温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2015静岡市、島田市、牧之原市、吉田町、川根本町の消防救急広域化

2015-03-26 22:38:05 | 日記・エッセイ・コラム
来年28年4月をめざし、静岡市、島田市、牧之原市、吉田町、川根本町の3市2町が消防と救急に関し、広域的な枠組みによる連携を進めている。
IT技術の進展とともに、消防や救急も、より広域的に連携をもつことにより、いわばそのスケールメリットを最大限に生かし、市民、町民の火災、救急、災害に対するより高い安心安全を提供するというものだ。
たとえば、いままではとなりの市町の境で起きた火災などは、連携協定があるとはいえ、火災発生のエリアの自治体消防本部に火災通報が入り、一旦は所轄消防が出動するが、実際、隣の自治体消防署が近い場合があり、この場合、再度隣の自治体消防に出動要請をすることとなる。
この間の時間ロスは、火災、救急搬送にとっては、致命となる大事な時間である。

そんな今の狭域的な消防、救急活動を静岡市消防が中心となり、3市2町の広範囲で対応する、効率的、かつ迅速な対応が来年平成28年4月から実施される。

そんなちょうど1年前の今日、国による広域化の支援が具体的に示され、全国に十数台しかない災害時に急きょ応援支援するための拠点機能支援起動車が国からこの3市2町の広域消防に無償貸与され、今日配備式が静岡市ツインメッセで行われた。

10トントラックをさらに拡張改良された起動車は、バカでかい頼もしい様相で、この中に、災害地で必要となる100人収容の救護用テント、飲料水浄化装置、夜間照明機材などとともに、車体内が現地で災害対策本部となる会議室機能までも備わっている。

このような立派な災害車両であるが、もちろん使わないことに越したことはない。
しかし、万一の場合は、絶大な災害地での拠点機能となる。

消防救急広域は、スケールメリットの効果は十分に関係市町理解しているが、いざ個別の課題となると、簡単には意志統一はなされなかった。

静岡県が県内を3分割し、東中西部の広域化を目指して計画づくりしたが、結局広域化にこぎつけたのは、中部地域の3市2町で、ほかはいまのところ先が見えていないようだ。

広域化協議を始めてかれこれ数年。途中ご破算となる寸前の事態にもなったが、なんとか広域化につなぐことができた。

ここまでの苦労を今一番感じながらも喜んでいるのは、3市2町の首長。
今日の配備式に集まった市長、町長は、ここまでようやくたどり着いた喜びで、終始満面の笑顔であった。








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2015牧之原市の盛んな再生エネルギー

2015-03-26 07:01:03 | 日記・エッセイ・コラム
今、牧之原市の中では、再生エネルギー施設の建設がいたるところで進められている。
再生エネルギーとは、太陽光、風力、波力・潮力、流水・潮汐、地熱、バイオマスetc・・・。
牧之原市があるこの地域は、日本有数の日照時間が長いところ。
そんな環境には、太陽光発電が最適。
だから、一般の住宅の屋根には、いたるところにソーラーパネルが乗っている。

実は、牧之原市の相良地区から西、約10Kmのところに中部電力浜岡原子力発電所がある。
あの3.11以降中部電力は、数千億円単位で地震津波対策を施している。

とはいえ、安全対策をいくら実施した浜岡原子力発電所でも、絶対安全安心とはいえず、地元では浜岡原発の永久停止を訴えるととともに原発から再生エネルギーへの転換が進められている。

特に事業用としての太陽光発電建設は盛んで、
今日も、静岡県最大規模の太陽光発電施設が牧之原市内で完成した。
この後、この施設を上回る施設が同じ牧之原市内で今年中には完成する。
ところが、今日の施設の第2期工事が続けて行われ、それが完成するとまた県下最大規模の太陽光発電施設となる。
ということで、静岡県のNO1の太陽光発電所が牧之原市内において、その規模のバトルが展開される。
しかし最終的には、浜松地方で建設される施設が数年後にはNo1となるようだ。

それにしても、今、牧之原市内では、太陽光発電事業者、市内企業、農家、家庭にかかわらず、太陽光発電施設の建設が著しい。


【写真↓:今回県下最大規模となる牧之原市地頭方地区の太陽光発電施設。】
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