「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

春休み前半の1週間が終わりました。(明日から4月)

2013-03-31 17:23:43 | Weblog

昨日、春休み前半の1週間が終わりました。

この間、小学生も中学生もほぼ毎日学び舎に駆けつけてくれました。

少しではありますが、普段出来ない積み上げ学習が出来たと思います。

去年に比べ、あまり力まずに淡々と無理のない学習を心がけています。

 

中学生はあと2日、積み上げ学習を行ない、残りの2日はそれぞれ実力確認テストを行なう予定となっています。

少しでもテストに結果が現れてくれることを願い、あと4日間頑張りたいと思います。

 

昨日の晩は、前半の1週間が無事終了したのでそれを勝手に祝い、イタリアで買ってきたワインをあけて飲みました。

          

少~し渋い、さっぱりとしたワインでした。

 

 

それと今朝は久々の散歩に出かけることが出来ました。

途中、小学校に咲いている桜の木をバックに記念撮影しました。

片足2kgのアンクルウェイトをつけてセルフタイマーを押しましたが、ちょっと離れていたのでぎりぎりセーフでした。

 

この後小川と森を散歩しましたが、冬の間身近に見られたメジロやエナガ、キクイタダキなどの姿は見られませんでした。

また、冬は小川近くの藪にいたウグイスもそれぞれが、近くの林に分散し 縄張り宣言をし始めました。

今日などは冬と全く同じような気候でしたが、やはり季節は徐々に春に向かっているようです。

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カエルにツバメも帰ってきました。

2013-03-30 08:36:54 | Weblog

昨日はとってもあったか。

午前中小学校で「辞校式」が行なわれたため、小学生達が来る時間が遅くなりました。

このちょっと空いた時間を使って、一日前と同じように、庭を眺めてみました。

 

すると、池では昨日同様“おかさん”の姿に驚きメダカたちが一斉に動き、水面にいくつもの波を広げます。

そして、その動きから一テンポ遅れて、大きなものが水の中を移動しました。

 

「カエルに違いない。」

と思い昼の休憩時にこっそり池を覗いてみると

こんな風に大きなカエルが目と鼻だけ水面から出してこちらをうかがっていました。

 

昨年、いつの間にか姿を消したカエルがまた、こっそりと学び舎の池に戻ってきていました。

 

隣の家の物置の屋根では、タヌキ騒動で“おかさん”を混乱させた野良猫が昼寝をしていました。

 

このほか今年最初のツバメの姿も遅ればせながら確認することが出来ました。

 

今は春休みで朝の散歩ができませんが、何時も行っている森や小川沿いでもいろいろな変化が起こっているに違いありません。

春休み明けが愉しみです。

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春休み。学舎の池のメダカに癒されました。

2013-03-28 22:47:35 | Weblog

今朝は昨日と打って変わって暖かな朝を迎えました。

 

学舎の玄関に飾る花を摘もうと思って小学生達が来る前の庭に出ました。

 

グラジオラス、椿、フキノトウ、ボケの花などが咲いていましたが、庭に出た瞬間に池の水面がざわめきました。

目をやるとたくさんのメダカたちが、久々の人間の登場に驚いて一斉に動いたということがわかりました。

 

花を摘むという当初の目的はその瞬間に忘れられてしまいました。

池のそばに腰を下ろすと、

こんなにものメダカたちが“おかさん”を迎えてくれました。↑

 

暖かい春の日差しの中、しばらく眺めていました。

 

なにかほのぼのとした気分になりました。

 

ゆっくりと泳ぐ彼らを目の前に気持ちが癒されていくのがわかりました。

こんな感じで泳いでいました。↓

「春のメダカの学校」の様子。(← ここをクリックすると動画が見られます。)

ちいさい子が多く、いかにも新入生達のように思えてなりませんでした。

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イタリア旅行。(コンクラーベ、食事、その他)

2013-03-26 22:21:18 | Weblog

今回のイタリア旅行のローマに到着した翌日の、観光初日に「バチカン市国」を訪れました。

三十数年前に一度行ったことがあるという奥さん情報に寄れば、端から端までが見渡せる小さな国だとのことでした。

そんな小さな国が歴然とした力を持って存在するということが驚きでした。

 

実際に行ってみると確かに小さい国でした。

その城壁を見ると先っぽの方まで見えてしまいます。

 

このように、一番長いところで約1km、面積約0.44km²(東京ディズニーランド或いはディズニーシーと同じくらいの広さだそうです。)

 

こちらはバチカン博物館の入り口です。↑

これもバチカン市国の中の主要な建物の一つです。

中は歴代法王の暮らした部屋がたくさんあり、数々の絵画や彫像があふれ返っていました。

 

たまたま“おかさん”たちが訪れた時は、この国の一番偉いローマ教皇を決める「コンクラーベ」の2日目でした。

一日目では決まらず2日目の2回目の結果が出されるという午後5時(現地時間)にサンピエトロ聖堂の前にいました。

広場の前はものすごくたくさんの人たちでごった返していました。

 

この写真の小さな煙突から白い煙が出れば新しい法王が決まったことになります。

問題の午後5時ちょっと過ぎまで、多くの群集、報道関係者たちとともに、その結果を固唾を飲みながら待ちました。

 

しかし“おかさん”たちの目の前では、結果は出ませんでした。

 

仕方がないので他の観光地に移動することになりました。

 

“おかさん”たちが少し離れたスペイン階段からポポロ広場に向かって歩いている途中、急に近くの教会の鐘が鳴り響きだしました。

かなりの間鳴り響いていました。

これを聞いたのが、現地時間の午後5時40分でした。

この直前に、あの煙突から白い煙が上がったのだろうと思われます。

 

それが正しかったということを確認できたのは宿に帰ってからですが、イタリアのテレビでは何処の局もずうっとこの新法王についてのニュースばかりやっていました。

その翌日も、そしてさらにその翌日も新法王に関するニュースばかりで、その関心の高さがうかがわれました。

 

無宗教と呼ばれている日本人の典型である“おかさん”からすると、キリスト教にまつわる建物や絵画、彫像、そしてニュースの多いことに本当に驚いてしまいます。

「お天道様はすべてお見通しだ!」的なことは信じています。だからそれなりに努力もします。でも、キリスト様が、誰々が・・・・。的なことはどうも・・・です。

 

キリスト教を中心とする世界に身を置いて初めて自分が無宗教ではなく、何となく信じるものを持っているということを認識することが出来ました。

そして、キリスト教と自分の中にあるそれとを見比べることで「日本人もまんざら無宗教ではないな」と感じました。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

次はイタリアの食事についてです。

今回旅行会社のツアーではかなりの数の食事が出されました。

毎回そのたびに写真を撮って記録しました。

 

そして、その写真を分析して、奥さんがこう言いました。

「行ってすぐの2~3日の食事はひどいと感じたけれど、ガイドブックに照らし合わせてみると、どれもイタリアの名物料理ばかりだったんだ。」と。

 

そう、初日二日目のホテルの朝食はまだよかったのですが、そのほかの昼食や夕食は、毎回2種類で、一つの料理の量が半端ではなく、しかも野菜や果物といったものがほとんどなかったことから、本当に飽きたり、「こんなにいっぱい食えるかよ!」といった状態でした。

ただそれら一つ一つは、すべてイタリアの各地域の名物料理だったというのです。

 

この防衛策として、一日目(ローマ)と4日目(フィレンチェ)では歩いてスーパーマーケットを探し、そこで野菜や果物、ヨーグルトなどを買い込みしました。

そして、夜や朝、それらを食べて少しだけ食品バランスを正常に保ちました。

 

とにかくイタリア料理は前菜だけで半端ではない量の食物が出されるので注意です。

 

