「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

宙を舞うヘリコプター、机の上で回り続けるスターリングエンジン

2008-04-27 23:24:15 | Weblog
           
              「宙を舞う手回し発電ヘリコプター」

本日、実験や工作好きの子ども達と一緒に、学研の「大人の科学」や「科学のたまご」の付録を組み立ててみました。一人は、「手回し発電 ヘリコプター」、もう一人は「スターリングエンジン」、そして、“おかさん”は「茶運びからくり人形」を組み立てました。

1時半に集合し、すぐに始めた工作でしたが、「手回し発電 ヘリコプター」が最初に、そして、2番目に“おかさん”の「からくり人形(裸のままで、服は未作成)」が、そして、3つ目の「スターリングエンジン」もほどなく完成しました。3つできるまで1時間半くらいだったでしょうか。


                 
                  「茶運びからくり人形」

さっそく、それぞれの試し運転を行いました。スターリングエンジンをのぞく二つは、最初からすぐに動き出しました。しかし、動くことは動くのだけれども、その動きがどうしても思うようにいかず、その調整に苦労しました。一方、スターリングエンジンは初め、なかなか動こうとしてくれず、みんなを心配させました。しかし、再度ねじを締めなおすなどの手を加えたら、無事動き始めました。そして、動き始めると意外と力強いその動きに驚かされたりしました。

           
            「温度差を動力として動くスターリングエンジン」

今回は、通常のイベントではなく、“おかさん”が気に入った「大人の科学」の模型たちを、「森の学舎」の実験や工作好きの何人かに頼んで組み立ててもらうというものでした。ですので、同じ工作好き、実験好きの仲間として、一緒に作業を楽しみました。作業を通して“おかさん”は、江戸時代のからくり人形作成者のアイデアのすごさと、そのアイデアを具現化してしまう技のすごさとに感心させられました。他の2人も、きっと何かを感じ、そして、楽しんでくれたことと思います。

なお、今回の記録は写真だけですが、同時に動画も撮っておきました。後日、その動画もこのブログに載せたいと思います。
               
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学舎の庭

2008-04-25 18:31:58 | Weblog
               

春真っ盛り。森の学舎の庭でも植物や昆虫たちの生き生きとした姿が見られるようになりました。まずは花達ですが、学舎の庭には、今回撮っただけでも5種類の花が咲いていました。中でも、さつきの仲間(上の写真)とミヤコワスレの花(下の写真)が“おかさん”のお気に入りです。

               

一方、池の中では、孵化したばかりのメダカの赤ちゃんたちがスイスイと泳ぎまわっていました。そんな彼らの姿を眺めていたら、下にトンボのヤゴを見つけました。一つは、普通サイズのシオカラトンボ(またはムギワラトンボ)、そして、もう一つは、その倍くらいの大きさのヤゴでした。きっと大きいほうは、オニヤンマかギンヤンマではないかと思われます。今年はひょっとしたら、子どもたちと久しぶりにお泊りでオニヤンマの羽化観察ができるかも知れません。そんな訳で、当分の間、池の中の様子も見逃せません。

そして、再び地面での話し。先日(3日前くらい)、あまりにもわがまま放題にしすぎていたので、庭の雑草取りをしました。その際、以前かなりでたらめに蒔いたヒマワリの芽が、雑草の間から結構顔をのぞかせていたのを確認しました。まさか、彼らが「森の学舎」の雑草の中でもたくましく芽を出してくれているとは思っていませんでしたので、とってもうれしく思いました。しかし、たった2日しか経っていないのに、昨日それらヒマワリの芽が全部消滅していることに気づきました。どうやら、スズメにその芽(双葉)を全部食べられてしまったようです。

そして、何もなかったように今日もスズメ達が学舎に訪れてくれていますが、上記のようなことが起こったので、今ではそんな彼らが憎たらしく思えてしまいました。
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新顔の知的Game登場(算数・数学のセンスを磨く)

2008-04-20 19:50:18 | Weblog

4月月初に学習塾の経営者や先生を対象としたセミナーが東京でありました。普段、日常の業務遂行だけで手いっぱいで、勉強不足ぎみだったので、とてもよい情報入手の場となりました。

そこでは、東北の女子高の学校経営の成功例や、急激に生徒数を伸ばしている学習塾の紹介などがありました。また、パソコンや最新の通信技術を使った新しい学習の提案などが目立ちました。

そんな中で、“おかさん”の目を引いたのが「アルゴ」というゲームを中心に据えた「アルゴクラブ(算数オリンピック数理教室)」の話でした。映像交じりの説明では、子ども達が実に楽しそうに、競い合いながらゲームをしている姿が印象的でした。

そして、その映像を見て、「森の学舎」の2~3年前のことを思い出しました。学舎でも、何人かの子ども達がこの「アルゴ」ゲームに、はまってしまい、通常の授業が終わった後、毎回対戦をして盛り上がっていたことを。

「遊びを通じて算数のセンスや思考力を身につける」といううたい文句のゲームでしたが、まさに「アルゴ」の面白さにはまった子ども達は、相対的に、はまらなかった子ども達より、その後の「算数」や「数学」の成績もよかったことも思い出しました。

そこで、先週早速、現在の学舎の小学生を対象に「アルゴ」ゲームや「百人一首」、「地理カルタ」などの、知的ゲームだけを行う時間を設けてみました。はじめてのことで、“おかさん”の段取りも悪く、ちょっと躓く場面もありましたが、セミナーで見たあの生き生きとした子ども達の姿がそこにはありました。

なので、少し悪乗りして、写真にあるような「平面や立体図形のセンス」が磨けるというゲームなどを新たにいくつか購入しました。今週以降、これらもうまく活用しながら、楽しい授業を作っていこうと、楽しみながら、頭を悩ましています。

最後に、最近は個人レッスンを売り物にした学習塾がたくさん出てきていますが、人は社会的な生き物なので、集団の中で“わいわいがやがや”やっていくやり方の方が、子ども達にとってよりよいのではないかと“森の学舎”では考えています。

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ひまわりの苗を植えました

2008-04-15 10:56:14 | Weblog

昨日小学生の子どもたちと、郵便局前の道沿いに「ひまわり」の苗を植えました。今年はいつもの3倍くらいに当たる、20数本も植えました。

今は、写真のように昨年子どもたちと植えたチューリップが満開ですが、この夏、この道がどんな姿になるのか楽しみです。

子どもたちの背丈の2倍から3倍くらいにもなる巨大なひまわりが、近所の人たちや郵便局を訪れる方たちの目を和ませてくれることを期待しています。
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旬の野草を食べました!(ヨモギ、タンポポ)

2008-04-14 15:33:12 | Weblog
少し肌寒い中でしたが、近くに野草を採りに行ってきました。一週間前に下見をしておいた、学舎から松戸方面に歩いて7分くらいのところの空き地です。たった一週間しかたっていないのに、植物の成長はとても早く、先週小ぶりだなと思っていたタンポポがどれも、大きく立派な若葉を開いて出迎えてくれました。

学舎に帰って、さっそく「ヨモギ団子」と「タンポポ(椿の花びらや雪ノ下の葉なども)のてんぷら」、そして、「芋まんじゅう」の3種類のおやつ作りに取り掛かりました。作る工程では、特に団子粉をこねるところが人気でした。そのぷにぷにの手触りがなんともいえないようでした。

そして、無事に3品が出来上がりました。どれも人気でしたが、「タンポポや椿の花のてんぷら」のおいしさには、みんなびっくりしていました。「まさか、身近にあるタンポポの葉っぱがこんなにおいしいなんて・・・・。」というのが、みんなの呟きでした。

もちろん、ヨモギ団子や芋まんじゅうも人気でした。食べ切れなかった分は、お土産となりました。
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身近な環境変化(タンポポ・蓬が激減)

2008-04-07 10:54:28 | Weblog


新学期が始まった今日、次の日曜日に行う「春の野草を食す。」の下見に、毎年タンポポやヨモギを摘んでいるコースを歩いてきました。

シロハラやアオジという鳥の姿を間近に見ることができたり、ウグイスやアオジの美しいさえずりをじっくり聞くことができてとてもラッキーだったのですが、肝心のタンポポやヨモギの姿がほとんど見当たりません。

気候のせいかとも思いましたが、あるところには、いつもどおり大きなおいしそうな葉を見せびらかして咲いていたりします。(ただし道端で犬が頻繁に散歩しているところなので、ちょっと不可)

仕方なく、いつも訪れている流山市ではなく松戸市方面を探索してみました。そしてやっと「貸地」の看板が立てられている広々とした敷地の奥にある程度群生しているタンポポを発見しました。また、ヨモギも流山市と松戸市の間の柏市に流れる小川沿いに適量見つけることができました。一安心です。

ところで、私“おかさん”が毎年こだわって行っているこの「春の野草を食す!」のイベントですが、これは身近にある旬の植物が本当においしいことを子どもたちに知ってもらうことと、学舎周辺の環境変化を定点観察していくためです。

そういう意味では、周りの環境は、このイベントを初めて行った8年前とは天と地との差があります。毎年変わっていく身近な自然環境を今後も見守っていきたいと思いますが、果たしてこの「春の旬を食す」はいつまで続けられることやら、ちょっと心配です。
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4月のイベント案内

2008-04-05 13:51:13 | Weblog
大変遅くなりましたが、4月は13日の日曜日に、「森の学舎」恒例の「春の若菜を食す」を行います。学舎の近所で採れる、旬の「タンポポ」や「ヨモギ」を使った、てんぷらや団子は最高においしいものとなります。皆さんもだまされたと思って、このイベントに参加してみてください。

なお、今回はサツマイモを主原料とした「芋饅頭」作りも行います。和洋折衷の独特の味を堪能してみてください。お待ちしております。
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春休みもほぼ終了

2008-04-05 13:43:08 | Weblog
毎日、午前中の元気な小学生との勉強から始まり、午後は中1、中2生、そして夜は中学3年生という、ハードな運行の春休みがほぼ終わりました。

小学生は、通常の勉強のほかに、「作文あそび」をして楽しみました。「漢字自動販売機」や「人間ワープロ」、「表彰状つくり」など、毎日趣向を凝らして、子ども達に自由に文章を書いてもらいました。うそやでたらめでもよいという設定が受けて、毎回力作ぞろいでした。

内容や書き方について、あまり細かなことはいわずに、「一つ一つの文章をあまり長くするな!」とか、文と文のつなぎ役に、"こそあど言葉”や“接続詞”をできるだけ使うようにもっていきました。今回は好きこそ物の上手なれ!なので、「文章を書くことが好きになること。」を目的としましたが、案外こうをそうしたように思われます。

中学1~3年生も今日を含め11日間がんばりました。皆勤賞の生徒も多く、みな意欲的に取り組んでくれました。特に中学2年生は、全員が嫌いな、そして、苦手な「社会」にも取り組みました。ふたを開けてみると、苦手苦手といっていながら、“おかさん”よりも詳しく覚えている子もいて、驚かされるやら、安心させられるやらしました。

そんな、中学生たちも、今日実施の模擬試験でこの春休みが終了となります。願わくば、全員が今までの自己最高点を達成してくれればと思っています。

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