温故知新No2

静岡県の牧之原市から、盆栽、野球審判、蕎麦打ち、おやじバンド、その他徒然なるままに、ブログしています。

2014吉田高校最後の卒業式&閉校式No2

2014-03-01 21:04:21 | 日記・エッセイ・コラム

今日の午前は、吉田高校最後の卒業式。
第40回を迎える。
最初の卒業生は、昭和47年に入学。
吉田高校は、42年で終了となる。
今日の卒業式は、例年卒業式を見ているが、どことなくおとなしい、真面目な卒業生の最後の高校時代イベントという感じであった。
もしかしたら、最後の最後、もう二度とない吉田高校卒業式の喜びと複雑な気持ちを雄たけびをあげて先生、在校生に伝えようとした生徒もあるかと思ったが、だれ一人いなかった。唯一31ホームルームの最後のわかれが、全員で先生方ありがとうございましたとお礼を言ったまで。
でも、考えてみれば、今回の卒業生は、入学の時から、吉田高校の最後の卒業生になると運命づけられていた。
それゆえ、1年生の時から、目に見えない無言のプレッシャーというものが、付きまとっていたのかもしれない。
そしてそれは、「最後の」「廃校」という言葉を一切出してはならないという生徒同士の暗黙の認識が、体質に染みこんでいっただろう。
だから、今日の最後の卒業生は、どんなに感情が抑揚しても、重責を真正面から受け止めて、粛々と卒業式を終了していったのかもしれない。
でも、卒業生の内に秘めた最後の吉田高校を盛り上げるという気持ちは、この集大成の1年間の中で、それこそ弾けるように、様々なイベントの中で爆発していたようだ。
今日の校長の祝辞、在校生の送辞の中で、今日の卒業式では想像がつかないような、各種イベントでの卒業生のパワーが披露された。
先生思い、後輩思いの卒業生だったようだ。
さあこれで、最後の卒業生を見届けた。
吉田高校卒業生は、これで10377人となるようだ。
その連中が、いまは地域、県内、全国、海外で活躍されている。
午前9時半から始まった式は、10時45分に終了。
午後には閉校式を予定する卒業生、在校生は、めったに経験することもない閉校式をどんな気持ちで迎えようとしていたのか・・・。
つづく・・・。

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【写真↓:厳粛に執り行われる式の最中に写真撮影は控えたかったが、最後の最後、卒業生が退場する場面は思わずショット】

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【写真↓:卒業生が退場した後は、整然と並んだ椅子が淋しそう。】

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