もう、ステレオ装置の前でしか聴けないものと思っていたレコード盤が、この「アナログ録音」で今のメディア(CD・ipot・カーステレオなど)で聴けることができるようになった。
これで、今のCDにレコード盤が加わり、音楽のライブラリーが倍増したことになる。
そこで、さっそくレコード盤からインポート。
私の夏の時期の定番パーシーフェースオーケストラの「夏の日の恋」をパソコンに落とした。
始めはどんな音で入力されるか心配であった。
オーディオ的にいえば、たとえば、きっと、高音のシャープさが欠け、ダイナミックレンジが狭いだろうと思っていた。
つまり、ステレオで聴く音から比べれば劣化して、普通のラジカセの音ぐらいしか聴けないのか、と思った。
しかし、予想以上にいい音を再現する。少なくても、高音の質は、レコード盤の原音をできる限り再現している。低音は、バッチリである。
また、このソフトのいいところは、デジタル音源にした後、それを加工することも簡単にできるということだ。
全体の音量を上げる、あるいは前後の不要な音を削る、フェードアウトも自由、etc。
ただし、難を言えば、これは、パソコン側の機能なのだが、ステレオとならず、MONO(左右同じ音)で再現されてしまうことである。
何か、ステレオにする方法があると思うのだが。。。
とにかく、早速、レコードを再生しながら、パソコンにデジタルで保存した。
今回は、夏聴く曲を、過去のレコードから拾い出すこととした。
ジャズからクラッシック、フォークソングやアイドルの曲など、私が好む音楽ジャンルは、こんなたくさんあるのか、と自分でも不思議なくらいである。
要は何でも聴く、ということ。
夏によく聴く音楽は、以前このブログで述べた。
http://blog.goo.ne.jp/oishi21/d/20070708
また、今回は、EPもデジタル化。
「時間よ止まれ」、「中央フリーウェイ」など、昔のヒット曲を懐かしく聴きながら変換。
中には、写真でも分かるが、顔を見れば誰だかわかるほどメジャーなアイドル歌手の「青い珊瑚礁」も。
でも、この曲を聴くと、夏だ!と今でも感じる。
最近はどうやら朝晩、涼しくなってきて、そろそろ夏が終わる、と感じる。
そうすれば、オーディオの季節。
埃がうっすら着いたジャケットのレコード盤が、いよいよ息を吹き返す。
そして、わたしの過去の想い出も、ふつふつと蘇ってくる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます