柔道男子準々決勝の橋本選手の試合、相手は開催国の選手とは言え、それに臆することなく橋本選手は果敢に攻めていった・・・。
ところが、その責めに対し、途中素人では理解できない指導が入る。
私の記憶では、昔の柔道での指導は、消極的な姿勢に対する警告というものであった。
おそらく柔道は、積極的に組み、技を仕掛けないと延々に試合が長引く、その試合時間促進を様々なルールで外堀を埋め、選手の力強いパフォーマンスを引き出すことに努力しているのだろう。
ただ、最近では、促進ルールの指導ばかりでなく組手を嫌う行為、偽装的な攻撃 、極端な防御姿勢を取ることなどが反則としてあるようだが・・・。
この反則の適用は、何の一線を越えたら、どんな態度なら反則になるかは明確ではなく、結局審判員の頭の中の決断にゆだねられる・・・。
今大会の柔道の各試合の判定を見ると、審判員によって判定がだいぶ違うような気がする。
ただ、主審も、本部とコンタクトを取り、本部から主審の判定を覆す、あるいは主審に指導を促すようなちぐはぐな場面がここかしこに出てくる・・・。
橋本選手の最後敗戦を決めた指導が何をもって反則となったのかよくわからない・・・。
むしろ、相手選手の消極的な取り組みに、指導を与える場面は常にあった・・・。
どうもこの消極的な取り組みに対する指導も、2回目までは簡単に出すが、最後敗戦となる3回目の指導はなかなか出ないと言われる・・・。
こんなあいまいな柔道の判定は、これでいいのか・・・!?
バレーボールなど、ラインアウトかどうか、ネットにタッチしたかどうかで1点が決まる、もしわからなければVRで確認する。
柔道もキレイな技でだれもが一本と認める決着ばかりだったらいいが、判定が難しければ、VRなどで観戦者を納得させる必要があるのではないか。
柔道がこのままの判定で行われるなら、見る気にならない・・・。
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