またダメ押しに最後には、とっても甘い(お砂糖の塊ではないかと思われるような)デザートがつきます。

これまで合わせると、合計3品です。

しかも、これが簡易なコース料理なのだそうです。

本当のコース料理はこれよりもボリュームたっぷりなのだそうです。

 

そんな今回の旅行ではフィレンチェでの自由夕食が最高に美味しかったのを覚えています。

   

 

ガイドさんお勧めの3つのレストランから選んだのですが、そこはまさに行列のできるレストランで、日本人にはもちろんイタリア人にも大人気でした。

 

野菜不足を嘆いていた二人は、そのレストランで2つのサラダと、ラビオリとマルガリータピザを頼みました。

 

小さなサラダが出てくるかと思っていたら、2種類のサラダとも大皿いっぱいに盛られてきました。(上の写真)

注文を聞くときにウェイターが「サラダを2皿も?」というようなことを言っていた理由がわかりました。

 

注文した品が来た時には、これなら一皿でもよかったとも思いましたが、とても新鮮な野菜なのでペロリと平らげることが出来ました。

ラビオリやピザも2人で半分ずつ食べれば適量でした。これでもうお腹いっぱいの量でした。

 

あと食事といえば「ブラッドオレンジジュース」が新鮮で美味しかったのを覚えています。

トマトジュースのような赤い色をした日本のジュースとは少し違うものでした。

何処の地方でも注文できました。

 

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5日目、ピサの斜塔に行ってきました。

この日はそれまでの曇りや雨と違い、快晴の天気に恵まれました。

そこで定番の写真を撮ってきました。↓

 

ここピサの斜塔は、斜塔だけしかないのかと思っていたらそうではなく、ここにも大きな洗礼堂とドゥオモがあわせて建てられていました。↓

 

このピサの斜塔の入り口にはチャップリンの格好をしたこんな人が立っていました。↓

  

ずっと動かずに居ます。そしてその前には箱が置かれていて、寸志を入れてもらうようになっていました。

(この上の写真はフィレンチェで見たものです。)

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ベネチアではゴンドラに乗りました。

とても寒い一日でしたが、雨は降っていなかったのが幸いでした。

そのゴンドラでは、“おかさん”たちの乗ったゴンドラの船頭さんが途中店の前で止まりワインを3杯買いました。

そして、他のゴンドラの船頭達と一緒に飲みながら運転を始めました。

ここでも、イタリア男達の真骨頂で最初から最後まで船頭同士で話しをしながらの船旅となりました。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

他にもいろいろなことがあった旅行となりましたがこの辺でイタリアについての報告は終わりにしたいと思います。

とにかくいくつものことにショックを覚えました。

そのことを忘れないためにもこのブログを書きました。

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イタリアクイズの答え(3) イタリアの女性は愛想が良いor悪い?

2013-03-25 08:41:53 | Weblog

⑨イタリアの女性はどちらかというと愛想のない人が多かったように思います。

  それに対し男性は?  ものすごくおしゃべりで愛想がよいというか、コミュニケーション能力が長けていました。

 

  ガイドさんの話によると、イタリアの女性は生まれてからずっと「蝶よ!花よ!」と、ものすごくかわいがられて育てられるそうです。

  たとえば、走るのが遅い子であればそれをとがめるのではなく、少しはましな勉強を大いに褒めるのだそうです。

  そうだからかどうかはわかりませんが、一般的にイタリアの女性ウエイトレスはつっけんどんでした。

  (ただし、格が上のレストランなどはもちろん良かったです。)

 

  一方、男性はものすごく話好きです。

  たとえばカプリ島の海岸沿いの細い道のバスの運転手、前のバスの運ちゃんと無線で話しては大声で笑っています。

  島のガイドの男性も平気で運転している男性に話を仕掛けています。

  また、こういうこともありました。

  レストランのピアノの演奏者に、ピアノの演奏中であるにもかかわらず、支配人と思われる男性が身を乗り出して何か話しかけます。

  演奏中ずうっと話しをし続けています。

  何故か彼らはそこに相手さえいれば話しかけずにはいられないようです。

ーーーーーーーーーーー――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

  

