「カルメ焼き」に備え、一人で実験をしてみました。「カルメ焼き」自体は、もう何度かやったことがあるので、大体の要領は心得ているつもりです。

まずは、もう一度やり方をいくつかのサイトでおさらいしました。材料の調合、何処まで熱するか、かき混ぜるタイミングと、かき混ぜ終了のタイミングは・・・・。

一通りおさらいをして、いざ実験開始です。ただここでは、材料の用意、実験者、タイムキーパー、記録者をすべて一人でこなさなればなりません。特に実験途中の「暖めながら温度を測り、ある一定以上になったら火を弱める」という部分などが一人だと手が足りずちょっと大変です。

結果は、一回目=見事に失敗し見る影もありません。二回目=一回目よりはましだけれども、どうしようもない代物が出来ました。「三度目の正直」を狙って、もう一度心を落ち着かせて行いました。

大き目のお玉に乗せた砂糖40g+水15cc

 

二回目の作品です。一部膨らんだところが見えます。

 

三回目は、重曹卵を入れてかき混ぜ始めたときに、ちょっと手ごたえを感じました。「ひょっとしたらうまくいくかも!」その後、どのタイミングでかきまぜを終わらせるかで、一瞬ためらってしまいました。この一瞬のためらいが命取りだったのでしょうか?かき混ぜのわりばしを抜き取ると、しばらくしてモコモコとカルメ焼きが膨らんできました・・・・が、一通り膨らんだ後、その膨らんだ部分が陥没してしまいました。残念!

 

この写真ではわかりにくいのですが、真ん中が陥没しています。

 

3回目の作品を裏から見ると、一見成功のようにも見えます。

 

でも、一通り試してみたので、なんとなく成功のコツは見えてきました。まだまだ、成功の可能性は4割~5割程度ですが、本番時に、子ども達と一緒に試行錯誤を繰り返し、成功時の喜びを共有したいと思います。一発でうまくいってしまったら、面白くありませんから。

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