天覧山は標高192mと、東京スカイツリーの3分の一にも満たない小さな山です。
でも、周りに大きな山がないためその眺めは抜群です。
(頂上からはスカイツリーもしっかり見えました。↑)
また、東京からそれ程遠くないにもかかわらず、キビタキやアカゲラなどの鳥類、並びに昆虫達もたくさんいました。
(まだ名前を確認していませんが、このトンボのすぐ近くに地味な色をした同じ形のトンボがいました。)
野宿のことも考え、適切な場所があるかも、確認しておきました。
これは頂上から2分くらいのところにある休憩所です。
この下へ2分くらい行くとそこが中間地点で、同じく休憩所と立派なトイレがありました。
天覧山展望台のコンクリートの下にも何人か避難することのできる空間がありましたが、あくまでもカミナリ等が鳴った時の緊急避難用の場所にしかならないと思われました。↓
この後、天覧山を下山し、次の目的地である「ホタル」のいる場所の探索に取り掛かりました。
山を降りると、池があり、その池を挟んで小さな小川が流れていました。
きっとこの川沿いにあるに違いないと思い、まずは上流に向かって当てずっぽうに歩き出しました。
すると、こんな看板を掲げた喫茶店が目に入りました。
店の前の駐車場には、たくさんの車が止まっていました。
このことが奥さんのアンテナに引っかかり、川の上流を探索後、入ってみることにしました。
“おかさん”たちが入った時間は3時を回っており、ランチの時間を過ぎていたのですが、お願いをして昼食を取りました。
お店お勧めの「冷製のトマトパスタセット(1000円ぽっきり)」を注文しました。
パスタとスープと、野菜サラダと、ヨーグルト、そして、コーヒー紅茶は飲み放題のセットとなっていました。
これが「冷製トマトパスタ」です。麺は少なめでしたが、甘く冷たく冷えたトマトがたっぷり。
山歩きで疲れ、お腹がすいた“おかさん”の胃袋を満足させてくれました。(もちろん、同行の奥さんもこれには“にんまり”でした。)
話が横道にそれてしまいましたが、腹ごしらえも済み、さらにこの喫茶店のマスターに蛍がいるであろう地名を告げ、場所を確認できたので、「ホタルが見られる場所」に移動しました。
歩いてすぐの場所でした。
教えられた道をしばらく行きますが、人家ばかりで小さな川のそばには下りられそうもありません。
さらにしばらく行くと、こんな標識が立っていました。
(後でわかったのですが、この看板の横にある数本の棒は「杖」でした。)
そして、この標識を過ぎると、景色が一変しました。
人家は全くなくなりました。
昼なお暗い、林道があり、そこをくぐり抜けると、そこには湿地帯がありました。
先程の山から下界を見下ろす風景とは、まるで違うのに驚きが隠せません。
(湿地帯の入り口近くで見たトンボです。種類はまだ調べていません。)
さらに行くと、天覧山に続く道などもありました。そう、先ほど登った天覧山の別の麓なんです。
流れる小川に手をやるとすこし冷たく感じられました。
ひょっとするとサワガニも?と思われるくらい、高尾山のそれに似ていました。
(小川に見えにくいですね。この川の向こう側に湿地帯が広がっているようでした。)
ここで時間を見るとまだ午後4時ちょっと過ぎ、ムササビやホタル出現まではまだまだです。
そこで今度は、観音寺から見えた河原を探索に行くことにしました。
(また、話が長くなってしまいました。この、続きは明日書くことにします。)