  そんな、女性の無愛想、男性のコミュニケーション力のすごさをユーロスターで体感しました。

  ミラノからフィレンチェまでのユーロスターは4人掛けで、2人2人が向かい合うものでした。

  私と奥さんの向かいには、50近くの気難しそうな女性が座りました。

  そこに、30前後の男性が後から来ました。

 

  席に来るなりその男性は隣の女性が読んでいる本を覗き込もうとしました。

  すぐに女性はそれに気づき、いやそうなそぶりをして男性をけん制しました。

  しかし男性はそれにもめげず、「私はあなたに関心がある。」というそぶりをし続けます。

  そして一言二言女性に話しかけます。

  女性がつっけんどんな返事をして会話は一旦終了します。

  しかしそれでも男性はあきらめません。

 

  会話が途切れて15分くらい後、再度よい褒め言葉が浮かんだらしく、女性に話しかけます。

  何やら女性が読んでいる本についてのようです。

  ぱっと女性の態度が変わり、その後は会話がかなり続きました。

  

  そんな男性ですから、女性との会話が成立した後、目の前にいる“おかさん”たちに話しかけたくて仕方がなさそうでした。

  態度で「僕はあなた達に興味がある。」と示してきます。

  そして、満を持して英語で「英語は話せる?」と聞いてきました。

  「少しだけ。」と答えると、さっそく「君達は日本人か?韓国や中国の人よりも日本人の方がいい。」と、こちらをおだてる会話をしてきます。

  その後いくつか話をしてフィレンチェで分かれました。

 

  無愛想な女性、それを攻略しなければならない とっても愛想のよい男性。

  そんな構図(本当かどうかはわかりませんが)に妙に感心してしまいました。

  そして、“おかさん”もそんなコミュニケーション能力が高いイタリア男性を真似なければと思いました。

 

  

  車内の案内板で見ると最高時速は300km/hでした。

 

 <追記>

 コミュニケーション能力といえば、“おかさん”の奥さん。

 この人のコミュニケーション能力は侮れません。

 イタリア語も英語もちっともわかっていないくせに、イタリアの人たちの会話の内容を理解してしまうのです。

 

 確かフィレンチェの美術館に入るときの行列での出来事。

 入り口が予約をしている団体客、予約をしてある個人客、予約をしていない客の3つに分かれていました。

 もちろん“おかさん”たちは予約を入れてある団体客口に並んでいました。

 そんな列に「予約を入れている個人客」が紛れ込んでいたのですが、それを美術館の整理人が見つけ何やら会話をしていました。

 

 3mくらい先の出来事です。

 その会話の内容を奥さんは何故か理解してしまうのです。

 一緒にいた添乗員さんに確認したら、そのようなやり取りがなされていたとのことでした。

 

 ことほど左様に、ユーロスターの男性客とも何故か“おかさん”以上に意思疎通していました。

 

 イタリア男性並びに奥さんのこのコミュニケーション能力を学んでいかなければと、思いを新たにしました。

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カルメ焼き全員成功!

2013-03-24 19:14:45 | Weblog

3月24日、日曜日の今日は学舎の月一回のイベントの日でした。

旅行に出かけたこと、昨日は「まつど あそぼうよ」の日であったこと、明日からは「春期講習」で準備が大変なこと、

から今月はイベントを中止しようかとも思ったのですが、ずっと続けてきた記録を途絶えさせてしまうのももったいないと思い、

準備が割と簡単な「カルメ焼きつくり」を行なうことにしました。

 

今回は7人が、一人一個ないし二個ずつカルメ焼きを焼いてくれました。

 

まずは材料となるお砂糖の計量からです。↓

次は重曹と卵の白身とで「重曹卵」を作りました。↓

前準備が整ったらさっそくカルメ焼きつくりです。

その最初はお玉の中に入れたお砂糖と水を128度になるまで煮こんでいきます。↓

128度まで熱せられたら、それを乾いたふきんの上で30秒くらい冷まします。

そして、少し冷めたら、先程作っておいた重曹卵を割り箸の先につけかき混ぜます。↓

出来るだけ速くかき混ぜます。↑

この作業がカルメ焼きの成否を分かちます。

割と長い間かき混ぜ続けるので、とても大変です。

疲れたと思ってもなかなか“おかさん”からの「よし!」という声がかかりません。 

 

ある程度の時間かき混ぜて、液が硬くなりかけたらかき混ぜ棒をスッと抜きます。

このタイミングが早すぎても遅すぎてもいけません。

なので“おかさん”も真剣です。

今回は1回だけ2秒ほど長すぎたかな?と思われるものがありました。

逆に一回だけ1秒くらい短すぎるかなというときもありました。

 

割り箸を抜くと、急にふくらみ始めます。↓

これが出来上がった「カルメ焼き」の一つです。

 

お陰さまで、ものすごい失敗作は一つもなく出来上がりました。

後で聞いてみると、自分のはもちろん、他の人のもうまく行くかどうか“はらはらドキドキ”で、愉しかったとのことでした。

よかった!

 

ただ、参加者が4人くらいかと想定して作ったスケジュールは7人のため大幅に長引き、ちょうど1時間延長となってしまいました。

みなさん本当にご苦労様でした。

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一気に春が。植物も鳥たちも大きく変わりました。

2013-03-24 18:58:15 | Weblog

イタリアから帰ってみると日本にはいつの間にか春が訪れていました。

 

帰ってきた翌日(21日)の朝の散歩では、いろいろな花を見つけることが出来ました。

川辺ではダイコンソウが。

タンポポも。

ツクシもたくさん伸びていました。

 

ホトケノザも群れて咲いていると蓮華畑のようできれいでした。

 

このように、花はずいぶん見られたのですが、逆にウグイスやメジロなどの鳥はいつもの所からは姿を消してしまっていました。

温かくなったので少し山のほうに移動してしまったのでしょうか。

 

学び舎の庭でもその名のとおり、春を告げる花が咲いていました。「椿」の花です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

3月22日の朝は、いつもの森でヤマガラの群れに出会いました。

まだあそこでは見たことのない種類の鳥でした。

当てずっぽうに何回かシャッターを切ったところ、こんな写真が撮れました。

真下からなのでその全体はよくわかりません。

 

横からはかろうじてこんな姿が確認できました。

 

日本を離れていたのは10日くらい。

この10日は「旬」という季節の単位と一致します。

なので植物や鳥達の様子が大きく変わっていても不思議はありません。

これからも季節の移り変わりを愉しみながらウォッチして行きたいと思います。

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イタリアクイズの答え(2) ジプシーの・・・は?

2013-03-24 16:28:00 | Weblog

⑧ジプシーと呼ばれている女性達の多くは、やむ終えずスリ、かっぱらいを行なっています。

 

 イタリアにはアフリカ大陸からと思われる移民がたくさんいました。

 そういう人たちが職に就こうとしても、イタリアの新規大学卒業生ですら45%しかまともな就職ができないという現状の中、就けるはずがありません。

 かといって、本国に帰ればよいかというとそうではありません。

 そんな中であっても、とにかく飯を食って生きていかなければなりません。

 

 仕方なく、彼ら彼女らはいろいろなことをして生活しています。

 街中で見かける多くの黒人の方たちは、雨が降れば傘売り、晴れればサングラス売りをしていました。

 もちろん一般で売っているものよりも値段が高めです。

 他にも、信号待ちしている車に新聞を売っている人、同じく信号待ちの間に見事なジャグリングを披露し、止まっていた車からの支援を要求する人。

 下の写真のようにミサンガというものを通りかかった観光客の腕に無理やり巻きつけて10ユーロくらい請求する、バラの花を押し付けて同じく請求。

 物乞いする人もたくさんいました。中には、地下鉄の電車の中で物乞いする人もいました。

   

 

 本当にいろいろな人がいました。

 ただ幸いなのは、アメリカのような、人に危害を加えるような犯罪者はほとんどないとのことです。

 

 その中で観光客目当てのジプシーと呼ばれる女性達は赤ちゃんを抱いて観光客にぶつかり金品をすったり、駅の自動販売機のおつりを横からかっぱらったりします。

 実は、最終日ミラノで地下鉄に乗る際、そんなジプシーに遭遇してしまいました。

 

 いくつもある自動販売機の主要なところには彼女らがたむろしているのが見えました。

 仕方がないので、彼女らのいない自動販売機で切符を買いました。

 しかし、この自動販売機、とても動作がのろまです。

 2枚の切符が出てくるのにはかなりの時間がかかります。

 ましてやその後のおつりの出てくるまでにも時間がかかります。

 その待っている間に彼女らの内の一人に近くに寄ってこられてしまいました。

 片言の英語で切符がどうのうこうのうと話しかけてきました。

 そして、おつりが出るや否や彼女の手が自動販売機に伸びおつり2ユーロは見事に取られてしまいました。

 「サンキュウー!」と笑顔を残し彼女は立ち去りました。

 聞くところによると、ツアーの他の同行者も何人かも同じ手口に引っかかったそうです。

 「サンキュー!」と明るい挨拶をされ、さすがに「ユーアーウェルカム」とは言えませんでしたが、

 2ユーロで貴重な勉強が出来たことを逆に嬉しく思いました。

 

 なお、おつりをごまかす人も結構いるようです。

 カプリ島でお土産を買った際、危うく5ユーロごまかされそうになりました。

 レシートを見た奥さんがそれに気づきその店に戻って「おかしい!」というそぶりをすると

 「ばれちゃったか」という顔をして5ユーロ札を渡してくれました。

 

 ということで我が家では、2ユーロだけ勉強代を払うだけで済みました。

 

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イタリア旅行クイズの答え(1)

2013-03-24 14:52:44 | Weblog

先日ここに掲載したクイズに答える形でイタリアで驚いたことなどを書いて見たいと思います。

 

②イタリアの首都ローマの緯度は・・・・?   日本の函館とほぼ同じなのだそうです。

  “おかさん”並びにその奥さんは、「太陽の国イタリア」というイメージがあり、東京よりも南方なのかと思っていました。

  しかし実際は日本の北海道にある函館と同じくらいの緯度なのだそうです。

  旅行中は曇りや雨が多く寒い日が続きました。

  ましてや、最終日に立ち寄ったローマより北にあるミラノでは雪まで降りました。

  ということで、イタリアは日本より北に位置しているということを、身を持って知ることが出来ました。

  (今回はイタリアが比較的寒かったので日本に帰ってきて、いきなり桜が咲いていたりしてびっくりしてしまいました。)

 

④⑤ローマにあるコロッセオの収容人員は?    東京ドームのそれとほぼ同じくらいだとガイドさんから教えてもらいました。

  調べてみると、「長径188m短径156mの楕円形で、高さは48m、45,000人を収容できた。」とあります。

  また、作られたのは75年~80年にかけてだそうです。

  ですから今から約2000年も前に作られたことになります。

  日本史で言うと弥生時代後期に当たります。

  日本の歴史と照らし合わせることで、ローマ(イタリア)の歴史の厚みの大きさに驚かされてしまいます。

 

  歴史の厚みは、ポンペイ遺跡でも思い知らされました。

  西暦79年当時の様子がそのまま残されているポンペイの文化はとても進化していたようです。

  既にこの頃に真鍮製の水道管が使われていたり、下のような職業まであったのだそうです。↓

  

  2人の人間が荷物を運んでいます。

  市場近くの、この看板が掲げられているところの職業は何と荷物運び屋さん(宅急便)なのだそうです。

 

  

 これは市場(いちば)の中心にある「魚屋さん」なのだそうです。↑

 そしてその周りには、食料品の売り場があったそうです。

 まるで、現代のスーパーマーケットのようです。

 

 ⑥水の都ベネチアは・・・・?

 

   ベネチアは干潟の上にカラマツやカシの木杭を13000本も打ち込んで足場を造り、その上に板や石を渡して作られているのだそうです。

   そんな大層な物が1400年以上も前(日本史では飛鳥時代初期頃になります。)に作られたと思うと、

   その技術力と海水の中での木の耐久性とに驚かされてしまいます。

    

   しかも、その足場の上にはこんなに大きな寺院まで建てられています。

 

⑦ミラノの大聖堂(↓)は、途中の中断も含め約500年かかって作られたそうです。

     

    ミラノ大聖堂に階段でかなり上まで上りそこから撮った写真です。私の奥さんが小さく写っています。

    そのスケールの大きさには驚かされます。↑

 

 ガイドさんからの説明では、約600年となっていたのですが、調べてみるとそれより100年短い500年でした。

 

 “おかさん”はスペインのサクラダ・ファミリア教会が、作者であるガウディが死んだ後もなお建築が続けられていると聞いて すごいな!

 と感心しきっていましたが、それでさえ今予想されている2026年に本当に完成するとすると、1882年から144年で完成ということになります。

 

 こうやって考えてみるとミラノの大聖堂の方が中断があったとはいえ、その建築期間の長さは桁外れです。

 

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イタリアに関するクイズ。

2013-03-22 23:58:31 | Weblog

学び舎再開2日目。

子ども達にどのようにしてイタリアの土産話をしようかと思い、考え付いたのがクイズ。

 

小学生を対象としたものは、「文字並べ替えクイズ」

①タイアリ、②マーロ、③ネアチベ、④レィフツンェ、⑤ポリナ

女の子はからきし駄目な子が多いですが、男の子は結構答えます。

 

中学生には

①イタリアの首都は何処?

①の答えとして「ローマ」と出たら、②ローマの緯度は日本の次の都市の何処と同じ?鹿児島or東京or函館?

③ローマにある格闘などを行なう有名な建物の名前は?

③の答えとして「コロッセオ」と出てきたら④コロッセオの収容人員は東京ドームと比べてどのくらい?同じくらいor少ないor多い?

こちらはロミオとジュリエットで有名なベローナというところにある、ローマよりも小ぶりなコロッセオです。↑

今でも夏などにはいろいろな催しが行なわれるそうです。

そのポスターを写真にとってきました。(ものすごいヒントになってしまうと思います。)

 

⑤コロッセオはいつぐらいの建物?そして、その同じ頃日本の歴史では何時代?

⑥ベネチアは水の都といわれているけど、どのようにして作られている?いつごろ作られた?

ここベネチア、“おかさん”の足の下は何と・・・・・で足場が造られています。↑

そんな足場の上に高さ20~30mもあるドーモ(石造りの教会)がたくさん載っています。

本当なのかな?と目を疑りたくなってしまいます。

 

⑦ミラノにあるドーモ(教会)の中で一番大きなものは建築にどれくらいの年月がかかったと思う?50年or200年or600年?

↑これがミラノ最大のドーモです。

 

⑧イタリアは人種の坩堝(るつぼ)、さてその中の一種、ジプシーと呼ばれている女性の方たちはどうやって生活の糧を得ている?

こちらはジプシーではありませんが何やら手に持った黒人の方が人ごみの中で回りに目を配っています。↑

彼らは今、勤務中です。

 

⑨イタリアの女性は愛想が良いor愛想が悪い?どっち?そして、男性はどう?

 

こんな質問を急遽考えました。

にわか仕込みで仕入れた知識をもとに、“おかさん”自身が非常に驚いたことを紹介するために考えました。

 

今日は新中学2年生を対象に行ないました。

20分くらいかかってしまいましたが、大盛り上がりでした。

答えなどはまた追記して行きたいと思います。

皆さんもよかったら、ちょっと考えてみてください。

 

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